イセザキモールの「ドキッ」とするお店って?
ココがキニナル!
イセザキモール内にあるお店「アロマスモークカフェ~Sheesha Cafe 伊勢佐木」。店先から中を覗くと、ちょっと「ドキッ」とします。是非、潜入調査をして下さい。(takedaiwaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
水タバコとも言われるシーシャを吸うお店だった。店内は、他人同士でも自然と会話が生まれるコミュニケーション空間になっている!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
ドキっとする店とは?
横浜市伊勢佐木町にある商店街、イセザキモール。その一角に、中を見るだけでドキッとするお店があるという投稿が届いた。何やら不思議なお店の匂いがプンプン。早速行ってみる事に。
イセザキモールの角にその店はあった
立ち飲み屋の隣にあるガラス窓が目印のお店。店の名前は「Sheesha Cafe (シーシャカフェ)伊勢佐木」という。店内には既に何人かお客さんがいるようだ。
中に潜入!
10人も入れば満員状態になるような小さな店内。
お客さんも常連なのだろうか、店員さんも加わって和気あいあいと喋っていた。
この日の店員、桜井さん
何をする店なのかわからないので聞いてみると、ここは日本では珍しい本格的な水タバコを楽しめるお店なんだそうだ。
シーシャって何だ?
シーシャとは、水タバコ専用の香り付けがされた煙草の煙を、水で冷やして吸う喫煙器具のこと。
中東発祥のもので日本でも専門店などがある。
シーシャ(水パイプなどとも言う)
必要な料金はシーシャセット(1000円)と、ワンドリンク制のドリンク代。シーシャセットには、シーシャ1台の使用料と、煙草の葉を1種類が含まれる。なお、煙草の葉を替えるオプションは1回500円。
ドリンクは、ソフトドリンクが500円で、ビールが700円。カクテル、チューハイ、ハイボールなどが各600円から用意されていた。
こちらがシーシャ専用の煙草の葉(ドバイ製)
香りはグレープ、マンゴー、パイン、オレンジ、チェリーなどフルーツ系を中心とした煙草から好きな物を1つ選ぶ。
中には煙草の葉と糖蜜を和えた物が入っている
どれにしようか迷っていると、お客さんが「私のがグレープなんですけど、試しに吸いますか?」と言ってくれた。悪くない味だ!と思ったので、流れでそのままグレープを注文してみた。
シーシャの頂部にはアルミホイルに包まれた炭がある
注文を終えると、店員さんがシーシャを持って来てセッティングしてくれる。
炭の下に空いた小さな穴。その下に煙草が入れられていた。
吸ってみる!
パイプから息を吸い込んで、炭で燃えた煙草の煙が水に入っていく。
水がゴボゴボ音を立てるように吸い込む
水に入った煙は濾過されて水面から出てくる。吸い込んだ口には、水をくぐり抜けた煙が入ってくるという仕組みだ。分解して中を見てみたくなるような複雑なパイプ構造。よく考えられた仕組みだと感心してしまう。
煙を吐き出す!
一般の煙草に比べて、ニコチンの量が1mg以下と少なく、煙草独特の嫌な臭いもないので、まるでフルーティな味と香りだけを楽しんでいる感覚。どうしても薄いのが合わないという人は、アルミホイルに空ける穴などで、味を調節してもらうこともある程度は可能だそうだ。
お客さんにも、一般の煙草を吸わない人が多く、店員の桜井さんもその一人。一般の煙草とは全く違う嗜好品で、ハマってしまう常連さんも非常に多いのだそうだ。
もう一つの醍醐味とは?
店が狭く、他のお客さんとの距離も近いので、自然と会話が生まれる。初めて会った人は「はじめまして、○○です」と挨拶をするのが当たり前。桜井さんを通じて、ここに新たなコミュニティーが生まれているように感じられた。
週に3回は来るというタイラーさん、すっかり常連だ
お客さんにとっては、色んな人の話が聞けるというのが非常に有意義な時間だそうだ。
夕方に店に来てシーシャを吸い、飲食店で食事をした後、再びここに戻ってくるというお客さんもいるという。地元の人が中心だそうだが、夜は満員御礼。
傍から見ると、異様な光景かもしれないが、飛び込んでみると新たな出会いが生まれるのかもしれない。
―終わり―
◆水タバコの店 「Sheesha Cafe (シーシャカフェ)伊勢佐木町」
住所:横浜市中区伊勢佐木町2-76キヨビル1F
電話番号:045-325-7233
営業時間:13:00~23:00(無休)
※20歳未満はご利用できません
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ダイアスパーさん
2012年10月09日 14時57分
このお店よく利用しています。とても気楽で楽しめるお店なのでお気に入りです。伊勢佐木の隠れた社交場ですね。