神奈川県で唯一カーリングができるスケートリンク「銀河アリーナ」にライター・秋山が突撃!
ココがキニナル!
神奈川県スケートリンクで自主運営のカーリングクラブが月一か月二で活動しているそうです。市内でカーリングに参加するとすればここくらい?市内で唯一?キニナル(だいさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜市内唯一のカーリングクラブ「横浜カーリングクラブ」は、現在活動を休止中も、相模原市の「銀河アリーナ」で初心者も体験ができる!
ライター:秋山 千花
何で参加したの!? と聞いてみる!
休憩時間は、ほかの参加者とコミュニケーション。この日の参加者は筆者も含めて8名。カーリングは1チーム4名編成なので、ちょうど対戦ができる人数。
練習中から笑顔いっぱい、元気いっぱいで楽しんでいたおふたりは・・・
大学4年生のゆりなさん(左)とあずささん
参加のきっかけは、「オリンピックで『チーム青森』の活躍を見て」。大学でもそれぞれラクロスとチアリーディングをやっているというだけあって、若さと持ち前の運動神経のよさで見せる動きは初心者とは思えないほど。
「ずっとやってみたかった」というカーリングを初体験した感想は「(はじめだから)今は考えることが多くて難しいけど、覚えたらすごく楽しそう!」と好感触。
一方、こちらのお父さんたちは相模原市内の学校の先生
ちなみに、写真右から2人目は先に紹介した「横浜カーリングクラブ」に所属していた神奈川県カーリング協会事務局の佐藤さん。
チーム結成も念頭に置いてか4名で参加した先生チーム。最年長の内藤さん(写真左から3人目)は、「オリンピック狙ってます!」とやる気充分。
年齢を感じさせない軽快な動きを見せていた内藤さんいわく「実際に体験した感想はイメージしていた通り。氷の上だから簡単にはできない。でも、ある程度ストーンを投げられるようになるには、30分ほど。そこからは、正確に投げられるようになるかどうか」。
う〜ん、確かにその通り! さすが先生、素晴らしい分析力で見事な回答! 阿部山さんからも「この短時間にしてそれだけのことが分かるとは!」と賞賛の声。
そんな皆さんと一緒に、後半戦はなんとミニゲームに挑戦!
皆さんすっかり上達しているので・・・
足をひっぱることにならないとよいのですが・・・
今回はわかりやすく女子vs男子チームの対決。通常は40メートルのレーンだが、体験者の初ゲームなので今回は20メートルレーンでのプレイ。
と、ここで阿部山さんから「スイープはしないでください!」と残念なお達し。筆者、シャカシャカするのをずっと楽しみにしていたのだが「靴底がゴムでないと滑るので大変危ない」とのこと。
スイープしないとなると、距離が届くかどうかと不安なとこだが・・・
そこは影武者たち(協会の方々)が手伝ってくれるので問題なし!
カーリング好きの影武者たち、気づくとけっこう本気!
詳細なルールや得点計算は分からなくても、とにかく「味方チームのストーンをよりハウスの中心近くに集めること」「相手チームのストーンをハウスの外側にはじき出すこと」、この二つの基本だけつかめれば、まずはOK。
ゲーム前はどこを狙って投球したらよいのかも分からなかったが、ゲームの雰囲気の中で実際に石が並ぶことで、いろいろとやらなくてはならないことが見えてくるのが面白い。
目標があるので、自然と顔も正面を向き安定したフォームに
相手チームの作戦を予想するのも楽しみ方のひとつ
もちろん、初心者のゲームなので、なかなかストーンが思い通りに動かないというのが実際のところ。
それでも「あの石を狙ってはじき飛ばして・・・」と作戦を立てる楽しみは、スポーツと言うよりも頭脳ゲームといった感じ。石に石を当てる感覚は、筆者の大好きなビリヤードにもちょっとだけ似ている。
そんなこんなで・・・
楽しい時間はあっという間に過ぎるもの
練習後は互いのチームの健闘をたたえ、握手で挨拶
みなさん、お疲れさまでした!
取材を終えて
実際にカーリングを体験した筆者の感想は、「見るのも楽しいけど、実際にやってみるとその何倍も楽しいスポーツ」というもの。
前述のように、神奈川県内の競技人口は決して多くない。
阿部山さんも佐藤さんも「この体験教室をきっかけに少しでも多くの人にカーリングの楽しさを知ってもらいたい」と語る。
年配の方でも、筆者のように運動音痴の人でも楽しめるフィーリングと頭脳のスポーツ、カーリング。この冬、ぜひみなさんも体験してみてはいかがだろうか?
―終わり―