横浜DeNAベイスターズの新外国人シリアコ選手とウィーランド投手の入団会見をレポート!
ココがキニナル!
横浜DeNAベイスターズが獲得した新外国人、シリアコ選手とウィーランド投手の入団会見の様子は?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
3塁のレギュラーとして期待されるシリアコ選手は「100%全力でプレー」、ウィーランド投手は「横浜の街のために戦う」と気持ちは既にベイ戦士
ライター:はまれぽ編集部
右の大砲に期待!
横浜DeNAベイスターズが獲得した新外国人、アウディ・シリアコ選手とジョー・ウィーランド投手の入団記者会見が2017(平成29)年1月26日、横浜市内の球団事務所で行われた。
いずれも1年契約。シリアコ選手は年棒1000万円で背番号は「98」、ウィーランド投手は年棒9000万円で背番号は「56」に決まった(金額は推定)。
ようこそ、横浜DeNAベイスターズへ!
シリアコ選手は右投げ右打ちの内野手で、昨季固定できなかった3塁手としての期待がかかる。米・マイナーリーグ11シーズン通算で打率は2割4分0厘で84本塁打。
昨季は元千葉ロッテマリーンズの渡辺正人(わたなべ・まさと)氏が監督を務める独立リーグ「石川ミリオンスターズ」に所属し、68試合で15本塁打を記録した。
シリアコ選手。右の大砲候補としての期待も
会見でシリアコ選手は「未来のことは分からないが、1つ約束できるのは100%全力でプレーすること。チームを優勝に導けるよう貢献したい」と述べた。
元ベイ戦士、ブランコ氏からもアドバイスがあったそう
同席した高田繫(たかだ・しげる)ゼネラルマネージャー(GM)も「日本人にないパワフルな打撃が魅力。アメリカでは外野の経験もあるので、万が一に備えて準備してもらいたい」と期待を込めた。
「3塁レギュラーへのチャンスは多い」と高田GM
また、昨年1年間日本でプレーした際に覚えた日本語や日本の習慣を問われると「チョット、マッテ」と答えて場をなごませた。
茶目っ気もたっぷり
それでも「相手に敬意を持って接する日本の文化が好き。1年間日本にいたので、生活も野球も適応できると思う」と話した。
ローテーションの一角に!
一方、米・メジャーリーグ4シーズンで1勝、同マイナーリーグ8シーズンで59勝を挙げたウィーランド投手はFAで読売ジャイアンツに移籍した山口俊(やまぐち・しゅん)投手の穴を埋める先発投手として期待がかかる。
最速95マイル(時速約153km)の速球とコントロールが武器
高田GMは「球威もコントロールもある、まとまった投手。なにしろ27歳と、伸びしろもある」と評価し、2月22日に行われる韓国代表との練習試合がデビュー戦と明言した。
自信は? の問いに「Very!(=とても自信がある)」と頼もしい答え
日本の選手の印象を問われると「アメリカで対戦した川崎(宗則<かわさき・むねのり>)選手や青木(宣親<あおき・のりちか>)選手のように洗練されていて、空振りが少ない」としながらも、「今はチーム、ファン、そして横浜の街のために自分のもてる力をすべて出して戦いたい」と、早くも“横浜愛”をのぞかせた。
「I☆YOKOHAMA」
取材を終えて
固定できなかった3塁と、大黒柱が抜けた先発投手というバランスのいい補強をした横浜DeNAベイスターズ。
今季はチーム史上初のクライマックスシリーズ(CS)進出を果たした昨季から更なる高み、19年ぶりのリーグ制覇・日本一に向けてチームは走り出した。
―終わり―
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陽気なヘンリーさん
2017年01月26日 18時05分
ウィーランド選手はプロレスラー スタンハンセンのファンなんだろうね