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横浜生まれのバナナってどんな味!?

ココがキニナル!

「横浜バナナ」なるものがあるそうです。東京バナナのようなお菓子ではなく、横浜市の農家の方が栽培してる本物のバナナです。一部出荷されているそうなのですが、ぜひ取材をお願いします。(河童丸さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜市港北区にあるカネコ農園で栽培されたバナナは、味と香りともに濃厚で改めて「トロピカルフルーツ」としての魅力を感じるおいしさだった!

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ライター:吉澤 由美子

梨、ブドウ、キウイ、ミカン、カキ……、フルーツ天国!

(続き)

カネコ農園の主力は夏に梨とブドウ、冬にキウイ。新しい果樹を試験的に栽培しているのは、夏と冬の間をつなぐ春秋に収穫できるものを探すという目的もあるが、なにより「果樹栽培が楽しくて仕方がない」という情熱を感じる。

「これは食感の新しい品種『太秋(たいしゅう)』っていう柿」と、木からおおぶりの柿をもいで、その特徴を話しながら切り分け、皮をむいて差し出してくれる金子さん。さっそくいただくと、確かにショリショリとした食感で甘く、瑞々しく、とてもおいしい。この柿は、そのまま置いておけば普通の柿のようにトロリとした食感になるとのこと。
 


柿の太秋。つい先日、TV番組『ほこ×たて』で紹介されていた


さらに、ミカンや晩白柚(ばんぺいゆ)、デコポンなどさまざまな種類の柑橘類などが植わった果樹園はまさにフルーツパラダイス。
 


昔ながらの爽やかな酸味と高い香りが楽しめるミカン
 

ぷっくり膨らんだ上部が特徴的なデコポン


「果樹は5~6年経たないと実の大きさが揃わないから、判断はそれから。時間はかかるけど、お客さんにおいしいって言っていただけるとやっぱりうれしいよね」と金子さんが顔をほころばせる。
 


巨大な晩白柚




カネコ農園の果物を手に入れるならハマっ子



バナナは7月8月が中心で、その時期には週に何度か、それ以外の季節には1~2ヶ月に一度の頻度で都筑中川直売所や『メルカートきた』の直売所『ハマっ子』に並ぶ。バナナの販売価格は、100g100円。
 


『メルカートきた』駐車場奥に直売所がある
 

直売所『ハマっ子』。メインは近隣の農家がその朝収穫したもの


金子さんによると、試験的に作られている果物も、おいしいものがある程度の量を収穫できると、ハマっ子に並ぶらしい。

ただし、入荷の頻度は低いので出会えるかどうかは運次第。直売所では、「カネコ農園」あるいは「金子清紀」というラベルが目印だ。



取材を終えて



横浜で栽培されたバナナはとてもおいしかった。
 


温室の中で、バナナやパイン、パパイヤが育っていた


特にまだ緑がかったバナナの緻密でジューシーな果肉は、香りと味ともに今までのバナナの概念から大きくはみ出す「南国」らしい魅力の濃厚なおいしさがあった。
 


柿の木の葉裏にセミの抜け殻。こんな場所で羽化できる蝉は幸せだ


横浜で果樹栽培に情熱を持って取り組んでいるカネコ農園。バナナ以外の果物もあるので、直売所をマメに覗いて、金子さんの作品をぜひまた味わってみたい。
 


瑞々しいカネコ農園のフルーツたち



―終わり―


カネコ農園の果物が手に入るJA横浜の直売所

JA横浜 メルカートきた ※駐車場奥に農産物直売所「ハマッ子」
http://ja-yokohama.jp/tenpo/tenpo_map/mercart_kita.html

JA横浜 都筑中川農産物直売所「ハマッ子」
http://ja-yokohama.jp/tenpo/chokubai/tudukinakagawa.html

農林水産省 平成23年青果物卸売市場調査結果の概要
http://www.maff.go.jp/j/tokei/sokuhou/seika_orosi_11/index.html
表3 果実の主要品目の卸売数量、卸売価額及び卸売価格(全国)(平成23年)
 

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  • 物つくりの原点が農業だったカモシレナイ近代的な装備で高品質な高高度工業製品苦労し改良を重ね生み出されるソンナ原点将にその原点の取材ご苦労様でした読んでいて物つくりの現役を経験した読者には取材のポイントをはずさない記者殿にも感服、有難う御座いました。

  • 玄人がTV番組を参考にしていたとは驚いた。また、外人墓地に自生するバナナの記事を思い出した。http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1203050014/

  • メルカートきたには是非行きたいと思います

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