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梨の美味しい季節になりました。横浜ブランドの「浜なし」が食べたいのですが、なかなか手に入りません。一体どうしてなのでしょうか?(だいふくmochiさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「浜なし」は樹上で完熟させるので、ほとんどが収穫してその日のうちに直売や宅配で販売されるため。つまりスーパーや八百屋の店頭には並ばない!

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2011年09月01日

ライター:松野 孝司

浜なしはなぜ“幻のなし”と呼ばれるようになったのか?

ご存知の方も多いだろうが、「浜なし」とは梨の品種名ではなく、横浜市内で生産された梨の統一ブランド名だ。
キニナル投稿にもあるように近頃はなかなか手に入らない、「幻のなし」と呼ばれているようだ。

品種はいわゆる“三水”と呼ばれる「豊水」「幸水」「新水」が96%を占める。
いずれもスーパーや八百屋の店頭で見かける品種であり、特に珍しいものではない。

それがどうして「幻のなし」と呼ばれるほど貴重品になったのだろうか。
 


樹上で完熟させるのが「浜なし」など横浜ブランドのフルーツの特長


「『浜なし』が“幻のなし”と呼ばれるのは市場にはほとんど出回らないからなんです」というのはJA横浜の油井通一さん。

一般的に果物や野菜は店頭に並ぶ頃に完熟するように早めに収穫する。それに対して「浜なし」は樹上で完熟させる。
そのため市場で販売されているものと比較すると、糖度も旨みもはかるに強いのだという。

「果樹生産者が完熟した食べ頃のものを朝収穫します。もしこれを流通ルートに乗せると、その分だけ食べ頃の時期が過ぎてしまう。それではせっかく完熟させた意味がありません」(油井さん)

そのため「浜なし」を手に入れるためには、栽培農家の直売所で購入するか、宅配で取り寄せるという方法ぐらいしかない。

「購入場所は限られていますが、生産者の顔が見えるということが、消費者に安心感を与えるようです」(油井さん)

「浜なし」の栽培農家は、講習会・巡回検討会などを地区ごとに行い、品質の向上と栽培技術の習得に努め、「浜なし」の名に恥じないよう努力しているそうだ。

もちろんこうした取組みは梨だけでなく、「ぶどう」や「柿」なども「浜ぶどう」「浜柿」という統一ブランドをつけて栽培・販促に当たっている。
 


JA横浜と生産者が二人三脚で「浜なし」ブランドの確立に取り組んだ



最盛期は1日1~2トンが売り切れてしまう

さて、「浜なし」を作っている生産者は、この浜なし人気をどう思っているのだろうか。
泉区中田北で果樹園を営む長谷川勝行さんに聞いてみた。

長谷川さんは、8月23日に二俣川駅コンコースで行われた「横浜夏季果樹持寄品評会」(主催=横浜農協・田奈農協)で、優良賞を獲得するなど「浜なし」栽培の第一人者のひとりだ。
 


浜なしの魅力を語る長谷川さん


「私たち生産者にしてみれば、一番美味しい状態で食べてもらいたいんです。その結果、現在のような直販に行きついたわけです」(長谷川さん)

もともと長谷川さんは養豚業者だったが、15年前に果樹栽培業に転業。今では梨の他、柿、ぶどう、りんごなども栽培。
「浜なし」に限っていえば最盛期(8月中旬~9月下旬)には1日で1~2トン販売するという。

直販所と宅配の割合は半々程度だというが、直売所ではオープンして1時間で売り切れてしまうことも珍しくないそうだ。
 


長谷川さんの直売所。午前9時半から営業
 

この日も「浜なし」は1時間程度で売り切れてしまい、茄子やピーマンなど野菜が残っているだけ


「ご近所の方はもちろんですが、親戚の方にお土産で頂いたら美味しかった、と東京や千葉からも注文が入ります」(長谷川さん)


現在は大人気の「浜なし」だが生産を始めた昭和40~50年代は、知名度はほとんどなく、生産者の方は販売に大変苦労したという。

「看板や新聞チラシ、ビラ配りなど考えつく限りの宣伝を行い、なかにはPRと集客のため梨園にミニSLを走らせたこともあったと聞いています」とJA横浜の油井さんもこう証言する。
 


長谷川さんの果樹園では梨の他、ぶどうや柿、りんごまで栽培されている


幻の「浜なし」は、どうすれば手に入るのか!? 次のページ

 

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