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「上海横浜友好園」で進行中の工事は「改修」? それとも「新築」?

ココがキニナル!

本牧市民公園の「上海横浜友好園」の工事。改修工事とのことですが、現場の看板には“新築工事”と記載。老朽化を理由に立ち入り不可でしたが、工事後はどうなるのか、気になります(濱俊彦さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

老朽化で危険な状態だった施設を、見た目はそのままに作り直す工事が進行中。完了後は江南様式の中国庭園が再び楽しめる!

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ライター:はまれぽ編集部

改修? 新築?

中区の本牧市民公園内にある「上海横浜友好園」は、1989(平成元)年に、横浜市と上海市の友好都市締結15周年を記念して作られた施設。

現在は見ることができないが、横浜市のホームページによれば、「ハクモクレンに因んで命名された玉蘭庁を中心に、庭院、曲橋で結ばれ、六角形の二重屋根が特徴的な湖心亭からもう一つの出入口の竹門などが池の中に巧みに配置され、背景となっている三溪園の緑と崖が独特の雰囲気を醸し出しています」という。
 


工事の真っ最中だ

 
横浜市が上海市に寄贈した「横浜上海友好館」のお返しという形で、上海市が整備した中国江南様式の庭園である「上海横浜友好園」。老朽化が進んだことで2010(平成22)年からは、立ち入り禁止になっている。
 


庭園の入り口である「園門橋」にも近づけない状態

 
長らく外から眺めることしかできない状態だったが、横浜市は上海市と協議の上で、現在の見た目を残しながら、安全な状態に復元することを決定。2018(平成30)年3月から工事を開始した。
 


園門橋の奥にある「玉蘭庁」も、解体後に現在の姿に復元される予定

 


園内には一面のハスが。見ごろを迎えると絶景になりそうだ

 
確かに以前の姿の通りにする改修工事ではあるが、建物を新しく作るために新築工事でもある。そのために、「改修」と「新築」の表記がそれぞれ用いられることになったようだ。
 


しばらくは工事に伴う迂回が必要になる模様
 

工事完了は今年11月の予定だが、進捗状況に応じて後ろ倒しになる可能性もあるという。

もちろん、修復後は老朽化による危険な状態も解消され、江南様式の庭園を楽しむことができるようになるはず。完了を楽しみに待ちたいところだ。


ー終わりー

 

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