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ホテルニューグランドのバー「シーガーディアンⅡ(ツウ)」。チーフバーテンダーの太田圭介さんと、バー初心者の筆者が毎週1杯のカクテルをとおして、「バー」という場所のたしなみ方を考えます

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2017年07月13日

ライター:はまれぽ編集部


今夜のカクテル:マティーニ
 

ジンにベルモットを加え、ステアする(ミキシンググラスに氷と材料を入れ、バースプーンで混ぜる)マティーニ。「キング・オブ・カクテル」とも呼ばれるほど有名なカクテルだ。

「バーテンダーにとっておいしいマティーニを作ることは、バーテンダー人生をとおしてのテーマなんです」と「シーガーディアンⅡ」のチーフバーテンダー、太田圭介(おおた・けいすけ)さんは言う。使うお酒の種類が少なく製法もシンプルなマティーニ。だからこそ、ごまかしが効かずバーテンダーの力量が試されるカクテルなのだそう。



そもそも「バー」ってなに?

まず、「バー」とはどういう場所なのか、太田さんにお伺した。

 

「シーガーディアンⅡ」の太田さん。よろしくお願いします!
 

「バーはこの空間の居心地とお酒を、バーテンダーを含めその場にいるすべての人と共有する場所です。その場にいる人たちで作り上げている雰囲気を楽しんでもらえたら」。

なるほど。バーの楽しみ方はお酒を味わうことだけではないのか。

ちなみに、筆者は「シーガーディアンⅡ」のような格式高いバーにはこれっぽっちも縁のない20代前半の若輩者。ある日突然やってきてもいいものなのだろうか。

「バーで過ごす時間は、みんなで共有している時間なのだという意識をもって、最低限のマナーを守れば何も心配はいりませんよ」
太田さんの言葉にほっとする。バーの雰囲気を楽しむのに必要なのは、年齢じゃないということですね。

ちなみに、最低限のマナーとは、ドレスコード(シーガーディアンⅡの場合は、短パン、ビーチサンダル、ぞうりはNG。男性は襟付きのシャツだとベター)だったり、自分勝手なふるまいをしないこと。つまり、その場の空気を乱さないように常識的な行動を、ということだ。

「バーにあまり行き慣れていなかったり、入ったことのないバーで勝手がよく分からない時など、バーに入るときに不安なことがあったら、思い切って入口で全部バーテンダーに聞いてみてください。その対応でもしいやな感じがしたら、そのバーに入る価値はありませんね(笑)」

もともと、「バーテンダー」という言葉は「bar(棒)」と「tender(世話する人)」を組み合わせたもの。太田さんをはじめ、バーテンダーは客席との間のバーカウンターを境にして、店内のすべての空間を把握し、その秩序を保っている存在なのだ。
バー初心者でも、バーの入り口でモジモジしたり、変な知ったかぶりをして飲んだこともないカクテルの予想外の味にウワッとなったりする必要はない。分からないことは素直に聞いて、バーテンダーに身を任せてみよう。

 

まずは扉をたたいてみよ、臆することはないのだ
 



「マティーニ」をたしなむということ

今夜、太田さんに作ってもらった「マティーニ」には、バー初心者が陥りやすいトラップが潜んでいる。「キング・オブ・カクテル」というだけあって、知名度の高いマティーニ。カクテルをまだあまり知らない初心者は、どこかで耳にしたことのあるマティーニを、よく分からないままとりあえず恰好をつけて頼んでしまいがちなのだ。

だがこのマティーニ、実はアルコール度数が35度以上とかなり高め(ビールは約5度)であり、さらに味わいはかなり辛口な上級者向けカクテル。いざ口をつけたらアルコールが強すぎて飲めない! どうしよう、無理! ということにもなりかねない。

 

筆者もそのうちの一人でした
 

「お客さんが今、何を飲みたいのか。それを見つけ出して最良の一杯を作ろうとするのがバーテンダーです。飲み物を頼むときだって、カクテルを知らなかったら、"甘くてアルコールが強くてシュワッとしたの"、とかふんわりしたイメージを伝えてくれたらいいんです」

その太田さんの言葉を聞いて、筆者のバーに対するイメージは大きく変わった。
無理して気取ったりせずに、率直に「初めてです、少し緊張もしています」と伝えればいいのだ。きっとバーテンダーが優しく受け止めてくれる。だってバーのテンダーなのだから。

太田さんいわく、そうして作ってもらったカクテルが気に入れば、今度はほかのバーで同じものを頼んで飲み比べてみたり、店やバーテンダーの雰囲気の違いを感じてみたり。そうやってバーをたしなむための知見をどんどん広げていくものなのだとか。

何事も、はじまりはいつだって未知なものにあふれている。少しずつ経験値を積んで、いつしかカクテルグラスを傾け、マティーニに込められたバーテンダーの心意気をしっとり感じられるような大人になりたいです。

 

筆者にはまだ遠いマティーニ
 


次回は~「ジントニック」とイロハ~をお届けします。


―終わり―
 

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  • マティーニのオリーブは食べるのか?食べないのか?食べるのならいつ食べるのか?も知りたかった。

  • 肝心のマティーニに関する話がちょっとだけっていうのがはまれぽらしいといえるけど、これだけ名店がそろった横浜でこういう記事を始めたんですから「コック宝」シリーズみたいに尻切れトンボにならないことを切に願います。できればシーガーディアンだけにこだわらず、幅広く回って本当に息の長いシリーズにしていただきたいです。

  • こんな敷居の高いオーセンティックな店より、はまれぽらしく野毛とかイセザキモールにいくらでもある入りやすい店に行けばいいと思います

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