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ベイスターズを陰で支えるクリーニング士の関村英樹さんに密着!

ココがキニナル!

横浜DeNAベイスターズにはどんなスタッフがいるの?どのようにしてチームの力になっているのですか?選手との関係もキニナル。(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

球団内でクリーニングを行うパイオニアは、クリーニング士の資格を持った関村さんをはじめ、どこの球団にも負けないキレイなユニホームに仕上げていた。

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ライター:山口 愛愛

互いにモチベーションを高める存在



このように、男性スタッフ4人が丁寧に黙々と手を動かしている姿を見ていると、母親が子どもの洗濯物をたたんでいる光景と重なってくる。時々、じっとTシャツを見つめ、汚れを確認したり、たたみ直す姿に選手へのひたむきな愛情が感じられるからだ。

関村さんは選手のユニホームを見て、クリーニング担当ならではの視点から、何か気付くことはないのだろうか。
 


選手に直接触れるシャツを扱うので慎重に


「石川雄洋(たけひろ)選手や梶谷隆幸選手、内村賢介選手はユニホームが汚れていることが多く、今日もグランドを駆け回ったな! と実感しますね。内村選 手は盗塁してもお尻はほぼ汚れず、スネの部分に土が着くんですね。スライディングが上手く、すぐに態勢を立て直して次の塁を狙っているのだろうと思いま す」
汚れひとつでも、選手の特徴がわかるようだ。
 


特に汚れる部分は選手によって異なる


「洗濯物の出し方も選手によって個性が出ますね。三浦大輔投手や加賀繁投手はロッカーも整っていて几帳面なのだろうと思います」と身近で感じることもある。
 


几帳面といわれる番長こと三浦投手


選手のこだわりを聞いてみると、「石川選手は、その日の気分で(ユニホームの)下をショートにしたり、ロングにしたり変えています。ユニホームを着替える ため、試合でショートにするときは、練習でロングになるので希望に沿って出しています。選手の気分がノルのが一番ですからね」。
 


石川選手は果敢な走塁でユニホームが汚れることも多い


この辺りは、用具の入来さんとの連携も必要になるが「入来さんとは同級生なので、気兼ねなく意見を言い合え、お互いスムーズにユニホームや道具の管理ができていると思います」。

選手の近くにいる分、ちょっとしたお願いをされることもあるという。
「黒羽根利規選手が、友人の結婚パーティーに出席するため、スーツで来たことがあったのですが、上着に肉まんの肉汁を垂らしてしまって、汚れを落としたこ ともありましたね。イタリア製だったので、高そうなスーツかもしれないと思い、ゴシゴシはやりませんでしたけど(笑)」

基本的に、クリーニングは練習や試合で使用したものだけだが、そんな手助けをしたこともあったそうだ。
 


特種な洗剤や助剤、柔軟材の配分がカギ


この日は、選手による横浜市内18区で野球教室を行っていたため、球場に足を運ぶ選手はほとんどいなかったが、関村さんが言葉を交わすことが多いという、黒羽根選手と小林寛投手が球場に来ていたので、コメントをいただいた。

黒羽根選手「当たり前に着ているユニホームかもしれませんが、裏方の人の支えがあるからこそ、集中して野球ができているのでいつも感謝していますよ」
 


「いつも感謝してます」と小林投手


小林投手「ナイターの試合が終わった後も、遅くまで残り、深夜にユニホームを洗ってもらっているのでありがたいです。おかげで気持ちよくプレイができています」
両選手とも、すらすらと感謝の言葉が出てきた。
 


関村さんたちのおかげで毎日キレイなユニホームに袖が通せる


関村さんにこの仕事をしていて一番嬉しいことを聞くと「試合に勝ったときの選手とのハイタッチ」と、すぐに答えが返ってきた。試合中は裏方の控え室から、様子をうかがっているという。

「選手がメモリアルの記念Tシャツを作ったときに、裏方の私たちにもくれることが多いので、それも嬉しいですね。
とにかく全員で守って、攻める、全員野球でどんどん勝っていきたいですね!」と力を込めた。スタッフと選手がお互いに感謝し合い、刺激し合って、モチベーションを上げていることが伝わってきた。
 


「チームの勝利が一番の喜び」と関村さん




取材を終えて



スタッフの洗濯もするので「我々は裏方の裏方」と関村さんが言っていたが、チームを支える、なくてはならない大きな存在であると改めて感じた。

関村さんのいう「全員野球」の“全員”には、クリーニングスタッフを含め、スタッフ一同の働きぶりも含まれているだろう。ベイスターズ選手が輝いて見えるのは選手の魅力はもちろん、ピカピカのステージ衣装をまとっているからかもしれないと思った。


―終わり―
 

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  • プロフェッショナルってこういうことなのかと改めて思いました。これからもベイスターズを応援していこうという思いが強くなりました。

  • 記事当時「用具の入来さん」だった入来祐作元投手(巨人→日ハム→メッツ→ブルージェイズ→横浜)は、現在横浜と日本シリーズを戦う福岡ホークスの3軍投手コーチです。

  • 細かいことですが、国家資格としては「クリーニング師」表記が正解ですね。それにしても、ここまでチーム内でやってるとは…、驚きの内容でした。

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