有隣堂 月間BOOKランキング2017(平成29)年8月
ココがキニナル!
有隣堂 月間BOOKランキング2017(平成29)年8月
ライター:ミズグチマイ
横浜が誇る書店「有隣堂」の強力バックアップでお届けする「有隣堂 月間BOOKランキング」
有隣堂全店の月間ランキングをジャンル別にご紹介! はまれぽライターが、はまれぽならではの横浜にまつわる本をいろいろな切り口でご紹介します。
今月も、「頑張らなくていいダイエット本」がランクイン。各カテゴリをクリックすると有隣堂サイトでランキング詳細を見ることができます。
4ジャンルの中から、キニナル本をクリック! | ||
総 合:『体幹リセットダイエット』佐久間健一(1000円+税、サンマーク出版)
ビジネス:『多動力』堀江貴文(1400円+税、幻冬社)
文 庫:『君の膵臓を食べたい』住野よる(667円+税、双葉社)
コミック:『ONE PIECE(86)』尾田栄一郎(400円+税、集英社)
「外国人ウケしそうな怪しいタイトルですが、その効果はメダリストの吉田沙保里さんも絶賛するほど。15秒ツボを押さえるだけで、疲労回復する甲賀流忍者 秘伝の術を誰でもカンタンにできるようまとめた1冊です」
(本店 佐藤さん))
『15秒押さえるだけで超・疲労回復! 忍者マッサージ』
芳原雅司 監修
扶桑社(1600円+税)
「教科書で3行くらいにサラッとまとめられていた、『応仁の乱』がドサッと詰まっています」
(本店 本田さん)
『戦国時代前夜 応仁の乱がすごくよくわかる本』
水野大樹
実業之日本社(800円+税)
「『法医昆虫学』を用いて事件捜査に協力する、女性学者のお話。昆虫の意外な生態に驚き、読みだしたら止まりません!」
(本店 村上さん)
『法医昆虫学捜査官』
川瀬七緒
講談社(832円+税)
筆者がはまれぽならではの横浜にまつわる本をいろいろな切り口でご紹介します。
仕事のうっぷんを晴らすには 本と酒だ。
今回紹介するのは4コマ漫画『独身OLのすべて』だ。
突然OLマンガ? 横浜と関係がないのでは? と思われるだろうが、こちらの『独身OLのすべて』のみなとみらいエリアを舞台にしていると思わしき描写が、大量にある作品なのだ。
主人公はデザイン会社に勤務するアラサー3人組。可愛い絵柄と相反して主人公たちは基本的に怠惰でロクでもない事ばかり言っている。
独身OLのすべて(6) まずりん著/講談社(950円+税)
表紙にはパンチのきいたセリフが並ぶが、これは誇張ではない。全編にわたって繰り出される刺激的なメッセージ。パンクロック精神に満ち溢れたOLたちの社会人戦記なのだ!
肉欲に満ちているとか、腐女子であるとか、干物っぽいとか、女子力底辺でテキトーで不真面目そうに見える3人のOLたちだが、任された案件を徹夜でやりとげる仕事人気質を持ち合わせている。サラリーマンには共感できる仕事の「あるある」なネタも。
「お互いを罵倒しあいつつ、なんだかんだ仲良い」って萌えだよね
終電をなくした3人が飲みに行く先は、なんと伊勢佐木町や野毛! 横浜ツウとして読むと「この辺りに主人公たちの務める会社がある設定かな・・・?」と想像しやすいだろう。
この作品を読んだ後は、ヨコハマで友達と一緒に呑みたくなる。仕事でクサクサした夜に、オススめの1冊だ!
取材協力:有隣堂伊勢佐木町本店
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