昨年に引き続き赤レンガ倉庫で開催!iPhoneケース展の様子は?
ココがキニナル!
今年も赤レンガ倉庫で開かれるiPhoneケース展の様子をレポートしてください。(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
約100名のアーティストが参加した、個性的なiPhoneケースの展示に加え、iPhone写真展などが開かれ、初日から多くの来場者でにぎわっていた!
ライター:田中 大輔
アーティストたちも来場
会場には、出展しているアーティストも多く訪れているようで、そのうちの一人の作家さんに話を聞くことができた。
26年前から、木を使った独自の方法で作品を作る大島さん
大島明海さんは、組み木絵レリーフというオリジナルの技法で作品を作っている。
いろいろな種類の木を使い、絵の具などでの着色を一切行わずに木そのものの色合いを生かしたレリーフを作っている。
背景と相まって、暖かい雰囲気を与えてくれる作風
立体的で温かみのある作品で、触ってみると木の質感が心地よい。
大島さんは福島県出身ということで、先の震災被害に心を痛めているそうだ。今回、出展した「ねがい星」「おかえり」の2作品は被災者への思いを込めたものなんだそうだ。
iPhone写真展も開催中
iPhoneケースの展示と併設されている“iPhone写真展”は、iPhoneのカメラとそのアプリを使って撮影された作品が一堂に会したもので、こちらにも多くの人が。
iPhoneで撮ったとはにわかに信じられない写真がずらり
プロの作品だけでなく、アマチュアの人が撮った写真も展示されている。
普通のカメラだと機材の差がもろに出てしまうが、プロも素人もiPhoneとなればセンスとアイデア勝負。言われなければ一般作品とは気付かないような作品も多くあった。
もはやケータイのカメラ機能の域を飛び出た作品たち
撮影そのものだけではなく、加工で魅せる作品も
こちらはアマチュア作品。アマチュアとは言え、レベルは高い
iPhone写真展ディレクターを務めるKEN3TV(けんさんてぃーびー)さん自身も、アーティストとして写真を出品している。
自らの作品(右側の2枚)の前で笑顔のKEN3TVさん
別のイベントへの出展をきっかけに弓月さんと知り合い、今回のイベントにも参加。
たまたま通りかかった人やiPhoneを持っていない人でも見に来てくれるという環境に、「ギャラリー以外の場所、特に赤レンガ倉庫のような場所でこういうことができるのは、アーティストにとっても大きい」とうれしそうだった。
iPhoneを持っていなくても楽しい!
これらのほかにも、“iPhone3分映画祭”と銘打たれた動画紹介や、1コインから体験できるワークショップ、iPhoneグッズの販売なども開催中。
こちらのブースでは、カメラ型ケースやレンズが
iPhoneだけでなく、iPadケースなども並んでいた
明日20日と明後日21日にはトークイベントが、明日20日は19時からiPadを使ったDJライブも開かれる(参加費2500円)ということで盛りだくさん。
プロデューサーの弓月さんは「iPhoneが好きじゃなくても、スマホを持っていなくても、誰でも楽しめるイベントです。ワクワク感を求めて来てください!」。
iPhoneユーザーも、そうでない人も、この週末は赤レンガ倉庫で一風変わった“芸術観賞”を楽しむのもいいかもしれない。
―終わり―
「iPhoneケース展」の初日に訪れた素敵な皆さんの様子は以下からご覧ください。
赤レンガ倉庫で開催中!「iPhoneケース展」初日に訪れた人たち
◆iPhoneケース展
期間:2012年10月19日(金)~21日(日)
時間:10時~19時(最終日は~18時)
場所:赤レンガ倉庫1号館1階・2階
入場料:無料
公式サイト:http://iphone-caseten.com