早朝の多摩川河川敷で大量の走る馬を発見!? ライター・松宮が騎手と調教師、そして競走馬に密着レポート!
ココがキニナル!
川崎の多摩川河川敷で馬が走っているのが気になります。川崎競馬場の練習場らしいですが、「香しい臭い」でじっくり見たことがないのです。競走馬の練習ってどんなもの?是非密着レポを(タロー先生さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「川崎競馬場」の練習場がある多摩川河川敷では午前2時半から9時ごろまで練習が行われ、見学可能。練習内容は速足や駆け足など、時期により異なる!
ライター:松宮 史佳
一般人は立ち入りできない厩舎に突撃!
練習場から徒歩数分で厩舎に到着!
・・・厩舎に生まれて初めて来た松宮。その広さに圧倒される。厩舎は“もはや独立した国”という感じ。ちなみに厩(うまや)は「600以上ある」とか!
馬を運ぶバス
敷地内には馬の体重計も!
広いので迷ったら“一生出られないかも”という気がしてくる
馬が生活する場なので、歩いていると独特なにおいがする。周囲は住宅街だが、衛生面ではどのような対策を行っているのか? 岩本さんによると、「清掃や消毒を徹底している」とのこと。また、近隣住民との交流を図るべく毎年10月には「馬頭観世音祭」を開催。騎手や調教師、厩務員の方々が出店(でみせ)を出すそうだ。
「馬頭観世音祭」ではレース中の事故などで亡くなった馬を弔う
ここでいよいよ裕也さんの城(厩)へ!
裕也さんは“全国最年少の調教師”。だが、「厩はこの競馬場で一番歴史があるんですよ」と裕也さん。
しばらく歩いていると、歴史を感じさせる厩に到着
よーく見ると・・・
“山崎裕也”の看板(手書き)が!!!
この建物は厩舎が建てられた「1949(昭和24)年当時のもの」らしい。なんともいえない味わい深さがある。
中は一体どうなっているんだろう!?
外には馬のブリンカー(馬の視野を制限する馬具)が干してある!
中へと進むと・・・
裕也さんは“開業したばかり”なのでここには馬がいない
だが、担当している馬は7頭おり、「ほかの厩に仮住まい中」とのこと。
天井はかなり高く、開放的
調教師は厩舎の一角を借り、馬の調教を行う。オーナーより預かった馬を調教し、レースで出走できるように管理する。
続いてミーティングルームへ
ミーティングルームは“和の雰囲気”が漂う
ここでは馬の調整法や「どの騎手がどの馬に乗るか」などの会議が行われる。
倉庫で馬の装具について説明してくれる裕也さん
馬の装具だけそろえるのに「250万円ほどかかった」とか!
これは馬用の毛布
調教師となって開業するにあたり、さまざまな装具をそろえる必要がある。「開業当初は特に大変だろうな」と推測。
馬のエサも拝見!
本来、馬の主食は草。だが、競走馬はパワーが必要なため、麦やとうもろこしなどの穀類も食べるそうだ。「馬のエサは人間でも食べられるんですか?」と松宮。「人間が食べられないものは馬に出さないですよ」と裕也さんが笑う。・・・確かに。
「じゃ、食べてみてもいいですか?」と質問する松宮。すると、「もちろん! でも取材で来て食べた人は今までいないですよ(笑)」と裕也さん。
・・・はまれぽライターとしては“食べずにはいられない”。
そこで、乾燥したとうもろこしを食べてみると・・・
「かったーーーーい!!!!」 (松宮を心配そうに見る裕也さんに注目)
つまり、“馬の歯はとても丈夫”ということがわかる。やはり食べてみないとわからないのだ! 超かたいが、味はモロ「とうもろこし!」でまずくない。
調教師はレースに勝つと、「一度に多くの人をよろこばせることができる仕事」。「そこにやりがいを感じる」と裕也さんは答えてくれた。
取材を終えて
馴染みのある多摩川河川敷に「川崎競馬場の練習場がある」と知り、本当に驚いた! しかし、都会にいながらも「間近で競走馬を見ることができる」のはうれ しい。今回は取材を通して普段お会いすることがない騎手や調教師の方にお話を伺うことができ、とても興味深かった。競馬には縁がなかったが、「川崎競馬 場」に親近感を持った。騎手の佐藤さん&調教師の裕也さんの活躍に期待したい!
―終わり―
取材協力
川崎競馬場:http://www.kawasaki-keiba.jp/
山崎厩舎:http://yamazaki-stable.wix.com/kawasaki#!stable/ctzx
sawataroさん
2014年09月20日 19時41分
こんなに近くで馬が見られるなんて知らなかった~!早起きして見に行きます♪
カニさん
2014年09月19日 19時20分
読みづらい。何でこんな所に「スペース」が?全ては書かないけど、「調教師の 方に」「見な ければ」「岩 本さん」「調 教師」「いない と入らない」「お父 さん」「騎 手になる」「かなり 華奢」「川 崎競馬場」「地 方競馬」・・・
tokusannさん
2014年09月19日 11時57分
人類の歴史の中で苦楽を共にした動物、犬、猫、に勝るのが馬,洋の東西を問わず、であろう役割を終えて競争の世界に生き延びて,終生を終える名馬もいる、今は無き古き友人と思います、よく取材してくれました,飼い葉を食するお嬢さん(ちょっとムリかな)でもうれしいですね、わくわくしながら、はいどくしました。