【1000ぶら番外編】銭湯に入浴して1000円を使い切れ!ライター松宮が南区の銭湯に突撃!
ココがキニナル!
横浜市内の銭湯にフラッと立ち寄る「銭ぶら」をお願いします。(スさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
南区の「仲乃湯」ではゆったりと露天風呂を満喫し、松宮、ならぬ松“美”湯では薪で沸かしたまろやかな湯を心ゆくまで堪能した!
ライター:松宮 史佳
横浜「1000ぶら」商店街探訪。横浜市内の商店街を「活動資金1000円」でぶらりと歩く、という企画。今回はなんと、その番外編!
まだ初夏とはいえ、夏日が続く。すでに夏バテ気味の松宮。しかし、暑い時こそ“汗をかけ! 「1000ぶら」×「銭湯」をかけて“1000円で銭湯に入る!”
これまで松宮は中区「恵びす温泉」や旭区「横浜温泉チャレンジャー」に突撃した。だが、今まではまれぽで取り上げてきた「中村町にある廃墟のような建物=元衛生研究所」や「三吉橋フライ」、「磯村屋」など“ディープなスポット満載”と名高い南区の銭湯は“未体験”。
そこで、“穴場的スポットの銭湯”を探すことに。駅周辺から離れ、住宅街にひっそりと佇む銭湯を調べていると・・・なんと! 中村町の住宅街に「露天風呂付きの銭湯がある」との情報が!
と、いうことで溶けそうな陽射しの中、気合いを入れて南区の銭湯に突撃!
露天風呂で旅気分「仲乃湯」
ウワサの銭湯は横浜市営地下鉄ブルーライン「阪東橋」駅から歩いて10分ほどの所にあるようだ。
手に銭湯セットを抱え、中村町を歩く
長い歴史がありそう&シブい外観の「仲乃湯」を発見!
時刻は午後2時。銭湯は営業前。取材交渉すべく、中へ。
相棒、銭湯セットとともに「仲乃湯」に突撃!
趣を感じさせる玄関で靴を脱ぎ、奥へ
・・・あれ、「中野湯?」「仲乃湯では!?」
「すいませーん!」と言うと・・・
美脚の持ち主=オーナーの髙野善民(たかのよしひと)さんが登場! (お顔出しはNG)
取材を申込むと、「いいですよ!」との答え。やった!
早速、屋号は「仲乃湯」or「中野湯」どちらが正しいのか伺う松宮。すると、「仲乃湯です(笑)」と髙野さん。昔は表記についてかなり大らかだったらしく、「屋号の漢字が間違えられることが結構あった」ようだ。
神浴協南支部・役員一同より贈られた看板の表記も「中の湯」になっている!
「仲乃湯」の創業は1957(昭和32)年。水場などは改修したが、建物は創業当時のまま! 営業時間は午後3時半から11時まで。定休日は土曜日。
趣ある番台がいい感じ!
入浴料金は大人:450円 小学生:180円 小人(6歳未満):80円
ちなみに入浴料金は神奈川県内の銭湯であれば、共通だそう。「仲乃湯」では貸タオル無料というのも、利用者にとってはありがたい!
まずは男湯の脱衣所から拝見することに。脱衣所の天井の高さは通常の建物の2階以上ありそう!
高い天井と大きな窓が圧倒的な開放感をつくり上げている
今と昔では「客層が違う」と髙野さん。以前は「近隣の下町に住む人々」が主だった。だが現在では、近隣のマンションに住んでいるというお客さんが多くなってきたとか。中には「遠方から車で来る人もいる」とのこと。
お客さんからは「銭湯は開放的で気持ちイイ」「癒される」という声が多いらしい。年齢層も開店直後は高齢の方、夕方は仕事を終えた会社員など、「時間帯によっても変わってくる」そうだ。
大きな窓から差し込む明るい陽射しがさらに開放感を増す
建物の随所に凝った細工が施されており、“昔ながらの職人技”に目が釘付けになる松宮。お客さんとして来た職人さんもその高い技術に感心するらしい。
随所に施された木彫りの“昔ながらの職人技”に思わず見入ってしまう
と、また新たなキニナル物体が飛び込んでくる。その物体とは・・・
“ぶら下がり健康器!!!” 松宮、ここで思わず走り出し・・・
ジャーーーーンプ!!!
勢いをつけて・・・
“90度!!!”
・・・が、ここまでが限界。おとなしく降りる。
続いて男湯の浴場を案内していただくことに!