いよいよホーム開幕! 2013年本拠地開幕戦・初日の様子をレポート!
ココがキニナル!
開幕3連戦を勝ち越したDeNAベイスターズの2013年 本拠地開幕戦・初日の様子をお届け!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
天気が心配された中、多くのファンが横浜スタジアムに駆けつけた。試合には敗れてしまったが、まだまだこれから!
ライター:田中 大輔
「クライマックス・シリーズに!」
布袋寅泰さん作曲の新応援歌をみんなで歌った後は、いよいよ選手たちの登場だ。
中畑監督を筆頭に、コーチ、選手がグラウンドに
マウンド前に全員整列。いよいよ緊張感も最高潮に
チームを代表して、キャプテン・石川雄洋選手がマイクの前へ。
「選手、監督、コーチ、そしてファンの皆さんと一緒にクライマックス・シリーズに行きましょう!」という力強いメッセージに、スタンドからは大歓声が巻き起こった。
スタージェットが舞うハマスタ
試合の方は、初回に1点を先制されるも、直後の攻撃でブランコの2点タイムリー二塁打で逆転。その後、ジャイアンツに再逆転を許すも、3回に再びブランコ。ランナー2人を置いて、レフトスタンドに2号3ランを叩き込みまたまた逆転。
ライトスタンドは満員。応援団のラッパが聞こえないほどの歓声だった
乱打戦の展開となったが、5回。
継投が後手に回り、一挙に6点を取られ6-9とリードを奪われてしまう。
さて、このホーム開幕シリーズでは、入場時にファンに「スタージェット」がプレゼントされている。
いわゆるジェット風船。ベイスターズカラーの2つセット
3連戦で合計6万5千セットが用意され、ラッキー7の攻撃前に青い風船、チームが勝利を収めた場合は試合終了後に水色を飛ばすという試み。
ふくらませるとこんな感じになる
屋外球場で、かつすぐ近くを電車が走っている横浜スタジアムではこれまで禁止されてきたが、遠くに飛びすぎない風船を採用することや、市のバックアップもあって実現したイベントだ。
7回表が終わると、逆転を信じるファンの手から無数のスタージェットが横浜の空へ。
ハマスタの空を青く染めるスタージェット
それに応えるようにベイスターズ打線も7回と8回に1点ずつを返すが、わずかに及ばず。壮絶な打ち合いの末、8-10で敗れてしまった。
ファンの声
試合後、ファンにも話を聞いてみた。
この日、スタジアムで知り合ったというおふたり、村上さんと中村さん。
村上さんは3年ほど前からのファンで、この日が初めてのハマスタだったそうだ。
残念な結果だったが「面白い試合だった」と初スタジアムを満喫した様子。
中村さんも「ブランコの加入が大きいですよね」と打線の厚みに手応え。
元々は近鉄ファンという中村さん(左)と初ハマスタの村上さん
今季の期待について聞くと、「もちろん優勝してほしいけど、巨人が強いから」とちょっと弱気。それでも「なんとか2位に入ってほしい」と初のクライマックス・シリーズ進出に夢をふくらませた。
取材を終えて
試合の方は、より強力になった打線という強みと不安を残す投手陣という弱点、両方が出た象徴的な内容だった。
それでも終盤まで追い上げムードを作り続け、昨シーズン4勝17敗3分といいようにやられた王者・ジャイアンツ相手に気概を見せた。
今年はココで1試合でも多く! 絶対にクライマックス・シリーズへ!
DeNA体制になって、目に見えてファンサービスは良くなっている。この本拠地開幕シリーズでもさまざまなイベントが目白押しだ。
でも、一番のファンサービスは、チームが勝つこと。
まずは仕切り直しだ。今日のジャイアンツ戦を取って、ハマスタ1勝目を飾ろう。
そして、選手たちの頑張りと皆さんの応援で、秋にはみんなでクライマックス・シリーズへ行こうじゃないか!
―終わり―
かにゃさん
2013年04月04日 23時21分
今日も負けました。開幕二連勝の後の三連敗。明日からのヤクルト戦で悪い流れを断ち切るしかない。点は取れてるんだけどなぁ。