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ハマの番長・三浦大輔投手の独占インタビューも! 横浜DeNAベイスターズの新人自主トレの様子もレポート!

ココがキニナル!

横浜DeNAベイスターズ三浦投手が、セ・リーグ新人王の山﨑康晃選手らとともに取り組んだ自主トレの様子と投手陣の2016年の目標がキニナル。(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

三浦投手は、山﨑投手、三嶋投手、石田投手らと登山やダッシュなどで汗を流し、生活面での助言もしていた。目標は優勝をファンと分かち合うこと!

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ライター:山口 愛愛

「ファンが三浦を信じてよかった」と思える結果に



練習の様子や2016年の意気込みは分かったが、三浦投手にまだまだ聞きたいことがある! はまれぽのためにインタビュー時間を設けてくれたので、ハマの番長に横浜ファンに対する思いも聞き出してみよう。

――新しいシーズンの準備が始まりましたが、2015年のハマスタの大入り回数は日本一となった1998(平成10)年を大きく上回る43回もありました。2016年こそ! と思って球場に足を運ぶファンが増えていると思います。期待は感じていますか?

おととし、昨年と年を追うごとにファンが増え、ビジターでもお客さんが増えていますね。スタンドからの勢いを感じるんですよね、とても励みになっています。

ベテランになってきたのもあるから、年々マウンドに上がるときのファンの歓声で鳥肌の立つ回数が増えてきているんですよ。
 


三浦投手は、毎試合、イニング間の「がんばれ」コールに右手を上げてこたえている

 
――2015(平成27)年、三浦投手が初勝利を上げた日も外野席で応援していたのですが、割れんばかりの大歓声が起こりました。

僕自身の開幕戦。4月にチームにいられなくて、自分自身もしんどい思いをしていました。あのタイミングで1軍に上がって、おおげさかもしれませんが背水の陣くらいの気持ちでいったんですよ。これで打たれたら、また落とされるなと。

練習中もブルペンでも、マウンドに上がるまで、いろんなことが頭をよぎりながらも、集中して。

――百戦錬磨の三浦投手でも、そんな心境になっていたのですね。

いろいろ考えながらも、ベンチから駆け上がりコールされた瞬間、スタンドからの声援がものすごくて、正直泣きそうになったんですよ。

みんながこれだけ待っていてくれたんだ、こんなに応援してくれてるんだと思って。
1球投げれば試合に集中できましたけど、そこにいくまでには、いろんな思いがありました。
 


ベテランならではの思いも

 
――あの勝利で単独首位に立ち、ファンはやっぱり番長がいなくては! と改めて感じたと思います。

いろんな方にそういっていただいて、ありがたかったです。あの中で勝てたからホッとして、よかったなと。僕も嬉しかったけど、僕以上にファンの方が喜んでくれて。勝った喜びよりも、ファンがこれだけ喜んでくれる、という喜びのほうが大きいんですよ。

――三浦さんらしいですね。2016年はピッチングコーチとしても3年目を迎えます。勝ち星を伸ばし、さらにファンに喜んでもらうためには、どんなところが課題になるでしょうか?

若い選手が多いだけに勝っているときは勢いが出るけど、負けるとすぐ自信喪失するような、マイナスのイメージが膨らみ過ぎるんじゃないかと思うんですよね。

僕自身も反省点がありますが、みんな一生懸命やってるけど、それだけじゃこの世界はやっぱりダメ。
上手くいかないときでも、どうやって勝ちに結びつければいいのかを考えて。自信を持てば、ちょっとしたことだけで変われる選手はいっぱいいるんですよ。

――メンタルの部分が大きいのでしょうか?

それもありますね。ブルペンで見ていて、みんなすごい球を投げますからね。なんでこの球で勝てないのか、もったいないと思う。それは、勝負どころでの気持ちの持ち方とか、自分で自分を苦しめている部分があって、良い方向に気持ちを持っていけるように、と思っています。
 


「自信を持つと人は変わる」

 
――三浦さんご自身はどんな風に気持ちを切り替えているんですか。

修正ポイントを上げて、じゃあ、これを試してみよう、と。引き出しがあるので、打たれても次に向かってそれをずっと続けないと。

どんなにすごいピッチャーでも打たれるんだから。ゼロに抑えるのが目標だけど、あれダメ、これダメと窮屈になりすぎてしまうのが、とくにうちのピッチャーにはある気がしますね。

――具体的にはどんな点でしょうか。

たとえば、ハマスタだから低く投げないとホームランを打たれやすい、とかいわれるけど、そればかりに固執してしまったり。もっと違う大事なところもあるし、そこはうまく切り替えてあげて。

あれもこれもダメという考え方ではなく、勝負の世界で逃げ道も遊び心も、余裕もあってもいいんじゃないかなと思います。口でいうのは簡単で、難しいんですけどね(笑)
 


遊び心も必要

 
――そのような話をよく投手陣にしているのですか?

打たれた試合の後には話はしますが、試合直後がいいのかな、この選手は今はイライラしているだろうから気持ちを切り替えて、明日ちょこっと話せると良いだろうな、とか考えて、接しています。
選手や場合によって、これはすぐに言っておかなければと思っときは、すぐに声を掛けます。

――今年の投手人の目標や意識するところは?

1軍の枠は限られているので、まずはチーム内競争です。監督が変わり、ローテーションも変わるし、新たな戦いが始まる。チーム内での争いを低いところでやっているので、高いところで争わないと他球団に勝てない。

チームの目標はもちろん優勝。それに向けての先発の役割が大事です。
クライマックスを目指すとは言いたくない。そんなチームはBクラスになる。本気で優勝争いをして敗れたチームが2位、3位に残るものだから。優勝したい。そこは絶対。
 


「みんながんばっている。他球団以上にがんばらないと優勝はない」

 
――なるほど。話は変わりますが、三浦投手は横浜の生活も20年以上になりますね。地元の方が多く読んでくれているので、横浜らしい質問も。横浜で好きな場所はありますか?

そうですね、横須賀(2軍の寮生活)と横浜を合わせてもう25年。18才でこっちに出てきて、大阪、奈良より長いですからね。
一番、好きな景色があるんですよ。沖縄でのキャンプが終わって、羽田から自宅に帰るときに通る湾岸線。

つばさ橋の手前で、真正面から少し左にベイブリッジが見えて、右にみなとみらいの夜景が見えるんです。あの景色を見ると、長いキャンプを終えて、あぁ横浜に帰ってきた! と実感が沸き、ホッとしますね。若いときなんか、今よりキャンプがシンドかったので、余計に。

――休みの日などはリフレッシュしにお出かけしますか? 私がよく行くお好み屋さんで、お見かけしていますが。(笑)

都筑区荏田東にある「好鐡 (こうてつ)」ですね。たまに家族で晩ごはんを食べに行きますよ。子どもが大きくなってきたので、家族みんなで出かけることは少なくなりましたが、休日はみなとみらいや横浜駅近くなどに買い物に行きますよ。
 


ファンサービスも丁寧

 
――では、最後にはまれぽを読んでいる方へメッセージをお願いします。

ファンの方には本当に力をもらっています。最下位であんな状況でも何年も前から応援してもらっていて期待に応えられていないので、横浜を応援してよかった、三浦大輔を応援していてよかったと思ってもらえるように、優勝という結果で、ファンのみなさんといっしょに喜びたいんです。

今年も力を貸してください。1年間いっしょに戦ってください! ヨ・ロ・シ・ク!!
 


優勝しましょう! 応援ヨ・ロ・シ・ク!!

 


取材を終えて



練習に取り組む姿勢、後輩、報道陣、ファンへの対応もまさに「プロフェッショナル」。そんな言葉が三浦投手には似合う。

2009(平成21)年にFA権を取得し、当時2位の阪神タイガースから好条件での誘いがくるも、低迷している横浜に残り、ファンのためにもチームの立て直しを決意した。「弱いチームが強いチームを倒す方がかっこいい! それが三浦大輔の生き方」だという。取材中も何度もファンへの感謝の気持ちを口にしていたのが心に残る。

1998(平成10)年の優勝を経験している選手は三浦投手しかいない。ファンの間でも、「番長がいる間にもう1度優勝を」という声を耳にする。若手の見本となり、今年もチームをけん引し、ファンとともに優勝を分かち合えることを願う。

三浦投手らへの応援のメッセージなど、投稿をお待ちしております!


―終わり―
 

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  • 登山お疲れさまでした。三浦選手を応援しているので、先日厚木まで練習を見に行きました。スタンドから見てて、何の(ための)練習をしているのかよく分からなかったのですが、記事を読んで、撮った写真を見たら、なるほど!と思うことがありました。また改めて練習を見に行きたいと思いました。番長がんばれ!!

  • 三浦選手はなによりマスコミ対応が優れている、というのを感じる。究極は中畑前監督だと思うけど。今回自主トレに参加した若い選手たちは、三浦選手のトレーニング論や生活面での話もそうだけど、こういったマスコミ対応についてもすごく勉強になったんじゃないだろうか。

  • 大洋が横浜に来てからのファンです。前回の東京オリンピックの前年に生まれて、まだ1度しか横浜の優勝を見たことがありません。前回の優勝を知る三浦投手に選手一同を引っ張って頂き、是非もう1度横浜の優勝を拝みたいです。

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