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横浜港が描かれている? PORT OF YOKOHAMAのステッカーってもう手に入らないの?

ココがキニナル!

昔たまに見かけたPORT OF YOKOHAMAのステッカーってもう手に入らないのでしょうか?このステッカー欲しい!(73noriOYJさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「一般社団法人 横浜港振興協会」で現在も販売中。直接来店するか電話、メール、FAX購入可能。なお、価格は1枚100円。

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ライター:幸谷 亮

横浜港振興協会を取材



果たして、ステッカーをHPに掲載していないのはなぜなのか、そしてこのステッカーはなにを目的にどういったきっかけで販売をしているのか。
そもそも誰がどのような意図でデザインしたのか。キニナルことをすべて解決するため、後日、横浜港振興協会を訪れた。

 

ユニークなデザインの大さん橋ふ頭ビル


入口にもシンボルマークを発見


広々とした1階スペース


階段を上っていざ2階へ


横浜港振興協会の入口を発見


中に入ると目の前に受付があり、ショーウインドーにはオリジナルグッズが陳列されている


入口の横にもオリジナルグッズの数々。もちろんすべて購入可能

 
質問に答えてくれたのは、横浜港振興協会の事務局長・中里秀一(なかざと・しゅういち)さん、同協会の広報誌『よこはま港』の編集担当・小北秀雄(こきた・ひでお)さん、オリジナルグッズの販売を担当している同協会の川西(かわにし)かよさん。

さっそく、HPのオリジナルグッズのページにステッカーを掲載していない理由について確認すると、「たいして意味はありません」とのこと。詳しく聞いてみると、ステッカーは月に数枚売れる程度で、ほかのグッズとプラスアルファで購入する人はいるが、ステッカー単体を目的とする人はほぼいないそうだ・・・。
 


この機会に買ってやってください・・・

 
ちなみにこのシンボルマークは、横浜市港湾局が横浜港の港湾管理30周年を迎えたことを記念して1981(昭和56)年9月14日に制定したものだそう。そこで、横浜市港湾局からこのシンボルマークの使用許可を得たうえで、横浜港振興協会がグッズなどにデザインを施して製作・販売している。

誰がなにをコンセプトにデザインしたのかは後ほど解決するとして・・・売れ筋のオリジナルグッズを聞いてみた。「一番の人気商品は年間を通して何千部も販売しているカレンダーです。横浜市内や神奈川県内はもちろん、九州や東北地方の方からもご注文いただいています」と川西さん。
 


その年に入港する予定の船がプリントされたカレンダー(350円/縦59cm×横84cm)

 
海外へ赴く際のお土産として購入する方が多いようで、リーズナブルな「ボールペン」もよく売れるそう。ちなみにこのボールペン、後部にLEDが搭載されているので、いざというときにも使える逸品である。

 

【左】LEDライト付きボールペン赤・黒・青(200円)と付箋(300円)


「PORT OF YOKOHAMA」の文字が刻まれたウッドケース付きボールペン(3570円)も

 
また、海にちなんだイラストを手掛けるマリンイラストレーターの方がデザインした「ネクタイ」や「ポケットチーフ」も売れ筋のひとつとのこと。よ〜く見ると無数のカモメがプリントされているので、とくに港湾関係の仕事をしている方にプレゼントをしたら喜ばれそう。

 

カモメ柄ネクタイ(8000円)とカモメ柄ポケットチーフ(2000円)

 
そのほかにも、タオルやクリアファイル、バンダナ、そして電動歯ブラシにいたるまで、多くのオリジナルグッズが販売されている。キニナル方はぜひ足を運んでみてほしい。

 

こちらもマリンイラストレーターの方がデザインしたスポーツタオル(2000円)とマフラータオル(2000円)


タオルハンカチ(500円)


A4サイズのクリアファイル(300円)には横浜港をイラストで表現


赤い舵輪と白いいかりがデザインされたバンダナ(840円)


「PORT OF YOKOHAMA」の文字がプリントされた電動歯ブラシ(4500円)

 
ステッカーをはじめ、オリジナルグッズを販売するようになったきっかけや目的を聞いたところ、販売を開始した当時の状況を知る方がいないということで、あくまでも推測の話ということで答えてもらった。

「詳細は分かりませんが、オリジナルグッズの製作や販売などを通して横浜港を広く知ってもらうことがきっかけだと思います。そもそも横浜港振興協会は、横浜港の振興を担う唯一の財団で、グッズ販売以外にも、年に4回発行する広報誌『よこはま港』や横浜港の見学会を開催するなどして、日々、横浜港のPRに取り組んでいます」と中里さん。

なお、横浜港見学会は「横浜市在住・在学・在勤の10名以上のグループでの申し込みが条件」だそう。また、横浜港振興協会は、横浜港に関係する企業など、現在は500社ほどの会員から成り立っている。

 

広報誌『よこはま港』は会員に無料配布しているが、購入(540円)も可能


「横浜港見学会」は無料で参加できる

 


横浜市港湾局を取材



次に、シンボルマークに込められた思いなどを知るため、横浜市港湾局に足を運んだ。対応してくれたのは、みなと賑わい振興部・賑わい振興課課長の鈴木明広(すずき・あきひろ)さん。

 

残念ながら顔出しはNG

 
単刀直入に誰がなにをコンセプトにデザインしたのか聞いてみると、「一般公募の上、グラフィックデザイナーの今井喜久麿(いまい・きくまろ)氏のデザインを採用しました。外枠の1859という数字は横浜港が開港した年を、内枠のイラストは貨物船が出入りしている様子と、横浜ベイブリッジの下に現存している白灯台を表現しています」とのこと。
 


貨物船が出入りしている様子をロマンチックに表現したそう

 
なお、この白灯台は1935(昭和10)年、1939(昭和14)年に建設されたという2説あるそう。
 


シンボルマークのデザインに採用された白灯台

 
横浜ベイブリッジの迫力に負けて普段はスルーしてしまいがちだが、どうせなら白灯台にも目を向けてほしい。70年以上の年月を経て、なおも堂々と立つ姿には感慨深ささえ感じてしまうはずだ・・・。



取材を終えて



「ステッカーが欲しい!」というところからスタートした今回の調査だが、深掘りしてみると、横浜港の意外な(?)歴史を垣間見ることができて興味深い取材だった。

横浜市港湾局の鈴木さんいわく、シンボルマークは横浜港振興協会が製作・販売するオリジナルグッズ以外にも、横浜港周辺で多数使用されているということで、取材後に宝探し気分で探してみた。

 

こんなところで発見


横浜水上警察署近くの歩道のタイル・黒バージョン


横浜水上警察署近くの歩道のタイル・赤バージョン


横浜水上警察署近くの歩道のタイル・青バージョン


横浜赤レンガ倉庫近くのマンホールにも


こちらも赤レンガ近くの歩道


赤レンガ周辺は横浜港のシンボルマークがたくさん


掲示物を貼るクリップとして


自動販売機を覆うカバーにも


なんと救急車にも横浜港のシンボルマークを発見

 
みなさんもぜひ探してみてくださいね。


―終わり―
 


PORT OF YOKOHAMAステッカー&グッズの問い合わせ先

横浜港振興協会
住所/横浜市中区海岸通1-1 大さん橋ふ頭ビル2階
営業時間/8時45分〜17時30分
電話番号/045-671-7241
FAX番号/045-671-7350
定休日/土・日・祝



横浜港振興協会からのプレゼント!



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ご希望の方は、以下の情報を明記の上、こちらからご応募ください。
・お名前
・ご住所
・連絡先(電話番号)
・「はまれぽ.com」へのご意見・ご感想・メッセージ

※当選の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。(応募締切:2017年3月31日<金>まで)
※ステッカー1枚と、タオルかカレンダーのどちらかをセットにしてお送りいたします。
グッズの種類は選べませんのでご了承下さい。
 

この記事どうだった?

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  • あのマークはたまに見かけてましたが、なかなかチャーミングで好感もってました。グッズがあるとはは知らなかった。ちょっぴり盲点というか、もっと広報してほしいものです。面白い記事でした。

  • 応募ページがSSL対応になっていません。個人情報扱うのでまずいのでは?

  • カレンダーが350円とリーズナブルに対してステッカーが1枚で100円とは、、、。

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