「おいしい」だけのイベントじゃない

　

約200人が、今や遅しと開始の合図を待つ
　

一番先頭に並んでいた家族にインタビュー
　

写真の小林さんご一家は、昼の1時半から並んでいたのだとか。ほかの店にも親戚を派遣し、後で集合して、各料理に舌鼓を打つのだという。

　

綿密な｢計画書｣に従って、作戦実行中
　

そんな同店では、「オマール海老と一戸産シイタケのフリカッセ サフラン風味」と「やまゆりポークの網焼き 粒マスタードソース 横浜しずはまキャベツ添え」を提供。

　

オマール海老（左）800円、やまゆりポーク（右）700円
　

約200人の大反響に、店内は大忙し
　

さて、「洋」ときたら、次は「和」にいきたいもの。
そう考えながら会場を散策していたら、こんな風景に遭遇した。

　

「マグロ解体ショー」実演中
　

「日本料理 ふた川」の、「ミニ生まぐろ漬け丼」600円
　

同店ではほかに、｢牛スジ塩煮込み大根｣500円と、「穴子棒寿司」500円を販売。
次は、「和洋中」を網羅すべく、中華料理を探してみた。

　

｢黒毛和牛の煮込み｣500円
　

ワインやシャンパンが楽しめる中華料理レストラン「ドゥエピセ」のブースでは、料理に合わせた厳選スパークリングワイン500円なども味わえる。

なお、こうしたオリジナルメニューを楽しむには、100円券が10枚つづりになっている「チケット」を購入する必要がある。19日（日）までの前売りなら、合計1000円のところを900円でGETできたので、来年は上手に活用したいもの。

　

各所に設けられた、チケット販売所の様子
　

なお、使用しきれなかったチケットは回収し、同額を児童福祉に力を入れている「聖母愛児園」（山手）に寄付するとのこと。同フェアは、舌と胃ばかりではなく、心が満たされるチャリティーイベントの要素も持ち合わせているようだ。

今後に向けた新たな取り組み

　

一例として、「Eiko Morita」の「モトマチ塩プリン」各種、それぞれ300円
　

駐車場で行われていた「点」の時代から、ストリートを舞台にした「線」の時代へ移り、やがてそれが「面」の時代へと発展していったようだ。地域創生が地方都市の課題とされるなか、同フェアの変遷を通じて、元町ブランドの持つ「力強さ」の理由が少しだけ分かったような気がする。例えばそれは、こんな来場者の姿に凝縮されているといえるだろう。

　

大和市から2回目の参加という、藤枝さんご夫婦
　

「以前、友だちと来てみたらおもしろかったので、今年は主人を連れてきました」と、奥さんの談。元町には、人を引きつける何かがあるに違いない。

なお、このイベントは、本日26日（日）の夜9時半まで開催される。夕方からの天気は不安定なようだが、それだけに狙い目かもしれない。投稿にあったように、15時から行われる企画のなかには、ココロとカラダのキレイプロジェクト「Beauty＆Health」のサービスブースなどもある。目指しているのは、「作り手の見える街、五感に訴える街」。ぜひ、その目で体感してほしい。


−終わり−


◆元町クラフトマンシップ・ストリート フードフェア 2014
http://www.motomachi-cs.com/food-fair/

実施日程
第1日　2014年10月25日 　土曜日 18:00〜21:30
第2日　2014年10月26日 　日曜日 18:00〜21:30
（元町通り3丁目 15:00〜21:30／元町仲通り3丁目のBeauty＆Healthコーナー 15:00〜20:00）

運営:「元町CS フードフェア2014実行委員会」
主催:商店街振興組合「元町クラフトマンシップ・ストリート」
後援:協同組合「元町SS会」
協力:元町厳島神社／元町プラザ会／元町河岸通り会／元町自治運営会
協賛:東日本旅客鉄道株式会社横浜支社／横浜高速鉄道株式会社／キリンビールマーケティング株式会社横浜支社／メルシャン株式会社／サントリーフーズ株式会社／タカナシ販売株式会社／日本たばこ産業株式会社／アメリカ山公園パートナーズ（西武造園株式会社・横浜緑地株式会社）／株式会社ホテルニューグランド