資生堂がみなとみらいに研究開発施設を建設! 詳細は?
ココがキニナル!
みなとみらい新高島駅付近『56-2』街区に14階建ての資生堂研究開発拠点を2019年に設置とのこと。アップルに続き大手が続々(0330riさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
2018年末に一部開業し、2019年5月に全面開業の予定。都筑区にある工場との兼ね合いは今後検討する。みなとみらい周辺の女性の反応はさまざま
ライター:はまれぽ編集部
最適なロケーション!
同社は「研究者は生活者のライフスタイルの変化を肌で感じ、感性を磨くことが重要。その意味で、みなとみらいは最適なロケーションと判断した」としている。
感性を刺激しそうな沿道のイメージ(提供:資生堂)
さらに、立地については「リサーチセンター」は最寄り駅が横浜市営地下鉄ブルーライン仲町台駅かグリーンライン東山田駅で、いずれも徒歩10分ほどだが「グローバルイノベーションセンター(仮称)」は、みなとみらい線新高島駅の目の前と言う好立地にある。
同社は「これまでの(都筑区のリサーチ)センターも環境は十分に整っていたが、新施設の立地では交通の便がよく、さまざまな面で有利」と話した。
敷地から駅の入口が見える
今後は都筑のセンターの機能を徐々に「グローバルイノベーションセンター(仮称)」へ移行。2018年末から一部稼働を始め、2019年5月の全面開業を目指す。
横浜市財政局資産経営課は「今後、土地活用が行われることで、みなとみらい21 地区の街のにぎわい創出や周辺街区への企業誘致がより一層進むことに期待する」とコメントしている。
市も期待を寄せる
では、女性消費者はどう感じるか。予定地周辺で話を聞いた。
近くに住み、普段から資生堂の化粧品を使っているという女性(60歳)は「とても楽しみ」と話す。さらに女性は「年齢を重ねると自分に合った化粧品を選ぶのが難しい。近くに相談できる場所ができるのは嬉しい」と開業が待ちきれない様子だった。
一方、資生堂以外の化粧品を使っている20代の女性2人は「通りかかったら一回は来るかもしれないけど、これを目的には来ない。普段使っている化粧品があるので、変えることもないと思う」と、反応はさまざまだった。
女性消費者の反応もそれぞれ
取材を終えて
3月25日に発表された米・アップル社に次いで、また大きな企業がみなとみらいに新たな施設を作る。
R&D施設は企業の最先端・最重要分野を扱う部署である場合が多いため、一般の人が立ち入ることはよっぽどなことがない限り不可能なのが通常だ。
しかし、最先端の技術に触れながら、しかも自分のアイデアや意見が製品になるとしたら、横浜から新しいトレンドを発信できるかもしれない。
新施設の今後に期待したい。
―終わり―
Nicksさん
2015年06月15日 22時45分
港北ニュータウンの資生堂リサーチセンターが閉鎖され、みなとみらいに移転ということと理解しています。みなとみらいに企業が集積される事は最も積極的に進めるべき事ですが、横浜全市的観点からすると港北ニュータウンの民間事業所が減ることですので、考えさせられる部分があります。港北ニュータウンもみなとみらいと同じく横浜六大事業の一つとして半世紀熟成させてきて乱開発防止、職住隣接を目指したニュータウンです。港北ニュータウンにも研究所を維持したり新規進出企業に便宜を図ることも横浜市の重要なミッションのはずですので、常に全市的バランスを考えた企業誘致や市政を目指してほしいものと思います。
BANDO_ALFAさん
2015年03月28日 12時42分
資生堂というと大船の工場は閉鎖されてしまいましたね。物心ついたころから馴染んでいた建物だったのに残念です。