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横浜ひと筋25年。ハマの番長、三浦大輔投手の引退会見をレポ―ト!

ココがキニナル!

25年間、横浜を支え続けた。ハマの番長、三浦大輔投手の引退会見の様子がキニナル(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

勝てなくなったのでケジメをつけると決意。涙で「苦しいときも一緒に戦ってくれたファンはチームメイト」と最後までファンへの思いを口にした。

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ライター:山口 愛愛

ファンの気持ちに応えマウンドに戻りたかった



25年の現役生活の思い出を聞かれると、「とびきり球が速いわけでも、変化球があるわけでもなく、よくやってこれた」と振り返り、一番の思い出は「1998(平成10)年の優勝したとき。これだけ嬉しいものか、すべてが報われた」と、その後も優勝にこだわり続けた三浦投手の顔が明るくなった。

印象に残っている指導者との出会いは「プロ1年目の小谷(正勝〈こたに・ただかつ〉ピッチングコーチ)さんと知り合ったのが第一歩だと思います。『己を知れ』と言われたことですね。
その言葉の胸に、勘違いしないように自分はどういうピッチャーでどうしたら抑えられるか考えながらやってきました」と語った。

トレードマークのリーゼントに話しが及ぶと、「単純に好きなだけですけど、プロで何十人と投手がいる中で見てほしい。プレイで注目されることが一番ですけど。その代り野球に対してはちゃんとやってきた」と25年第一線で走り続けてきた秘訣をうかがわせた。

 

「リーゼントは卒業しません(笑)」
 

長い現役生活の中でのライバルと打たれたホームランの思い出を聞かれると苦笑いを浮かべる場面も。

「プロ初完封できるかというところで(8回二死から代打の)金本(知憲〈かねもと・とものり〉)さんに打たれたホームラン、開幕戦の名古屋での(川上憲伸〈かわかみ・けんしん〉と投げ合い0-0で迎えた9回にアレックス・オチョアに打たれた)サヨナラ満塁ホームラン、ハマスタでのプレイボール直後の(開幕戦の巨人戦での初球、高橋由伸〈たかはし・よしのぶ〉に打たれた)ホームランなど、打たれたことはいっぱい覚えています」

 

「野球がヘタクソだと思っているので上手くなりたくてやってきた」
 

最後に「ファンから寂しいという声がたくさん聞こえてきます。ファンにメッセージを」と促され、丁寧に答えた。

「自分も寂しいです。まだまだ離れたくないですし、横浜のユニホームを着て投げたい気持ちはまだあります。ファンのみなさんの前で投げられるのは1試合になり、もっと投げたい、ユニホームを着続けたい気持ちもありますけど、いつかは現役を引退しないといけない、誰もが通る道だと思いますので、僕も辛いけど・・・」と素直な気持ちをのぞかせた。

 

「先発は準備の大切さ、責任の重さを大事にやってきた」
 

「辛いときもいっぱいありました。もっと前に引退かな、辞めないといけないかなと思った時もいっぱいありましたけど」

ここまで穏やかな雰囲気で進んでいたが、ファンへのメッセージの途中で涙を浮かべた。

 

「すみません・・・」と感極まる
 

「もうダメかなと思って、2軍で、1軍の試合をテレビで見ているときも・・・(涙で声をつまらせ)18番のユニホームを着て(ファンが)スタンドで応援してくれているのをテレビで観たら、絶対あのマウンドに戻るんだと思ってがんばってこれました」

「それだけ三浦大輔に力を与えてくれましたし、あの応援があったからここまでやって来れたと思います。辛いですけど、また違うステージでも三浦大輔はがんばっていきますので、そこでも応援してくれたらと思います」と感謝を口にした。

 

涙をこらえながら熱い思いを語ってくれた
 

「お客さんが少なくて苦しいときもありましたけど、どんなときでも見捨てずに、最下位であろうが、ファンは信じてついてきてくれた。勝てない時はグラウンドにモノが投げ入れられ辛い時期もありましたが、ほとんどのファンは一緒に苦しんでくれたり、喜んでくれた、一緒に戦ってきたチームメイトだと思います」

改めてファンとの絆を感じさせる、三浦投手らしい言葉だった。

今後は未定だが「現役を卒業しても野球からは卒業しないので、ずっと野球に関わっていきたい。将来的に指導者の道も夢見て、横浜に戻ってきたい」とファンもひと安心のコメントが聞けた。

三浦投手の現役生活を象徴するような涙あり、笑いありの会見だった。
いつもメディアに対しても心遣いを忘れない三浦投手に思い入れのある報道陣も多く、退場する際は報道陣から温かい拍手が送られた。



取材を終えて



三浦投手のラスト登板はハマスタ最終戦となる巨人戦の9月24日が濃厚。24年連続勝利のプロ野球新記録がかかる、本当のラストチャンスだ。しかし、三浦手はきっと言うだろう。個人の記録よりもチームの勝利が優先と。

チームも逆転で2位を狙え、ハマスタでクライマックスシリーズを開催できるチャンスが残されている。三浦手が1日でも長くユニホームを着るため、ハマスタのグランドに立てるためにも残り試合勝ち進みたい。

ハマの番長、25年間ありがとう! おつかされさまでした、はまだ言わない。全員野球で番長に最後の1勝を。そして唯一、日本一を知る男に最後にもう1度夢を。


―終わり―
 
 

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  • 24日はハマスタ行くので気合い入れて応援してきます!(号泣してしまいそう)

  • 泣けた。引退を決意するまでいろいろ悩んだんだろうな。寂しいけど、ハマの番長が決めた事なので、笑顔で見送りたい。ところで、今年の日本シリーズは、25年ぶりリーグ優勝の広島に譲ってあげたい気持ちもあったけど、この記事を読んで気持ちが変わった。もう一度、三浦投手と日本シリーズを楽しみたい。日本一になって三浦選手最後のシーズンを終わりたい。頑張れベイスターズ!

  • 笑顔で一面!!9月25日のスポーツ紙を飾って欲しい。記録にも記憶にも残る、ベイスターズを代表す「ハマの番長」に日本一の花道を!!横浜中が一つになって応援します!

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