スーパープレミア日本酒がごっそり、ぴおシティ寿司処「かぐら」に突撃!
ココがキニナル!
桜木町ぴおシティの地下にある寿司処『かぐら』。十四代、飛露喜、而今、田酒など、ほとんど出回らないプレミアム日本酒が一杯千円以下と良心的です。プレミアム日本酒を揃えられる理由がキニナル。(スさん)
はまれぽ調査結果!
プレミアや地元ならではの日本酒が飲めるのは店長が全国の酒屋から仕入れているという努力の賜物。赤字にならない程度の良心的な価格で提供中
ライター:酒井 明子
リーズナブルなその秘密とは!?
小西さん自身、お酒はあまり飲めないというが、とにかく勉強をして、利き酒を学んだ。お店では150種類以上の日本酒を取り扱っており、地下の倉庫には1000本以上の日本酒を寝かせてあるという。レアな日本酒も多いが、その理由はどうしてなのかを聞いてみた。
90mlでこの価格は確かに魅力的だ
小西さんによると値段のつけ方は「赤字にならない程度の価格」ということで、特別に安くしているわけではないという。ただ地域の酒屋さんを中心に取引をする多くの飲食店と違い、小西さんは全国10店舗以上の酒屋さんとお付き合いをしている。そのため生産量が少なく地元でしか飲むことのできない日本酒を特別に仕入れることができ、ラインアップも豊富になっているとのことだった。
テーブルには地酒メニューが置いてある
ちなみに全国の地元ならではのお酒を飲みたい人には「1合すべて600円」のフェア(毎日開催!)がおすすめ。毎週金曜に1回メニューを入れかえているとのことなので、来るたびに新しい味に出会えるのもうれしい。日本酒通の人でも飲んだことがないものも多く、また「季節限定」「爽快」「旨口」「辛口」「お燗向き」などのマークがあるので、初心者でも選びやすい。
この表示があれば、自分好みを選びやすい
銘柄ごとのフェアも開催
また隔月ごとに同銘柄を集めたフェアも行っている。こちらは500円ほどのお手頃価格のものから、90mlで5000円以上する希少かつ高価なものまであるんだとか。お客さんの中には、数人で全種類制覇した人もいたとのことだった。この日はお店にあった希少な1本を見せてくれた。
十四代の龍泉
1年に1本仕入れられるかどうかで、もしお店で見つけられたら「ラッキー」なんだそう。最新のボトルのものだと、90mlで1万円近くするというから驚きだ。
ちなみにこんなお得なセットも
生ビール+小鉢2点+お刺身2点で1000円の晩酌セットも用意。以前は夕方からだったが、リクエストが多いため、今では開店と同時に提供をしている。
客層は日本酒を目当てに来るサラリーマンが多いとのこと。地元の方はもちろん、遠方から観光をかねてくる人も多いという。そのため寿司屋さんではあるが、寿司は〆で食べる人がほとんど。日本酒に合わせたいフードとしては、全国から珍味を取り寄せていた。
一皿300円という良心価格!
通常メニューにもいろいろな酒の肴が
店主のおすすめは飲む日本酒の味に合わせて、その土地の珍味を選ぶこと。飲兵衛はちょこちょこといろいろなものをつまみたいだろうと思い、この値段設定にしたという。小西さんはお酒を飲まないというのに、飲兵衛の気持ちをよく理解しているな・・・と感動してしまった。せっかくのなのでおすすめの日本酒とフードをセットでお願いしてみた。
日本酒にチーズ!?
まずは地酒メニューから「玉川Ice Breaker(600円)」。京都の地酒で、当主の杜氏はなんと外国人とのこと。女子受けしそうな日本酒らしいパッケージが人気とのことだった。いっしょに出してくれたのがチーズ盛り合わせ(500円)だったので、「・・・」と思っていると、小西さんが「さっぱりとした日本酒にはチーズが合う」と言うので、試してみた。
お決まりの飲み方
日本酒はさっぱりした中に甘みがあり、白ワインを思い出させる味だった。なるほど、だからチーズが合うのかと納得。日本酒、チーズ、日本酒・・・とエンドレスに繰り返せそうな組み合わせだった。続いては・・・
90mlのサイズの日本酒とおまかせ10貫握り(1500円・税別)
寿司と日本酒の贅沢な組み合わせ
日本酒は北海道の「北の勝(かつ) 搾りたて(500円)」。北海道では地元の人が飲む日本酒として有名だが、本州ではなかなかお目にかかれないとか。北海道の人が来店した際には「よく手に入ったね」と言われることも多いそう。先ほどの日本酒に比べると、かなり辛口。編集部・山岸はかなり気に入ったようで、おいしい・・・と舌鼓を打っていた。
カウンターには新鮮な寿司ネタが並ぶ
当然のことながら寿司屋さんなので、にぎりの味は抜群。横浜中央市場で毎日仕入れを行っており、特に人気はサバ! 早めに売り切れてしまうこともあるので、要注意とのことだった。
取材を終えて
とにかく他店では見たことない日本酒の種類の多さにびっくり! 蔵元から仕入れているので安いのかな・・・と思っていたが、店主が全国の酒店と付き合いをしているためという理由に驚いた。取材の日はその後に仕事があったため退散したが、「仕事さえなければエンドレスに滞在できる・・・」と後ろ髪を引かれまくったのであった。
―終わり―
寿司処 かぐら
住所/横浜市中区桜木町1-1 ぴおシティ B2F
電話/045-201-0987
営業時間/11:00~23:00
定休日/無休
othellounoさん
2016年11月04日 12時33分
かぐらは場所が変わりました。・・・といっても元の店の正面です。ちょっと広くなりました。元の場所はそば屋になってますよ・・・
ラーメン大好きケンさんさん
2016年07月22日 10時43分
何度も行ってるぴおシティに、こんなに良い店があるとは、どれだけ周りを見ていないのかww是非、日本酒を飲みに行きたいと思います。
\(^o^)/さん
2016年07月14日 16時23分
プレミアム日本酒を揃えられる理由はスルー!?