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川崎にあるのに「横浜サンド」!?店名の由来は?

ココがキニナル!

武蔵小杉に「横浜サンド」といサンドイッチ屋さんがあるのですが、なんで横浜なんでしょうか?前を通るたびに気になってしまいます。(カレーライスさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

ご主人が青春を過ごした街「横浜」への熱い思いが店名に込められていた。横浜には条件にあうテナントがなかったため、生まれ育った川崎に出店した!

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ライター:石元 優

ユニークな商品がズラリ!



ずっと気になっていた疑問は解決したところで辺りを眺めていると、おもしろそうな商品を発見。
 


横浜BOX(320円)

 

川崎BOX(380円)
 

法政BOX(320円)


「サンドイッチの名前、ユニークですね!なぜこのような呼び方に?」

「地元に根ざした愛されるお店にしたくて地名を取り入れたの。横浜BOXは爽やかなイメージで中に甘いフルーツサンドも入れておしゃれに。川崎BOXは力強いイメージ。チキンカツも入ってるよ。近くにある法政二高にちなんだ法政BOXはスマートなイメージで野菜のみ。揚げ物を入れてないところがポイントかな」

もちろん普通のサンドイッチも多数並んでおり、その数45種類!
 


おやつにぴったりな甘いサンドイッチもある


サンドイッチは全て奥の厨房で調理され、フレッシュな生野菜がたっぷり入っているのが特徴。その優しい味付けと低価格なのが特に高齢者に好まれ、近くの病院にも多数卸しているのだとか。

ここで一番の売れ筋商品、横浜サンド(260円)を頂いてみる。ポテトサラダ、レタス、キュウリ、ハム、チーズ、そして卵。サンドイッチの具オールスターズといった感じ。
 


噛むとシャキシャキ野菜の音がする


これだけの具が入っているにも関わらず、素材一つ一つの味がきちんとする。全体的に素材の味を活かした優しい味付けになっており、余計な調味料やソースは入っていない。そこがまた横浜サンドの特徴の一つでもある。



サッカー好きが講じて



実は田川さん、大のサッカー好き!特に地元川崎フロンターレの熱狂的なファン!
「Jリーグが始まる前、フロンターレがまだ富士通サッカー部だった頃からファンなの。だからJリーグに加盟した1999年からどうにか応援を形にしたいと考えて生まれたのがこれだよ」
 


その名もとん勝サンド(400円)


これは普段、等々力競技場で川崎フロンターレの試合があるときしか手に入らない一品。(今回特別に用意してもらった)
 


カツの厚みとシャキシャキのレタスが美味しい


ソースが控えめでしつこくない。カツも柔らかいしレタスも惜しみなく入れられている。今やフロンターレファンがゲン担ぎにと入手するほどの人気商品になっている。

ここで、お店でサンドイッチを購入していたお客さんの声を聞いてみる。

近所に住む20代主婦の方は「いつも前を通っていて気になっていた。今日始めて寄ってみたけど種類がたくさんあって迷いました!」と笑顔。
 


迷った末に横浜BOXをお買い上げ


3人組のお母さん達は「ここのサンドイッチおいしくて今日はお友達連れて来たのよ」とたくさん買っていかれた。
 


お昼に召し上がる予定だそう


食事にも間食にもおやつにもなり得るサンドイッチを、心から愛するご主人が念願叶って出したお店「横浜サンド」。ご主人の思い通り、川崎の街に根付いている人気店だった。



取材を終えて



今年でオープン15年目を迎えた横浜サンド。“全て手づくりで低価格”を変わらず守って行きたいと笑顔で話す田川さん。「こればっかりはめぐり合わせだから何とも言えないけど、横浜への店舗展開はいつも頭の中に描いていますよ」。

いつかその夢がかなって欲しいなと願わずにはいられないほど、ここのサンドイッチファンになった筆者であった。



-終わり-


◆横浜サンド

川崎市中原区市ノ坪66
TEL 044−733−5989
営業時間 6:00〜18:00
年中無休

 

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  • なかなかほのぼのとして良い記事だと思います。

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