オシャレな店とカッコイイ若者たちに出会える街、はま旅Vol.102「能見台」編
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第102回は、野球部の声と鳥のさえずりが賑やかな「能見台駅」。オシャレな店とカッコイイ若者たちにも出会える街だった。
ライター:桐生 由美子
能見台駅の反対側は別世界!
ココからはアポなしで立ち寄った記者の、突撃取材を受けていただいた店を一挙に紹介!
最初は、いい香りに誘われて思わず立ち寄った「南蛮屋 能見台店」。
看板には「グ・ル・メ珈琲の・・・」
3月1日にリニューアルしたばかりの、珈琲・紅茶・ハーブティーの店だ。
人気は「特製ブレンド」
紅茶やハーブティーもいっぱい!
店内には珍しいお菓子から、手ぬぐいやカップなどの雑貨も
次に立ち寄ったのは、実はちょっと敷居が高そうに見えた店。窓際に置かれたバッグを手にとってみたくなった。ブルーで縁どられたショーウィンドウがステキな鞄屋、「fioretta(フィオレッタ)」。
ガラスの向こうで主役になっているあの鞄・・・
イタリアから直輸入したという鞄にひと目惚れ!
店内には、日本に1点しかないバッグもある。「あまり見かけないデザインや、点数の少ないものを置いている」とオーナーの臼井さん。しかもデザインだけでなく、実用性も考えてA4サイズのファイルが入るバッグもそろっているのが嬉しい。
左中段のシワ加工が施されたバッグが人気!
アフタヌーンティーとビジュアル系バンドではま旅をしめる
また小腹が減った・・・。カフェを探そう。すると、都合よく発見(コレ、本当ですから)!
「麦cafe」。なんだかホッと一息つけそうな、いい感じのカフェだ。ここでひと休みしよう。
木調の外観に疲れた体は引き寄せられる・・・
テーブル席10席とカウンター4席ほどのシンプルなカフェ
スタッフさんは店の雰囲気にピッタリの方々
木の実やリスを模った焼き菓子はおみやげに買うとして・・・
石焼きいもも甘かったけれど、まだ甘いものが食べたい。ということで、アフタヌーンティーにピッタリの「スコーンset」を注文。
スコーンsetは800円。セットについてくる胡麻プリンも美味!
スコーンを半分にして、イチゴジャムとホイップクリームをのせて・・・
スコーンだけでなく、ジャムも胡麻プリンも全部手づくり。どれも優しい味わいだった。
突然だが、キニナルをとことん調査したくなるのが、はまれぽ記者。
さっきから窓の外を、ギターケースらしきものをかついだ若者がやたらと通りすぎる。キニナル・・・。
思わず店員さんに「行ってきます」といい、金髪のイケメンミュージシャンのあとをつけてみた。
「STUDIO JUST」に入って行ったぞ。
横の看板に、「音楽専用の練習・録音スタジオ」と書いてある
ビルの3階へエレベーターで上がり、受付カウンターにいた男性に声をかけると、取材OKとのこと。
対応してくれたのは、企画制作部部長の中村しんやさんだ。
利用者は、1人で練習をしにくるドラマーもいれば、学生バンドや有名ミュージシャンもいるのだとか。
スタジオは大小合わせて9室だ。
廊下をはさんで左右にスタジオが完備
Aスタジオ(9帖)をバンドで借りると、平日昼間3時間で2940円(会員価格/2013年4月から価格変更予定)
1番広いYスタジオは、レコーディングもできる
Yスタジオに併設するレコーディングルーム
廊下の壁にはゆずやアジカンなどのサインが!
待合ルームでは軽食も食べられるらしい
あれ? そういえば、あとをつけてきた若者はどこに行ったんだろう?
わからなくなってしまったが、代わりに練習中だった大学生バンドが見学&撮影をさせてくれた。
金髪がイケてるギタリスト2人
ノリのいいドラム、寡黙なベース、シャウトするヴォーカル
5人合わせて、「A LOT(ア ロット)」だ~!
「化粧してないじゃん、オレら。本当は、ビジュアル系バンドなんっすよ」とドラマーくん。
撮影後、「ありがとうね」と声をかけると、「こちらこそありがとうございました」。礼儀正しくてカッコイイ、ビジュアル系さわやかバンドは好印象だった。
駅へ向かう帰り道にさしかかっても、鳥の声と野球部の声が心地よく耳に残っている。立ち寄らせてもらったお店を、もう一度軽く覗きこみながら、はま旅の取材を終えた。
取材を終えて
能見台に訪れたのは、3月初旬。気温20度超えの、初夏のような日だった。
そして、鳥とコーヒーとがんばる若者が大好きな記者にとっては、何とも充実した1日となった。
■今回のはま旅「能見台」周辺
(Googleマップより)
・「有限会社丸功」金沢区堀口2-9
・「横浜検疫所長浜措置場野口英世記念館(長浜検疫所細菌検査所)」金沢区長浜107-8
・「南蛮屋 能見台店」金沢区能見台通り7-20
・「fioretta(フィオレッタ)」金沢区能見台通22-2
・「自家製天然酵母パンと珈琲 麦cafe」金沢区能見台通33-26 キイズメゾン能見台1F
・「STUDIO JUST」金沢区能見台通34-10 能見台アイビル3F
―終わり―
タイイチさん
2013年03月20日 00時16分
金沢区エリアで働き初めて9年目になる自分。職場は毎日能見台駅から歩いています。横浜高校野球部が甲子園に出場する時には駅前の坂、コンビニには頑張れ横浜高校のチラシが色んなお店に飾られます。今回のレポートでも出てきた長浜の坂は毎日のように車で通っています。練習場に向かう野球部、練習を終えて駅・学校に戻る野球部のみなさん。いい顔をしています。
祝人さん
2013年03月16日 08時36分
野口英世記念館の前は海でした、海岸近くでも意外と深い海で竹竿が何本も何本も立っていた海苔の養殖ですね、でも現在のような方式でなくささやかな感じでした記念館の前庭から崖の上の長浜療養所がさびしく見えたなあ今は埋め立てられ 色々な工場が密集している なんなんだかなあ45年も前の話
はてな?さん
2013年03月15日 16時25分
能見台は開発された当初は「くらやみ坂」と呼ばれて住宅の買い手がつかなかった。ここを通っている電車会社の重役達が買った。と主人が言っていました。