伝説のチーズケーキって何が伝説なの?
ココがキニナル!
伝説のチーズケーキって看板があったけど、何が伝説なの?(フランケン面さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「伝説」とは味のことではなかった!伝説と看板を掲げてるのは、新聞記事に「伝説復活」と掲載されたからだった
ライター:鈴木 亮介
製造元を直撃!
社長の三男で、営業を統括する二男とともに10代の頃からチーズケーキ作りに命をかけてきた、伝説のチーズケーキ製造の総責任者である小山正治製造部長(25)に話を聞いた。
小山正治製造部長
―まず、出店までの経緯を教えてください
小山:以前、別の会社がチーズケーキを製造販売していたのですが、経営が行き詰まり閉店。その後、私の父が経営する八百屋「つま正」が以前から付き合いがあったことから救済を申し出て、借金を肩代わりすると同時にチーズケーキの商標やレシピを受け継ぎ、2003年にガトーよこはまを出店しました。
―単刀直入に伺います。何が「伝説」なんですか?
小山:惜しまれながら一度は姿を消したチーズケーキが復活したということでしょうか。その出店の際、日本経済新聞の記事で「伝説のチーズケーキ復活」と書いていただいたので、それを看板に使わせていただいています。
「伝説」はこの記事から始まった
―伝説のチーズケーキは、普通のチーズケーキとどこが違うのでしょうか?
小山:チーズの濃厚さですね。チーズそのものではないかと思うくらいの濃い味に仕上がっているのが一番の特長です。チーズはデンマーク産のものを輸入しているほか、生地の材料にもこだわっています。
―元々は「しらはまチーズケーキ」という名前だったようですが
小山:そうですね。そのレシピ等を当社が受け継いだ際、地元・横浜に密着し、より一層横浜の皆さんに愛していただきたいという思いを込めて、「よこはまチーズケーキ」に改名しました。
工場も見学させていただきました
―「しらはま」というくらいですから、白濱シェフがいらっしゃるわけですよね
小山:実は、数年前に退社しました。今は自らのお店を開かれているようです。2003年の出店当初はしばらく在籍していたのですが、レシピは当社だけで使うという約束に反してあちこちで指導をするようになり、その後退社。現在は当社と関わりがなくなってしまいました。
味が「伝説」ではなかった
今回の取材で「伝説のチーズケーキ」とは味のことではなく、日経新聞記事に掲載されたことがキッカケで、「伝説」とうたっていたことが分かった。
筆者自身はてっきり味のことだと思っていただけに拍子抜けである。
確かに美味いチーズケーキだとは思うが、これは少々誇大広告なのでは?というのが正直な感想だ。
さて、皆さんはこの件についてどう思われるだろうか。伝説を掲げてもいいか、もしくはその逆か。
まずは一度、チーズケーキを食べて判断してもらい、編集部まで感想を頂きたい
― 終わり ―
コジさん
2013年12月17日 10時55分
やはり「伝説」の経緯を記事にするに留め、誇大広告や伝説を揚げてもいいか、等の店に対し否定的コメントは無用と思われます。悪質な商品表示が横行している現代、指摘しなければならぬ商品は山程あるはず、何度か購入していますがデンマ-クチ-ズの特徴を良く生かした商品と思います。「伝説」を揚げるのを問題とするならば産経新聞に申すべきではなしでしょうか。
にゃんすけさん
2013年11月16日 18時17分
どんな期待をするのも、その人の勝手だと思う。「伝説」の意味合いを取材してくれたことに関しては面白かったのに、まとめがネガティブで、取材させてもらった方に失礼だと思います。
あんとんさん
2013年10月08日 13時24分
家族がちょこちょこお土産に買ってくるので少し気になっていました。何が伝説なのかわかってよかったです。次に食べる時はこの話を家族にも教えてみよう~。