「スヌーピーミュージアム」が南町田グランベリーパークにオープン! 『ピーナッツ』の世界観をレポート!
ココがキニナル!
南町田グランベリーパークに「スヌーピーミュージアム」がオープンした。六本木にあった旧施設のおよそ2倍の規模に拡張されオープンとなった新ミュージアムの見どころは?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
南町田「スヌーピーミュージアム」は、シュルツ氏の生涯と漫画『ピーナッツ』の世界観がつまった展示が目白押し。全長8メートルの巨大スヌーピーが待っている「スヌーピー・ルーム」も見どころだ。
ライター:はまれぽ編集部
2階 巨大スヌーピーと安らぎの空間
階段で2階に降りると目の前の壁に、スヌーピーの飼い主である「チャーリー・ブラウン」の顔が。
じーっと一点を見つめるチャーリー
振り返るとアメリカにある「シュルツ美術館」についての説明がある。
スヌーピー好きとしてはいつか訪れてみたいものだ
そしていよいよ、新スヌーピーミュージアム1番の目玉である「スヌーピー・ルーム」へ。
少し薄暗く、ほかの展示室に比べると静寂とした空間に感じる「スヌーピー・ルーム」。入るとすぐに言葉を呑んだ。
おっ大きい・・・!!
全面が白い壁の部屋の中央で気持ちよさそうに寝ているスヌーピーは全長8メートルもある。ここに展示されているスヌーピーも過去に掲載されていた漫画の中から選ばれたスヌーピーだ。
普段のイメージである犬小屋の上で眠る姿ではなく、誰も気にとめないような、なるべく読者が意識したことがないスヌーピーを選んだそう。漫画の平面では分からない“背中”や“耳の裏側”などは、立体に再現するのはとても難しかったそうだが、コンピューターなどで3Dで表現するなど、何度も解析して作り上げられた。
全6体の大きなスヌーピーが展示されている「スヌーピー・ルーム」。この部屋が暗く、静かに感じる空間なのは、目の前に大きなスヌーピーが出迎える驚きと、“背中”や“耳の裏側”を見て新たな発見をして欲しいという狙いがあってのことらしい。どのスヌーピーも個性的なのでじっくりと見てほしい。
テディベアの真似をしているスヌーピー
寝ぼけながら歩いているスヌーピー
ここまで紹介してきた展示は常設展示で、六本木の旧施設と違っていつ訪れても楽しめる展示になっている。
次の部屋は、期間によってテーマが変わる企画展の部屋。第1回目は「ビーグル・スカウトがやってきた!」というタイトルで、スヌーピーが隊長をしているボーイスカウトについての貴重な原画が展示されている。緑に囲まれたグランベリーパークにぴったりのテーマである。
2020年6月28日までが第1回目の期間
原画が見られる貴重な機会に筆者もじっくり鑑賞
クリスマスに合わせたサンタクロースの話もある
最後の部屋は「ウッドストック・ルーム」。ここは休憩室としてつくられている。六本木の旧施設では館内が狭く、休憩するスペースが確保できていなかったが『ピーナッツ』の世界観の余韻も楽しんでほしいという願いから、新施設ではイスが設置され、様々な絵本が置かれている「ウッドストック・ルーム」が設けられた。
ウッドストックカラーの黄色一色!
どこかで見たことあるタイトル・・・
ちなみに筆者が『ピーナッツ』で1番好きなキャラクターはウッドストックなのだ
3階、2階を回りすでにお腹いっぱい、胸いっぱいの筆者だが、1階の紹介も忘れずにしなくては。
1階 ワークショップルームとブラウンズストア
正面入口を入ると目の前にはチケットカウンターがある。当日券は大学生と大人は2000円(税込・以下同)、中学・高校生は1000円、4才から小学生は600円という価格設定。
ちなみに、「スヌーピーミュージアム」のホームページからも前売り券を購入することができる。こちらの方がお得な値段だが、人気のため完売してしまっている日もあり、前売り券が完売していると当日券は販売されないので要チェック。
右側には常設の「ワークショップルーム」があり、キャンドル作りや刺繍、和菓子作りなどが楽しめる。期間限定で内容も変わるので何度訪れても楽しむことができる。
しかし、すでにチケットが完売してしまっているワークショップもあるので、詳しくは公式ホームページを確認してほしい。
自分だけのスヌーピーが作れる
かわいくて火なんか点けられないキャンドル
館内を回り、シュルツ氏や『ピーナッツ』について深く知ることができた後は、お土産を買う楽しみが待っている。
1階エレベーターの近くにあるこの絵が「ブラウンズストア」の目印
『ピーナッツ』グッズが山のよう
犬小屋の形をしたワゴン
「はまれぽ」の頭文字「H」のキーホルダー(800円/税別・以下同)
緑豊かな南町田をイメージしてつくられたオリジナル「トミカ」(800円)
新ミュージアムを記念し発行された「スヌーピーミュージアム・タイムス」(500円)
どれも南町田限定の商品ばかりなので、“世界でここにしかないグッズ”が多く取り揃えられている。人気ブランドとのコラボグッズや種類豊富なオリジナルグッズはどれも欲しくなり、気づけば買い物カゴがいっぱいになっているので要注意だ。
取材を終えて
“スヌーピーが好き!”というだけで訪れた「スヌーピーミュージアム」だが、漫画『ピーナッツ』についてもっと知りたくなるような展示の数々で、取材を終えたころには『ピーナッツ』を読んでみようかなという思いになっていた。
六本木の旧施設から生まれ変わったポイントとして、「広さが倍になり、自然豊かな緑に囲まれている」ことと、「旧施設は企画展のみで常設展示ができていなかったので、『ピーナッツ』やシュルツ氏を知ってもらえるような常設展示を設けた」ことの2点がある。
新たな「スヌーピーミュージアム」は旧施設の時から支えているチームによって、“新しい発見”と“驚き”が得られる場所になって南町田にオープンした。
シャンデリアにたくさんのスヌーピーが吊るされている発見も
そしてグランベリーパーク内に、2020年3月1日までの期間限定で「アイスアリーナ」が設置されている。こちらも合わせて楽しんでみてはいかがだろうか。
スヌーピーとピーナッツ・ギャングの絵柄がかわいい
衣装チェンジして登場。スケートをしているポーズをしてくれた
一緒にフォトセッションをしたご家族とのハグ
ー終わりー
スヌーピーミュージアム @Peanuts Worldwide LLC
https://snoopymuseum.tokyo/s/smt/?ima=0000