「横浜三塔」から「横浜四塔」に? 神奈川県立歴史博物館が「エースのドーム」と呼ばれているってホント?
ココがキニナル!
2013年3月発行の神奈川県立歴史博物館リーフレットで同博物館の建物が「エースのドーム」として紹介され、初耳でした横浜三塔と合わせているんでしょうか?いつからですか?(つみみさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
2013年3月のリーフレットを発行時横浜三塔と合わせて建物の愛称として「エースのドーム」と名乗るようになり、広く知って貰えるようにアピール中
ライター:橘 アリー
ドームの中の様子は!?
3月21日、開館記念日のこの日は、普段は大人300円の観覧料が無料に。
記念品が当たる抽選会も行われていた
神奈川県立歴史博物館のキャラクターで、営業部長であるという「パンチの守(かみ)」も抽選会の仕事をしていた。
若く見えるが、「パンチの守」は今年で152歳だそうである
「エースのドーム」がある屋上へは、展示室の中を通って、そこから普段は関係者しか入れない階段を登って行く。
階段の様子
階段を登りきるとドームが見えてくる
間近に見るドームは、周囲の近代的な建物と違って、モダンで美しい。
屋上の様子
ドームには、「ドルフィン」という海の守り神の装飾がついている
ドルフィンの様子。顔が怖い・・・
ドームの中へは高さ1.2メートルくらいの扉から入って行く
ドーム内から見た出入り口の様子
ドームの窓の様子。左が外側で、右が内側
ドームは1923(大正12)年の関東大震災で焼失。
そして、大正時代に簡単な修復工事が行われ、その後、1967(昭和42)年の神奈川県立博物館の開館に向けて大規模な改修工事が行われ復元された。
ドームの高さは19メートル。
ドームの中の様子
内部は、外観とは違って地味な雰囲気である。
ドーム内の天井の様子
床はコンクリート
丸い窓から、柔らかい光が射している
見学されている方に「エースのドーム」についてお話を伺った。
南区から来られたという畠山さんご家族
畠山さんは、“ドームの中は、入ってみると思ったよりも天井が高くてとても雰囲気がよい”“「エースのドーム」と言う名前も感じの良い名前”だと話してくださった。
ほかの来館者の方々にも、「エースのドーム」と言う名前について聞いてみたところ、“良いいんじゃないの”“合っている”ということだった。
取材を終えて
神奈川県立歴史博物館が「エースのドーム」と呼ぶようになってから、ほぼ一年がたつ。
まだこの呼び名はあまり知られていないが、いつの日か、横浜三塔の仲間入りをする日が来るかもしれない。そして、「横浜四塔が一度に見えるビューポイント」を探してみたい。
―終わり―
神奈川県立歴史博物館 http://ch.kanagawa-museum.jp/index.html
Tosh.さん
2014年04月16日 11時41分
これは堂々と「エース」を名乗って良いのではないでしょうか。そして「横浜4塔」にしましょうよ。
円海山さん
2014年04月16日 11時36分
人生のほぼ半分、横浜市民ですが 3塔も、このエースのドームも含めて みなとゆかりの文物にすでに凄い愛着と誇りを抱いてるなぁとここでしみじみと思っています。内側見せてくださってありがとうございます!
都筑のふくちゃんさん
2014年04月16日 10時37分
三塔にあやかって、と思いましたが、レポートを読むとまさに「エース」ですね。行って見たくなりました。この塔自体が「展示物」ですね。