「かっぱ寿司」食べ放題の全88種を男2人で制覇できるか!?
ココがキニナル!
かっぱ寿司の本社が長野(だっけ?)からみなとみらいに引越していました。食べ放題を一部店舗で始めて話題になっていますので対象店舗の北新横浜駅店で大食いチャレンジしつつ企業訪問お願いします(たこさん)
はまれぽ調査結果!
全メニュー制覇は達成できなかったが、2人で7530円分を完食。食べ放題料金は1580円×2人で合計3160円。4000円以上もお得に寿司を堪能できた
ライター:幸谷 亮
利用者インタビュー
次は、食べ放題にチャレンジしたほかの利用者の方々の声を紹介していこう。
普段から頻繁に「かっぱ寿司 北新横浜店」に来店するという男子高校生たちは、それぞれ22~23皿ずつくらいを完食。1番多く食べた少年でも25皿という記録だ。ちなみに、普段は10皿前後でフィニッシュするそうなので、食べざかりの高校生にとっては特にありがたい企画といえるだろう。
「いか天まよ」が絶品です
大学時代に同じバイト先だったという31歳の2人組男性は、6~7年ぶりの再会の地にここ「かっぱ寿司 北新横浜店」を指名。アルコールを飲みつつ挑んだので、食べ放題の結果はそれぞれ10皿程度だが、満足気な様子だった。
ちなみに、来店する前に店に問い合わせたところ、午前11時から受付を開始しているということで午前10時50分くらいに到着したが、その時点ですでに7組ほど待っていたようだ。なお、問い合わせた際に「混雑具合はお伝えできかねます」と言われたとのこと。混み具合は、行ってからのお楽しみ、ということだろうか。
「寿司をつまみに、2人で10杯ほど飲みました!」
最後は、2人組の姉妹へのインタビューに成功。「いつもは7〜8皿くらいしか食べない」という2人だが、この日はそれぞれ13皿と8皿を完食。一見、8皿だと女性の食べ放題料金の1380円(税別)にも満たしていない印象だが、「サイドメニューをたくさん食べたので、元はギリギリ取れました」と答えてくれた。
なお、揚げ物や麺類などのサイドメニュー、そしてデザートなどは200円(税別)~300円(税別)のものが多くラインアップしている。普段はあまり選ばないメニューを食べられるのも食べ放題企画のいいところである。
「横浜市内在住ですが、はじめて来ました」
食べ放題企画の真相を「カッパ・クリエイト」に直撃!
最後に、食べ放題企画の真相を聞くため「カッパ・クリエイト株式会社」の広報担当者に問い合わせてみた。まずは、食べ放題を企画したきっかけを伺うと、「ランチタイムからディナータイムの間の、いわゆるアイドルタイムといわれる時間帯の活性化と、お値段を気にせずお皿を積み上げるという回転寿司の醍醐味、そして、今のかっぱ寿司をより多くのお客様に体験していただくため」とのこと。
楽しみながら食べられるのが食べ放題のいいところ
さらに、数ある店舗の中でも20店舗しか開催していない理由を聞いてみたところ、「立地やお客様の来店状況・店舗の人員配備の面など、複合的に判断した結果、今回はトライアルということもあり、全国から幅広く店舗をピックアップしました」と答えてくれた。
横浜市内をはじめ、人口が集中しているエリアだけでももう少し店舗を増やしてほしいというのが本音だが、トライアルなので致し方ないのだろうか・・・。とはいえ、全国に350店舗近く展開する中で20店舗限定というのはあまりにも少なすぎる。
北新横浜店にはかっぱのロゴが健在していた
やっとの思いで食べ放題に挑戦するのであれば、最低でも元はとりたいところである。そこで、原価率の高いメニューを聞いてみると、定番の「まぐろ」「はまち」「うに」「海鮮生えび」などだそう。また、トッピングの多い「ラーメン」や「ロール寿司」、お店で蒸している「プリン」なども原価率の高いメニューのようだ。
味も絶品の「まぐろたたきアボカドロール」
「人気メニューBEST 7」については以下参照。
1位:まぐろ
2位:はまち
3位:茶碗蒸し
4位:とろサーモン
5位:つぶ貝
6位:サラダ軍艦
7位:えんがわ
冒頭でも紹介した通り、あまりの混雑ぶりに挑戦したくてもできない方が多くいるはずだ。そこで、この反響についてどう考えているのかと直球をぶつけてみた。
すると、「想定以上の反響をお客様からいただき、ご不便をおかけしている部分が多々あると感じております。その点につきましては心よりお詫び申し上げます」と前置きした上で、「開始前は口コミでお客様がご来店頂き、アイドルタイムににぎわいが出る程度を予測しておりました」ということだった。
ちなみに、「10時間待ちというニュースも報じられていますが、実際は整理券を発券してもご来店されないお客様がいるほか、食べ放題には時間制限を設けておりますので、そこまで長時間お待ちいただくことはございません」とのこと。
しかし、インタビューさせていただいた方たちは、少なくとも3時間は待っていることから、「食べ放題企画」に挑戦するのはそれなりの覚悟が必要といえるだろう。
とはいえ確実に、そしてお得に楽しめるかっぱ寿司の「食べ放題企画」。時間のある方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。
取材を終えて
並んでいるときは長時間の行列に不満気な表情をしていたお客さんたちも、お店を出るころには笑顔になっているのが印象的でした。
食欲を満たすだけでなく、心もハッピーにしてくれる「食べ放題企画」。今後も継続するかは未定のようですが、「今回の反省点などをしっかりと見極め、検討材料にしたいと考えている」ということでしたので、ぜひレギュラー企画として定着してほしいものですね。
―終わり―
ダボスさん
2017年07月03日 20時00分
寿司にしても中華街にしても街中の飲食店が食べ放題。中身や味よりコスパ重視。さすが東京の衛星都市、横浜らしい記事ですな。
9*さん
2017年07月03日 08時11分
企画内容はよかったと思います。自宅から近いのでとても行きたくなりましたし、メニューの情報も多くて参考になりました。ただ、以下の点が気になりました。
待ち時間が1080分ですとか、インタビューした方々も少なくとも3時間は待っておられたということですが、それは受付開始時間の前に到着しておられた方(いましたよね)もそれぐらい待ったということでしょうか。受付は事前予約システムがあるのでしょうか。当日一番乗りで受付しても、事前予約した方が先に来るとか、前日までに来店受付した方が来る(このケースがあるので1080分?)ので待ち時間が発生する、ということでしょうか。
自分で調べればいいことなのはわかりますが、情報が中途半端なのでとてもやきもきしてしまいました。