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横浜のおでんに使われている「ハナコンニャク」って、どんな食べ物?

ココがキニナル!

横浜独特のおでんの具材などはあるのでしょうか?(秋沙さん)/おでんの具にハナコンニャクというのをご存じですか?私は食べたい時は横浜そごうの地下街へ買い求めにいってます。(かっぱ大魔神さん)

はまれぽ調査結果!

小麦粉とかたくり粉を混ぜて作った、ギザギザの縁が特徴的なかまぼこ型のコンニャク。製造元などに取材したところ、横浜ならではの食材という結果に

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ライター:河野 哲弥

横浜橋商店街緊急アンケート、「ハナコンニャクって知ってますか?」



さて、村上商店に戻るには、まだ少し時間があるようだ。
そこで、近くにある横浜橋商店街で、「ハナコンニャク」についてアンケートをしてみた。
 


年代と知っているかどうかを、15人に聞いてみました


すると、おもしろいことに、以下のような結果となった。

20代…×××
30代…×××
40代…×××
50代…○○○
60代…○○×

(※○は知っている、×は知らない、個数はそれぞれ人数)

なんと、50代を堺に、見事な「ハナコンニャク」世代が出現するのである。「知っている」と答えた方に何に使うか聞いてみると、「オデンの惣菜や、たまに煮物に使う」とのこと。中には、「形がきれいだから、おせち料理にピッタリ」という回答もあった。
 


たまたま通りかかった総菜屋さんをチェック
 

村上商店のものではないが、「花コン」が確認できた


大野屋の店員さんによれば、「昔からこの辺に住んでいるなじみのお客さんが、よく買っていく」とのこと。藤方豆腐店や大野屋のような個人商店では、意外とポピュラーな商品なのかもしれない。



湯気に満たされる村上商店、再訪



さて、約束の時間になった。いよいよ「ハナコンニャク」完成の瞬間を、この目で確かめることにしてみよう。
 


このムッチリした様子、食感も見た目そのまま
 

ハイ、出来たて一丁180円


再訪した村上商店の店内では、木おけから昇る湯気に持ち上げられて、コンニャク独特の香りが満ちていた。「ハナコンニャク」は、型から外され木枠に並べられた後、5つに切り分けられて完成となる。原材料のときは真っ白だったものが、少し黄褐色に色付いているようだ。

「以前は、横浜の各地で、オデンを提供する店を見かけた。今では少なくなってしまったが、昔からのファンのために、これからも作り続けていきたい」と、同店の皆さんは話されていた。

販売元、製造元、飲食店それぞれが、「横浜独自の食材」と言っていた「ハナコンニャク」。
スーパーやコンビニチェーンでは扱っていないようだが、商店街の個人商店を探してみれば、もしかしたら、見つけられるかもしれない。これから寒さが厳しくなる季節、熱かんと一緒に、モチプリの食感を一度試してみてはいかがだろうか。


―終わり―


藤方豆腐店(販売)
住所/横浜市南区通町4-115
電話
045-731-4320
定休日
日曜

村上商店(製造・販売)
住所
横浜市南区中村町2-113-1
電話
045-251-6117
定休日
日曜・祝日

磯村屋(飲食)
住所
横浜市南区八幡町4
電話
045-261-0956
定休日
水曜
 

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  • 先祖代々横浜ですが、初めて知りました近々買いに行きます!

  • 昭和53年小学生の頃まで、八幡町在住でした。磯村屋の近所です。同じようにおでんを売ってる店があり、数十円でおやつに花こん買っていました。花こんを知らない人が多いとは思っていましたが、地域限定の味だったとは驚きです。涙が出るほどなつかしい・・・。

  • クレイジーケンバンドのギタリストで神奈川区生まれの小野瀬さんが、花コンニャクが好物で調べてみたら横浜でも全域ではなく一部の地域で親しまれていたらしいとブログに書いていました。ちなみに私も神奈川区生まれで花コンニャクはおでんの定番でした。

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