川崎の薬局から世界へ! 主婦の声から生まれたハンドクリーム「ユースキン」の誕生秘話を徹底取材!
ココがキニナル!
先日の朝日新聞にハンドクリームの「ユースキン」が紹介されてました。川崎駅前が発祥だというのがキニナル。私も使用させて頂いていて気に入っています(余こha真さん、SOVAKOさん)
はまれぽ調査結果!
1955年川崎に創業。その2年後に誕生し、口コミで全国に広まった「ユースキンA」は、いまや世界20ヶ国でも販売される超ロングセラー
ライター:菱沼 真理奈
5階建てのモダンでオシャレな本社社屋を見学
では、せっかくの機会なので、高橋さんにご案内いただきながら、ちょっとオシャレな本社社屋もご紹介させていただこう。
2012(平成24)年に竣工したモダンな外観の社屋。ウッドの日除けがアクセント
通りに面したショールームの窓際では、ユースキンのマスコット「ミッフィー」がお座りして街行く人たちにご挨拶。そう、オランダの絵本作家としてお馴染み、ディック・ブルーナ氏が描いたウサギの人気キャラクター「うさこちゃん」です!
あれ? 左側のミッフィーが何かを抱えてるようだが・・・?
近づいてみると、こんなお知らせが・・・さすが、地元密着の優しい会社ですね
ショールームの陳列ケースにずらりと並んだ、可愛いパッケージのミニサンプル
エントランスロビーには、ユースキンブランドの商品をスタイリッシュに陳列
同じくロビーの正面には、創業者・野渡良清氏の像が
3・4・5階のエレベーターは、ユースキンI・S・Aシリーズのテーマカラーに
ワンフロアに広がる開放的で明るい雰囲気のオフィス
商品開発や試験などを行う「研究ラボ」。立入禁止なので廊下の窓から撮影
一定の温度と湿度を保つ「恒温恒湿室(こうおんこうしつしつ)」。こちらも立入禁止
歴代の商品や記念品などがぎっしり並んだ陳列ケース
陳列ケースで、こんな面白い商品を発見(現在も販売中)。ちょっと欲しいかも?
最上階にある社員の皆さんの憩いスペース。窓の向こうはオシャレなウッドデッキに
休憩スペースからの眺望。周囲に高い建物がないので、見晴らしバツグン!
意外と簡単にできちゃう!? ハンドクリーム作りにチャレンジ
さらにこの後、高橋さんのご厚意で、乳化の様子がわかるハンドクリーム作りも体験させていただいた。
編集部・小島がハンドクリーム作りに挑戦。かなり真剣な表情・・・
ハンドクリームの基本は、手にも含まれている水分と油分を補うこと。
ということで、まずビーカーに水と油(乳化の様子が見やすいように青い着色料も加える)を入れて撹拌(かくはん)する。
そのままでは水と油は混ざらない(手に付けても馴染まない)ので、そこに乳化剤(界面活性剤/かいめんかっせいざい)を加えて、さらに3~4分ほど混ぜ続けると・・・
水と油は混ざらない(左)ので、乳化剤を加える
混ぜ続けると次第に白く固まってきて、トロリと美味しそう(?)なクリームが完成!
こちらのハンドクリーム作り体験は、川崎市内の小学校への出張授業「ユースキンの実験教室」のひとつとして、2014(平成26)年から実施しているそうだ。
「子どもたちが肌への正しい知識を身に付け、スキンケアに親しみが持てるように、さまざまな体験授業や自由研究のイベントなどを毎年行っています。小学校へ教えに行く当社の研究員も、好奇心旺盛な子どもたちと接するとモチベーションがアップすると、毎回楽しみにしているようです」と高橋さんもニッコリ。
地元・新城小学校への出張授業の様子
こうして、川崎で生まれ、地元の皆さんとともに成長を続けるユースキン製薬。人々の肌を守って長く愛される製品を作ることで、うるおいのある社会づくりに貢献する――その企業理念の実現に向けて、川崎から世界へと飛躍する同社に、今後も大きな期待を寄せたいと思う。
ミッフィーも川崎から世界を見ているようであった
お土産にユースキンAを頂戴しました。ありがとうございます!
取材を終えて
今回、取材班のライターとしてだけでなく、個人的なユーザーとしての質問にも一つひとつ丁寧に答えていただき、商品について語る高橋さんの表情も、実に嬉しそうでイキイキと輝いていたのが印象的であった。顧客に寄り添う優しい企業とは、すなわち社員にも優しく、自信とやりがいを持って働ける企業なのだと実感させられた。
一つひとつの質問に、熱心かつ丁寧に答えてくださった高橋さん
そして、商品の良さはもちろん、売る側も良い商品だから広めたいと思う熱意。その「良さ」と「思い」が口コミで人々へ伝わり、川崎から全国、世界へと広まった黄色いハンドクリーム。これまでずっと使っていた身近な商品に、そんな歴史と背景があったとは・・・ちょっとジーンと来るものがあった。
ユースキンに込められた「がんばる手にありがとう」の優しいメッセージに、こちらこそ感謝を込めてひと言。がんばる手をずっと守ってくれて、ありがとう!
男性の皆さんも自分の手をいたわってね!(同社ポスター広告)
―終わり―
ユースキン製薬株式会社ホームページ
http://www.yuskin.co.jp/
よこはまいちばんさん
2015年05月08日 11時55分
まだ手荒れが発生していない時点での予防として使うのであれば抵抗がないのですが、手荒れしている状態で使うには自分はどうしても「医薬品」を選択してしまいます。この商品は「医薬部外品」なのでコンビニやスーパーなどでも手軽に入手出来るけど、ヤッパリ効果を期待すると「医薬品」に自分は拘ってしまうな~!この商品やハンドクリームに限らない事ですが。
ホトリコさん
2015年05月07日 12時14分
川崎で製造業の仕事で潤滑油や切削油、それらの汚れを落とす研磨剤入り洗剤で指紋が無くなるくらい手荒れが酷かった時から、今では貧乏生活の弁当箱洗いで冬場の手荒れにしその葉入りのやつを使い続けています。
マッサンさん
2015年05月07日 10時56分
「ユースキンA」ウチの自慢の妻が愛用してます。広宣チームリーダーの方、かなり美人ですよね〜。ウチの自慢の妻といい勝負ですよ。でもアタマが良さそうだから負けたかもしれません…。社内は風通しがいい感じで清潔感を感じますね。(写真で見る限り) 現会長さんの「戦わざる者に勝利なし」の訓。ウチも似たようなのがあります。「働かざる者喰うべからず」。C.Cの「手荒れに悩む男性…云々…育児をする男性…増えたから」。コレは家事じゃないかな?