横浜で最も古い1902年創業の銘菓「敷嶋あられ」の歴史とハマっ子に愛される味の秘密を徹底レポート!
ココがキニナル!
元祖? 横浜銘菓 敷嶋あられが気になります。横浜高島屋にお店がありますが、横浜で一番古い あられ屋さんだそうです。老舗を是非取材してください。(yakisabazushiさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「嵯峨乃家本店」は創業1902年。横浜で一番古いあられ屋さんは、代々続く機械を大事に使い、手間ひまかけて、昔ながらの製法を守っていた
ライター:ムラクシサヨコ
老舗の味は、いかに?
次に、小野田さんに、おすすめの商品を伺った。一番人気は「横浜三渓」という袋に数種類はいったもの。しょうゆあられ、エビ風味のエビサラダ、揚げおかき、わさびチーズあられ、海苔せんべいなどをミックスにした袋入りで、贈答用に人気だ。
一番人気の「横浜三渓」。箱入りもあり、贈答用に買い求める人が多い
そのほか、tvkでも紹介された筒状のあられ「嵯峨乃笛」も最近よく売れるという。「嵯峨乃笛は、コーヒーのおともにもおすすめです。隠し味に洋風の味を入れているので、意外にコーヒーとも合うんです」
最近人気が出ているという「嵯峨乃笛」
昔ながらの製造方法やこだわりなどを一通り教えていただき、気になるのは、そのお味。お煎餅といえば、スーパーやコンビニで売っている大量生産品の味に慣れてしまっている筆者。実際に食べてみると・・・。
まず、その歯ごたえに感嘆。サクッでもなくバリッでもなく、何が違うのか分からないけれど、何かが違う。歯ごたえとともに、お米の味がする感じ。「嵯峨乃笛」はたしかに洋風の味が。好みは分かれるかもしれませんが、洋風系が好きな人にはきっと好きな味。あられはさらに歯ごたえが独特。味はオーソドックスで、誰からも好かれそう。
よくみるとユニークな商品が多くて楽しい
あられの種類がたくさん
はがき大サイズの「でっかち」。「かち=勝ち」で受験生への贈り物にする人もいるのだとか
「横浜で一番古い」という嵯峨乃家本店。時代が変わっても、代々受け継がれてきた製法を守り、長く横浜で愛され続けた味を守っている。お忙しいなか取材に対応していただいた小野田さんご夫婦に感謝!
店を切り盛りしている4代目小野田さんご夫婦。ありがとうございました
取材を終えて
うちの柿ピーを食べるとほかが食べられなくなるというお客様もいるんですよ、と小野田さんが言うのを聞き、がぜん興味が。
帰宅後、袋を開けたら最後、やめられなくなり一袋食べてしまいました。これは危険! ダイエットするつもりがまた延期! おせんべいの歯応え、風味、千葉産ピーナッツ・・・どれも私が知る柿ピーとは別物!
これはおいしいです。ほかもおいしいけれど、柿ピーが私の中で第1位です。手間暇かけたものっておいしいものなんですね。
―終わり―
敷嶋あられ
住所/横浜市南区南吉田町5-45
電話/045-261-3464
営業時間/9:00~19:00
定休日/日曜日
よこはまいちばんさん
2020年07月28日 13時33分
キチンとしたお煎餅屋さんの商品と、スーパーなどで売られているお煎餅(大手有名企業であっても)とは、生地が全く違いますよね!どちらも本物と言えば本物でしょうが・・・大手メーカーの煎餅っておいしいと思えない。