「キングの塔」神奈川県庁で結婚式ができる! 挙式の様子も一挙レポート!
ココがキニナル!
神奈川県庁で結婚式を挙げられると聞きましたどのようにしてできるのかもしくは実際に挙げられる方をレポートして下さい!!(黒霧島さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
県庁職員を含むカップルにより神奈川県庁で試行された。リーズナブルな人前式で個性的な挙式も可能
ライター:小方 サダオ
初施行された結婚式の様子とは(つづき)
3組目は洋装式による、新郎・鈴田(すずた)さんと新婦・児玉(こだま)さんだ。新婦は新進気鋭の画家。
新婦の描いた油絵の大作
数点におよぶ油絵の大作が、会場を囲む壁のように並ぶ。“廃品の中で物思いにふけるように寝ころぶ少年たち”という、個性的な深いテーマ性を感じるもの。こういった個性的な挙式ができるのも、人前式ならではのよさのひとつだ。
新郎新婦入場
指輪の交換
新婦のベールを上げる新郎
誓いのくちづけ
結婚誓約書への署名
立会人として署名をする黒岩知事
知事は「作品はすこし暗いイメージですが、作品内には明るい光が描かれていて希望を感じさせますね」とスピーチした。
色紙を披露する知事
全員での記念写真は2階席から撮影
式を終えて、黒岩知事は会場を見守っていた今回の提案の発案者である若手職員6人に、賛辞を送っていた。
「うまくいったね!」と発案者に喜びを伝える黒岩知事
若手職員の6人組。後列の右端が発案者の藤原さん
若手職員に聞くと「若手職員が頑張っている、エポックメーキングの一例として知事が認めてくれたのです」と喜びを語った。
取材を終えて
こういった県や区の文化的価値の高い建物での挙式サービスは他都市でも行われている。目黒区では2013(平成25)年9月から23区初のサービスとして、日本を代表する建築家の故村野藤吾(とうご)が設計した東京都目黒区総合庁舎を貸し出しはじめたという。
神奈川県庁舎は、目黒区総合庁舎のようなモダンなデザインとは対照的に歴史を感じさせる重厚さが特徴だが、今回の取材では「県庁から式装を身にまとって出てくる新郎新婦」の姿に、あまり違和感がなかったことが不思議だった。まるで市役所で婚姻届を出し、県庁でその確認のための式を挙げた、といった感じだった。
5月現在、3月22日に実施された挙式の反省点をあらいだし、申し込み方法などを夏ごろまでに決定するため準備中、とのこと。一般人の実施解禁が待たれる。
―終わり―
かにゃさん
2014年05月17日 21時24分
県庁舎という場所を本来の目的と違う利用方法に疑問を感じるのですが、みなさんはどうお考えですか?私の考え方が古臭いというか、ネガティブ思考ですかね?
ekkoさん
2014年05月15日 10時58分
あんな荘厳な県庁舎で結婚式があげられるなんてステキですね。一般試聴したいけど、日程の公表はないのでしょうか?