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横浜市内でお米を栽培しているって本当!?

ココがキニナル!

横浜でお米って栽培してますか?あるとしたら、どこで手に入りますか?(スさん/NAKAKITAさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜では特に河川流域で米を栽培している。品種は「さとじまん」「キヌヒカリ」などがあり、直売所「ハマッ子」などで入手できる。

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ライター:松崎 辰彦

国産の農作物を食べて農業を応援しよう



コメのみならず、現在の日本の農業はさまざまな点で難しい局面にある。
「今の日本では、専業農家などよほどの規模がなければやっていけません。横浜は、さらに宅地と農地が混在し、広い農地を持ちにくいなどの特徴があります」

一方で横浜は、活力ある農業を展開していることでも知られている。
 


横浜泉区の農地。家や建物が間近にある


「農地的には不利な点もありますが、横浜はコマツナやホウレンソウなどの葉物野菜を、効率よく回転させて栽培するなど、工夫を重ねています。横浜の梨である『浜なし』は有名ですし、トマトの生産量は神奈川県下で最高です」
林副課長は強調する。


農業を盛り立て、地産地消を推進すべく、横浜市では「水田保全契約奨励事業」を行っている。水田の保有者に水田保全奨励金を交付して水稲耕作を支援する制度であり、2011(平成23)年度では東京ドーム約23個分にあたる109.7ヘクタールの水田が対象となった。

このたびのTPP(環太平洋連携協定/以下TPP)交渉参加問題など、日本の農業は決して手放しで安心できる状況ではない。これに関して、林副課長は「国産の農作物を買って、日本の農業を応援してほしい」と消費者に呼び掛けている。



「さとじまん」を食べてみた



それではいざ、「さとじまん」をいただいてみることに。炊飯器で炊いて口にしたところ、モチモチした食感で、やわらかく、味はコシヒカリなどにも遜色ないと感じられた。
 


 

モチモチした食感だった

 

「さとじまん」と「コシヒカリ」「月の光」(栃木を主な産地とする米品種)の比較
(画像提供:農研機構作物研究所)


林副課長は「横浜産米をもっとPRして、ブランドとして確立できればと思います」と将来の展望を語った。消費者としても今後、横浜のお米を応援したい。



取材を終えて



4月11日付の神奈川新聞に「『農家の所得5割増』自民、農業強化を本格検討」という記事が掲載された。TPP交渉参加をにらみ、農家の所得を現在より5割増やし、集落営農など大規模な耕作農地を全体の8割に高める目標を明記。飼料用を中心にコメの生産を拡大し、減反を解消していく方針も打ち出した──と記述されている。

稲の田植えや刈り入れは、まこと日本の象徴とも言うべき風情に満ちた、心豊かになる光景である。一方、外来の文化は日本人の食生活を大きく変え、「瑞穂の国」の食卓は、戦後大きく様変わりした。コメからパンへ、魚から肉へと、食の欧米化が進んだ。

しかしどれほど時代が変わろうと、日本人にとってコメは、特別な意味を持っている。

横浜の「地産地消」というスローガンは、食の国際化時代にこそ何度も復唱されるべきであろう。コメも、野菜も、可能な限り自分が拠って立つ大地から生まれたものを選びたい。
今後も横浜のお米に、注目したい。


―終わり―


取材協力
自然館
住所/神奈川県横浜市泉区下飯田町1761
電話/045-802-3297
http://moonlightwater.web.fc2.com/

JA横浜 営農経済センター
http://ja-yokohama.jp/tenpo/tenpo_map/einou_keizai_center.html

関東農政局
http://www.maff.go.jp/kanto/

横浜市環境創造局
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構
http://www.naro.affrc.go.jp/
 

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  • 金沢動物園の隣のレストランで、横浜米のカレーを食べた。

  • 昔、栄区飯島町のあたりでつばきと書かれた米が売ってました。パッケージは赤い椿の花で、中は飯島町で作られた米だと・・・お店の方がおっしゃってましたね。

  • 1キロ380円の自家栽培米は安い!!5キロ程買いたいですね。

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