【震災れぽ18】不足していた商品の現状は?
ココがキニナル!
品切れとなっていた食料品やトイレットペーパーなどの生活必需品は、現在どうなってるの?
はまれぽ調査結果!
一部の商品を除いた食料品や生活必需品は、私たちの生活に戻ってきています!
ライター:はまれぽ編集部
先日、皆さんから爆発的な反響のあった、
「【震災れぽ11】スーパーから食料品が消えた?」
「【震災れぽ7】トイレットペーパーの在庫状況はどうなってるの?」
「【震災れぽ9】電池が売ってるところってあるの?」
「【震災れぽ10】震災後のガソリン事情は?」
の生活必需品についてのレポートだが、その後の経過についてキニナルところ。
そこで今回はまとめて、横浜の皆さんに現状を報告していきたい。
食料品の状態はいかに?
まず、スーパーはどうなっているのだろうか?
3月22日、前回同様「マルエツプチ関内店」に訪れてみたところ、品切れとなっていたカップ麺や食パンは元に戻っていた。
カップ麺も棚に並びはじめた(3月22日18時11分時点)
次に関内セルテの食料品売り場へ訪れたところ、マルエツと同様、食料品は一部を除き元に戻っていた。
菓子パンも種類が増え、元の状態に(3月22日18時22分時点)
なお、両店舗にて品切れとなっている一部の食料品(納豆や牛乳、水など)について店員に理由を伺ったところ、震災の影響で流通がなかなか回らず、少量しか入荷できないとのこと。食料品はある程度は元に戻りつつあるが、一部商品は棚に戻るまでには少々時間がかかりそうだ。
トイレットペーパー不足は解消されたのか
次は食料品と同じく品薄状態となっていたトイレットペーパーだが、現状は前回と変わらない。
マツモトキヨシ店員いわく、入荷は前回あったきりで次の入荷予定は未定とのこと。
まだ入荷は未定とのこと(3月22日18時2分時点)
では先日、トイレットペーパーが販売していた「Fit Care DEPOT」はどうなのだろうか?現地に行くと、18時30分時点で、数こそ少ないにせよ、普通に販売を行っていた。このことから考えると、各店舗、メーカーの流通状況によって状況が異なるようだ。
数は少ないがちゃんと販売していた(3月22日18時37分時点)
乾電池の販売状況
続いて電池の販売状況はどうなのだろうか。前回同様、センター北のくろがねやへ訪ねてみたところ、単3電池は販売をおこなっているが、相変わらず単1・単2に関しては販売完了している。店員に尋ねてみたところ、被災地へ優先してまわしているため、入荷が減ってしまっているようだ。ちなみに当日、50ケースを入荷したが午前中で販売終了したらしい。なお、入荷については未定とのこと。
単1・単2電池は相変わらず無い(3月24日17時38分時点)
一方、ヤマダ電機を尋ねてみたところ、単3電池に関しては入荷し、数こそ少ないにしろ販売していた。
しかし単1・単2に関してはセンター北のくろがねやと同様完売状態。こちらに関しても被災者優先のようだ。
ヤマダ電機には単3電池が並び始めた(3月24日18時12分時点)
ガソリンスタンドの渋滞は解消されていた
最後に中区扇町のガソリンスタンドを訪ねてみた。道路を挟んで向かい合う2件だが、両店舗にガソリン待ちの列はなく、先週までの騒動がまるで嘘のようである。
ガソリン待ちの列が嘘のようになくなった(3月24日15時40分時点)
セルフスタンドも平穏を取り戻した(3月24日15時41分時点)
JX日鉱日石エネルギーの根岸製油所(日量27万バレル)が21日に操業を再開したのが大きいのではないだろうか。
しかし、被災地にはまだまだ必要量が届いていないのを忘れてはならない。
取材を終えて
一部の商品を除いた食料品や生活必需品は、私たちの生活に戻ってきた。
品薄となっている商品に関しては、被災地へ優先的に回していることが多いため、棚に戻ってくるにはまだまだ時間がかかるだろう。
しかし、忘れてはならないのは、現在も被災地では物資が足りない状況が続いているということ。
それに比べれば、私たちの生活には十分過ぎるほど、モノが足りている状態ではないだろうか。
今はモノの有難味を噛みしめ、必要以上の消費を控えるべきだと考える。
さて、皆さんはこの件についてどう思うだろうか。
よろしければ皆さんの意見をはまれぽ編集部までお聞かせ願いたい。
― 終わり―
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