9年ぶりの頂点を目指して！

横浜F・マリノスは今季絶好調。2010（平成22）年は18チーム中8位から2011（平成23）年は5位、昨年は4位と徐々に順位を上げ、中村俊輔選手らを中心に、過去3年間の悔しい思いを晴らすかのような試合を展開している。
チームはこれまで33試合を終え、18勝7敗8分（勝ち点62）の好成績。最終戦を残して首位を堅守している。11月30日（土）のホーム最終戦での優勝も期待されたが、アルビレックス新潟に敗れ、優勝を決めきれなかった。

マリノスのホーム・日産スタジアム

そのため、最終戦で負けか引き分けると2位のサンフレッチェ広島か3位の鹿島アントラーズに逆転優勝をさらわれてしまう可能性がある、という窮地に立たされたが、7日（土）午後3時30分から等々力陸上競技場（川崎市）の試合で川崎フロンターレに勝てば、9年ぶりの栄冠に輝く。

さあ！　頂点へ！（c）Y.M.C

悲願の優勝に向け、横浜市内の商業施設などでもマリノスへの祝福ムードが高まっており、着々と「優勝記念セール」に向けて準備を進めている。

そごう横浜店では、7日に優勝が決定した場合、翌日の8日（日）から15日（日）までの8日間、全館で「横浜F・マリノス優勝セール」を実施。初日にはマリノスのマスコット「マリノスケ」も駆けつける予定。
また、8階スポーツ用品売り場では、税込5000円以上購入した先着総計30人に2014年版マリノスオフィシャルカレンダーをプレゼントも計画している。

優勝セールを計画している、そごう横浜店

また、横浜タカシマヤでも優勝決定翌日から3日間（8～10日）、「祝！　優勝！　横浜F・マリノスVICTORY SALE」と題し、全館でセールを行う。セール初日は正面玄関で先着100人に粗品のプレゼントもある。

横浜タカシマヤでも優勝セールを実施する

地元企業や商店街もさまざまな企画を準備している。

1993（平成5）年のJリーグ発足当時からマリノスを応援してきた横浜信用金庫（中区尾上町、斎藤寿臣〈かずみ〉理事長）では「横浜F・マリノス優勝記念定期」を販売する。
販売期間は12月13日（金）～30日（月）までで、金利は通常0.025％に対して、9年ぶりの優勝にかけて9倍の0.225％となる。預入金額は、一契約10万円以上で上限1000万円。募集金額が100億円になった場合は終売となる。

イセザキ・モール1・2St.では、加盟店の約3分の1が優勝決定の翌日から3日間（8日～10日）、セールを実施する。割引率や協賛店舗は現在調整中とのこと。

こちらもJリーグ発足時からマリノスを応援してきたイセザキ・モール1・2St.

期間中に「優勝記念セール協賛ジャズ・ライブ」と称し、カトレヤプラザ伊勢佐木店頭の通称「ゆずステージ」で12時30分と13時30分から約30分間、毎日ジャズライブを行う。

カトレヤプラザ伊勢佐木の前ではジャズライブも

また、野毛では有志の店が集まって、優勝当日に「マリノス優勝！　大祝賀会」を開催。サポーターが集まり次第、野毛小路で樽酒（4斗樽＝36リットル）とシャンパン（10数本用意）を無料で振る舞う。

盛り上がること必至！

そのほか、マリノスサポーターを証明するユニホームやグッズなどを身につけていれば、「バジル」グループや「SPORTS BAR SHEVA（シェヴァ）」など12店舗で中村俊輔選手の背番号「25」番にちなんでドリンク全品250円などといったサービスが受けられる。

取材を終えて

12月7日の試合でマリノスが勝てば文句なしの優勝だが、負けか引き分けで優勝を逃してしまう可能性もゼロでない。サポーターはもちろん、「優勝セールに興味がある」という方も、土曜日は試合会場やテレビの前で声をからして横浜F・マリノスを応援しよう！

はまっしーも応援しているかも

―終わり―