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放置された道路計画? 「国道15号線」の工事はどうなる?

ココがキニナル!

国道15号線の鶴見市場のあたり、箱根駅伝の中継所が設置されるところは変な構造してます。2車線の横の緩衝地帯を挟んでもうひとつ道がある。まさか中継所のためにああゆう造りにしたの?(だいさん)

はまれぽ調査結果!

国道15号線で拡幅工事が行われていない区間があり、道路の幅員が狭く、空いたスペースが側道のようになっている。拡幅工事が再開される時期は未定

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ライター:小方 サダオ

橋を渡った京急鶴見駅方面の住人に話を伺う

 

道路拡幅予定地(青枠)、予定地の線に架かる場所(青矢印)のイメージ図(Googlemapより)
 

写真右側の上り線沿いには低い建物、左側の下り線沿いには高い建物が建つ
 

続いてIさんから伺った「歯抜け状態」を確かめるために、鶴見川を越えて京急鶴見駅方面に行ってみた。すると先ほどと同じように、上り線の国道沿いには比較的低い建物が建っていた。
下り線の国道沿いには高層マンションが目立ち、上り線側が予定地にかかっていることが分かる。そこで予定地に当たると思われる場所の住人の方に、話を伺うことにした。

 

このあたりの建物は建物内の3分の2が予定地になっている
 

近くの会社の吉田製作所の従業員は「ここは建物内の3分の2が計画道路予定地だよ。このような場所に建物を建てる場合は、不動産会社から『計画道路予定地ですので、道路建設が行われる時にいつでも撤去できるような建物しか建てられません。またその場合、退去の際の補償はありません』と言われますよ」と答えてくれた。

また女性Aさんは「うちは私で3代目ですので、50~60年この場所に住んでいます。この家の裏あたりまで計画道路になる予定です」

 

予定地に出来た鶴見区休日急患診療所
 

「以前は道路工事用車両のための駐車場がありましたが、それがなくなってパチンコ店になったり、休日診療所のような堅固で重要な施設が出来ました。そのことからも、道路建設が行われない可能性は高そうです」

「噂では、この国道15号線の拡張は重要度がかなり低いのではないか、と言われています」

 

道路予定地(青枠)のイメージ図
 

車線が減る場所で右折禁止の取り締まりをしている
 

「この先の京急鶴見駅前の国道15号線では、計6車線になっています。車線が減る場所では右折禁止のため、違反する車を警察が捕まえていますよ」と答えてくれた。

 

京急鶴見駅前の国道15号線は一部が計6車線だ
 

そこで下り線を進むと、京急鶴見駅前の国道15号線は、橋を渡る前の鶴見市場前の地点とつながることを想像させる、広い中央分離帯をはさんで6車線になっていた。

 

上り線(青矢印)と下り線(緑矢印)で車線が減っている(Googlemapより)
 

予定地(青枠)(イメージ図)。右側が国道15号線
 

先を進むと、今度は下り線側に低い住宅が、上り線側にマンションなどが目立ち始めた。
このあたりからは下り線沿いが道路の拡幅予定地となるようだ。

 

下り線側の拡幅工事が止まっているあたり
 

近くに住む不動産店の店主は「今から37年前に区画整理事業があり、この区間だけ拡幅工事が行われました。出田町(いずたちょう)から先は出来ているので、そのほかのつながっていない場所もつなげてしまえばいいと思いますが、具体化しませんね」

 

神奈川区出田町入口のあたり(青矢印)(Googlemapより)
 

「区画整理時に、京急鶴見駅周辺に古くから住む人が『価値は上がるかもしれないが、土地が減る』という理由で反対しました。工事の際は古い人たちが反対するのかもしれませんね」と答えてくれた。

 

写真右の下り線側道路沿いは低い建物が並ぶ
 

後にマンションが控えていて、前方の建物が低い特徴であることについて伺うと「計画道路沿いでの場所では、3階までの安易に壊せる建築物でないと許可が下りません。予定地の土地の価格は、周辺の相場に比べて3~4割は安いです」

「古くから住む人は、建物の建て直しの許可が下りないため修繕をする程度しかできません。事業化に関しては地元の議員に聞いても分からず、役所からの説明もないため、不満に思っている人が多いですよ。田中角栄のような力のある政治家が動けば一気に通るかもしれませんけれど・・・」と答えてくれた。

 

道路建設がしやすいようにマンションの前は駐車場にする決まりがある
 

酒屋の店主に伺うと「このあたりでは上下線とも縁石の位置から外側10メートルの幅は道路の予定地になっています」と答えてくれた。

 

上り・下り両車線の予定地になるあたり(青矢印)のイメージ図(Googlemapより)
 

「工事が難しくなっているのは、JR鶴見線国道駅があるからではないでしょうか? 駅だけではなく線路も動かさなければならないでしょうから」

「車は渋滞しないどころか、ほかの道路が出来たおかげで減っているくらいですよ。しかし計6車線の方が防災上は良いんですけどね」と答えてくれた。

 

国道駅(緑矢印)(イメージ図)が道路建設の難所になるという(Googlemapより)
 

国道駅
 

確認してみると、確かに上り線側を拡幅する際は、陸橋を移動させないといけなくなりそうだ。
国道駅の存在も拡幅工事を難しくさせているのかもしれない。

最後に「道路建設計画内の建物の制限」に関して、横浜市建築局都市計画課の梶山祐実(かじやま・ゆみ)さんに伺うと「計画予定の土地の建物は都市計画法53条により、(1)3階以下高さ12メートル以下(2)主要な構造部が木造、鉄骨造、コンクリートブロック構造であること(3)容易に移転、除去することができるものであること、と決められています」と答えてくれた。



取材を終えて



「道路建設に際しての国の決定は揺るがない」というが、時代とともに道路状況が変わることはあり得る。計画の変更を考える余地は設けるべきなのではないだろうか。

そうでないと国道15号線という重要な道路の一部の沿道が、「建設の制限を受けた区間」という状態が長期間続くことになってしまうのだ。

 

道路建設予定地に住むことで不便に思う人が多いという
 


―終わり―
 
 

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  • 国道15号線を第一京浜、国道1号線を第二京浜と、呼ぶ人が多い気がした。第三京浜の名前もそう聞くと納得します。

  • ちょっと取材不足では? 住民側からの意見や経緯はていねいにひろってあるけど、推進側の国道事務所からはたった数行。これからの予定や現在の状況が皆無なのはなぜ?

  • 国道15号は明治以前の東海道上をほぼそのまま通っていて、以前は国道1号線を名乗り、隣の現国道1号は2号線を名乗っていた。その後の国道表記改正で現在の番号になったが、古くから京浜地区に住んでいる方々は今でも15号を一国、1号を二国と呼ぶことがありますね。15号線は確かに重要幹線道路でもあるが、並行する京浜間国道は1号、第三(466号)、いずれ完成するだろう湾岸国道(357号)と複数あることで、15号自体の重要性は低くなってくると思います。でも一番古い街道として歴史を感じるような道路としてあって欲しいかな。と思っています。

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