7月10日から募集を開始! 市民参加型フルマラソン「横浜マラソン2015」のコースのビューポイントを教えて!
ココがキニナル!
「横浜マラソン2015」にぜひ参加したいと思っています。参加料が15000円であると知りました。参加料ってどうやって決まっているの?取材お願いします (Kyo-chanさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
みなとみらい大橋からスタートし、パシフィコ横浜を目指す。参加料は主に運営側と受益者(参加者)とが半々で受け持つという意図で算出
ライター:山口 愛愛
キニナルコースのポイントをずばり!
横浜マラソンの醍醐味といえば、みなとみらいエリアをスタートとフィニッシュとし、横浜を代表する名所と景色を存分に味わえる所だ。
コースのスタートはみなとみらい大橋から
今回のコース設定や催しなどのアドバイザーとして、“24時間マラソン”などでタレントのマラソンの伴走を務めている坂本雄次さんがプロデューサーとして参加している。坂本さんは神奈川県民には馴染みのある湘南国際マラソンのプロデューサーとしても活躍中。
ここからは、坂本さんが運営する株式会社ランナーズウェルネス・イベントチームリーダーで、横浜マラソンのコース試走を2度ほど行ったランナーの中川修一さんにビューポイントや走りの難所などを語っていただく。
「実際に走ってみても楽しいコースでした」と中川さん
最初のビューポイントは東神奈川方面へまわり、横浜市中央卸市場本場の前からパシフィコ横浜の方へ向かう途中。「なだらかな坂で目の前にみなとみらいの景色が広がり、まさにそこに向かって走っていく感じが気持ち良い」と中川さん。
渡辺さんも、「その後は、赤レンガ倉庫や横浜三塔(横浜税関、神奈川県庁、横浜開港記念会館)を巡り、歴史的建造物を堪能できますが、横浜スタジアムの前で、ぜひ横浜市庁舎にも注目してほしいですね」と笑う。
地元横浜の地理に詳しいお二人が熱く説明
「その先に、横浜中華街の玄武門が見えます。中華街の中は走らないので、中華街を感じられるのはここだけ(笑)。見逃さないように」と中川さん。
「横浜マラソンのコースは平坦な道が多く、初級者でも参加しやすい」と渡辺さんが言うように、高低差が少ないのも特徴。前半は観光名所が続き、あっという間かもしれない。
大きな高低差があるのは高速道路の出入口のみ(提供:横浜マラソン組織委員会)
約10km地点からは、国道357号線を走る。
国道357号線をずっと走り南部市場を目指す
中川さんは「高速道路の下になりますが、圧迫感はまったくなく、開放感を感じるくらいです。日陰になるので、雨風をしのげるもポイントになります」と実際に走った感想を話す。
「磯子、杉田駅の近くは沿道の応援が多いでしょう」
およそ10kmごとのラップタイムを目安に走る人も多いだろう。
横浜マラソンも、ほかのマラソン大会同様にタイム規制の「関門」があるので注意が必要だ。コース上には全部で12箇所の関門があり、11.9kmの第3関門は2時間5分以内に通過、折り返し地点となる19.9kmの第6関門は3時間8分以内、最後の関門41.0km地点は6時間17分内となる(状況により変動することがある)ので心得ておこう。
6時間30分以内にゴールをしなければならない(提供:横浜マラソン組織委員会)
「折り返しの南部市場では、応援する方も楽しめるようなパフォーマンスも実施する予定なので楽しみにしてください。18箇所の給水・給食ポイントでも、ドリンクのほか横浜らしいものを提供する予定です」と渡辺さん。ランナーや応援する人の楽しみは色々あるようだ。
どんな店が出店するのか期待が高まる
「コースは復路がポイントになるでしょう」と中川さん。「21km地点から32km地点が高速道路上になりますが、疲れが少しでてきたころに、高速道路の杉田入口が急な上りになります。
車で走っていると気になりませんが、高速道路上も思いのほかアップダウンがあるんですよ」と教えてくれた。
ポイントを手書きで丁寧に説明
中川さんは、さらにもう1箇所、ランナーの踏ん張りどころがあるという。「『本牧ふ頭』で高速道路を降り、帰りは横浜港のシンボルタワーの方まで走ります。この辺りはコンテナに囲まれ、沿道の応援もおそらく少なく、意外とシンボルタワーまでの距離が長いので、ちょっとつらくなるかもしれませんね」
シンボルタワー付近が難所とは意外
「しかし!」と目を輝かせる中川さん。「約39km地点の山下橋の所が景色が良く、ここからフィニッシュの辺りが見えるんです。一気にテンションがあがるはず。
そしてゴールはパシフィコ横浜を海側に抜けた、臨港パークになります。横浜の海に向かってゴールする景色がなんとも言えないんですよ!」と声が弾んだ。
横浜港に向かい笑顔でフィニッシュしたい(提供:横浜マラソン組織委員会)
「全体的に、観光名所などの知っているスポットが多いですし、三渓園や磯子駅、杉田駅などハマッ子なら、距離感のつかめる目標ポイントが多いので、ペースをつかみやすいと思います。横浜を足で観光する気持ちで楽しみましょう」とエールを送る。
渡辺さんも「観光だけでなく、高速道路やシンボルタワーに向かう湾岸道路などを走れるのが魅力」とアピール。
「東京マラソンの倍率は10倍、大阪マラソンは5倍です。横浜マラソンは初めての試みですが、少なくとも大阪の5倍は越したいですね! 地元(横浜市・神奈川県)優先枠3,000人も設けてあるので、ぜひ応募してみてくださいね」と渡辺さんが締めくくった。
さぁ、募集は7月10日から。記念すべき、第1回大会に応募してみてはいかがだろうか。
インターネット(LAWSON DO SPORTS)とコンビニ(ローソン・ミニストップ)の店頭で申し込める。
はまれぽ編集部メンバーも、もちろん、応募する。そして、コースのイメージが湧くように試走するだの、しないだの・・・誰が走ることになるのか。レポートを楽しみに待っていてほしい。
取材を終えて
横浜市を挙げての意気込みと期待が大いに感じられた取材だった。平坦なコースで6時間半の制限時間ということもあり、本格的なランナーでなくても完走できる可能性が高そうだ。フルマラソンに自信がなければ10kmのコースや、大会ボランティアでの参加、給水・給食ポイントの催しを楽しみながら応援として参加するのも良いだろう。
話を聞き、市民の反響やマナーなどによって、今後の継続が左右されるのではないかと感じた。記者もぜひ参加してみたい。
―終わり―
nkmrさん
2015年03月15日 13時35分
写真が壁紙になるとよかった。
コムギさん
2014年07月07日 13時10分
横浜マラソンの開催が3月、東京マラソンが2月。プロでもフルマラソンを1ヶ月間に2回走ることはめったにないので、知名度、人気ともに圧倒的に高い東京マラソンを狙っているランナーは横浜マラソンはパスするでしょう。関西の大阪と違い同じ関東で行なうためエントリーする人たちも被っていると思いますし。成功の鍵は東京マラソンに落選したランナーをいかに取り込めるかだと思います。でも東京マラソンの抽選結果がわかる前に横浜は当選者の入金締め切りが来るというスケジュールのようです。これでは、両方に応募して東京がだめなら横浜でということが難しくなります。なんとももったいないような気がしてなりません。スケジュール調整など大変だとは思いますがせっかくなので成功をしていただきたいので最後までいろいろな可能性を模索してもらいたいものです。
コウトさん
2014年07月06日 12時36分
国際仮装行列。花火大会。横浜女子マラソン。なんたらマラソン。トライアスロン。さまざまなイベントを様々な団体、事業体が開催してますが、毎回毎回交通規制やらバス運休やら渋滞やらで、その近隣で生活している人間にとってはいい迷惑。みなとみらい、横浜港、中華街のイメージが横浜ブランド的なものとして根付いていてそれを推したいのは判るが、くどい。横浜だって広い。海沿い以外にもあるでしょう。もう少しそこにいる住人の気持ちも考えてほしいものです。本牧なんかバス休止したり迂回させて大渋滞突っ込んだりしたら完全に孤島じゃないんですか?