しっかりパンチの効いた濃厚スープが決め手の家系ラーメン店をご紹介!! ~横浜の家系ラーメン全店制覇への道~其の弐拾三
ココがキニナル!
常に進化し続ける下永谷の「はま家」とバランスの良さが際立つ鴨居の「一二三家」で濃厚家系ラーメンを堪能
ライター:三輪 大輔
某有名ラーメン店の味を継承する「一二三家」
連日、猛暑日を記録し続け、本格的な夏となった。暑い・・・。何か体力のつくものを食べないと倒れてしまいそうだ。
そこでマーコ氏に電話をし、体力がつきそうな、豚骨の旨味を味わえる家系ラーメン店に行くことに。2軒目は横浜線「鴨居」駅から徒歩10分ほどにある「一二三家」である。
鴨居駅から出発!
この日、4日連続の猛暑日となり午後4時30分にもかかわらず、蒸し暑さは収まっていない。この暑さを予感していたのだろうか。ウッつんはまさかの欠席である。そこで砂漠の中で水を求めてさまよう旅人のように、マーコ氏と「一二三家」を目指した。
歩き始めこそ『ドラゴンボール超(スーパー)』の話題で盛り上がっていたが、2分と経たないうちに話題は暑さに対する怒りになり、5分過ぎには「暑い」と連呼するだけになった。
そして炎天下の中、歩くこと10分。汗だくの状態になりながら、ついに「一二三家」に到着した。
近くには「ららぽーと横浜」もある
炎天下の下、たどり着いたこともあり店内の涼しさは爽やかさMAX!
出迎えてくれたのは、店主の八巻俊介(やまき・しゅんすけ)さんだ。そこで早速、まずはお店に関するお話を伺うことにした。
お店やラーメンのこだわりについて語ってくれる八巻さん
八巻さんがラーメンの世界に飛び込んだのは、今から4年前、2011(平成23)年のことで33歳のころだそうだ。
「大学卒業後、和食やイタリアンのレストランで働いていました。ただ小さいころからラーメンが好きで、特に家系は高校時代に多くの店に通っていたんです。ラーメンの経験はなかったけど、好きな世界に飛び込こめるなと思って始めました」と八巻さんは語る。
その時、修行の場に選んだのが、某有名ラーメン店であった。そこでノウハウを学んだ後、八巻さんはすぐに暖簾分けで独立。2012(平成24)年6月6日「一二三家」をオープンさせた。店名の由来は同級生と3人で始めたことが由来になっている。
ラーメンの話にマーコ氏と意気投合する
それでは同店のラーメンのこだわりはどこにあるのだろうか。その点について八巻さんに質問をしてみた。
「うちの特徴はバランス感と香りです。寸胴もお客様に出すスープを温めるものと、味を調整するものを2つ用意しています。いつでもフレッシュな状態にしていたいので、煮詰めすぎたものを提供することはありません。常に高いレベルで味が一定になるようにしています。香りだけで、当店のラーメンを思い出してもらえれば最高ですね」
厨房では2つの寸胴が並んでいる
・・・話を聞いているだけで、お腹が空いてきた。そこでラーメンを作っていただくことに。
暑い中、手際よく働く姿がかっこいい
この日、注文したのは「ラーメン(650円)」と「ネギラーメン(850円)」である。
看板メニューの「ラーメン」
山盛りのネギに圧倒される「ネギラーメン」
まずはマーコ氏が「ラーメン」を実食!
スープを口に運んだら
続いては、麺をすすり
この笑顔!
マーコ氏いわく「まろやかでボディ感もあり、スープと麺の絡みも絶妙」らしい。すると八巻さんは「スープを作る上で一番のベースとしているのは醤油ダレです。そこから逆算していって、どのようなスープが良いか、どのような麺が合うかを考えて作っています」と、ラーメン作りの秘密を教えてくれた。
マーコ氏は「しっかりとしたスープにはボディブローがあり、醤油感も存在していて、まさに醤油豚骨スープ! スカウターが上昇しまくる一杯ですね」と、豚骨の濃厚な旨味にかなりの高評価である。
そこで筆者も「ネギラーメン」を食べてみることにした。
スープにはゴマも入っており、確かにいい香りがする
まずはスープを口に運んでみると、まろやかな口当たりでゴマの風味が口の中に広がった。ネギもしっとりしておらず、シャキシャキで麺との歯ごたえの違いも楽しめる。
シャキシャキのネギについて八巻さんに尋ねてみると「50度の温水でアク抜きをしてから、水洗いをしているんです。それが野菜の鮮度を落とさない秘密になっています」と説明してくれた。
暑い中、歩くだけの価値があるラーメン
ネギのしたに隠れていたチャーシューもこの大きさ!
二人でラーメンを完食後、キニナルメニューを発見してしまった。その名も、「ネギそぼろ麺(850円)」である。旨辛のスープに、挽き肉とネギのコラボレーションが堪らないと評判らしい。
そこでウッつんはいないものの、食後のデザートの一杯として、いただいてみることにした。
辛み抜きもできるという「ネギそぼろ麺」
まろやかなスープに優しい辛さが溶け込んでおり、辛い料理が苦手な方でも食べられる逸品だ。ネギも「ネギラーメン」とは違った味わいになっており、挽き肉もスープを吸い込んでいて旨みが凝縮されている。
汗が引いたのに、また汗だくになる・・・だけどうまい!
食後は、この冷風機で
襟足もきれいに乾かして、いざ帰路へ
最後に、今後のお店の展望を聞いてみると、八巻さんはこのように答えてくれた。
「もっと有名なラーメン店に育てていきたいです。今後、横浜市の南エリアでカウンターだけの店舗を出店したいと考えています。同時に将来独立を希望する方の修行の場にもなっていきたいですね」
八巻さん、ありがとうございました!
取材を終えて
夏本番になった今、絶好調なのはうまいラーメンを食べたからに違いない。今回訪れた2店舗によって家系ラーメンの魅力に、また少しはまってしまった。
―全店制覇まで残り33店舗―
※上記軒数は現段階で調査できた店舗数となります。開店・閉店・発見により軒数が変動する場合があります。
2015(平成27)年8月7日時点の家系家系図<クリックして拡大>
―続く―
取材協力
はま家
住所/横浜市港南区丸山台4-9-19
電話番号/045-842-5254
営業時間/11:00~15:00 17:30~22:00
定休日/不定休(HPにて随時告知致します)
一二三家
住所/横浜市都筑区池辺町4704
電話番号/045-507-7463
営業時間/11:00~23:00
定休日/水曜日
shinobu0614さん
2016年11月30日 05時59分
某有名店出身とか修行店も明かせないような不義理でもしたんかね。あと岳家って謎の終わり方してたな・・・
∵さん
2015年08月11日 09時30分
家系はもうさんざん他所でも特集されているし、他所で紹介された店を下手くそなライターがここで紹介する意味もない。ご当地ラーメンでも端麗系やサンマーメンを紹介したらどうか(ただしマー○以外の人を希望)○ーコ氏は、家系のパクり元のラーメンショップの県内・市内の店舗を紹介して、罪滅ぼしでもしたらどうか?
たろちんさん
2015年08月10日 09時29分
マーコまだ起用してんの?