あの大谷翔平選手が参拝していた神社が旭区鶴ヶ峰に!? 噂の神社へ行ってみた
ココがキニナル!
メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が参拝していたと噂される神社が、旭区鶴ヶ峰にあるらしい! 噂の神社へ突撃!(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
2018年(平成30)年2月、あるテレビ番組で鶴ヶ峰のある神社がスポットを浴びた。
その神社は、現在MLB(メジャーリーグベースボール)のロサンゼルス・エンゼルスで活躍している、大谷翔平(おおたに・しょうへい)選手が、幼少期に参拝していたと言われる「鶴ヶ峯稲荷神社」だ。
いま、最もノリに乗っている野球選手と言っても過言ではない大谷選手。その恩恵に与るべく、鶴ヶ峯稲荷神社へ向かった。
鶴ヶ峯稲荷神社
鶴ヶ峯稲荷神社は、相鉄「鶴ヶ峰駅」から徒歩5分ほどの場所にある。鶴ヶ峯稲荷神社を管理している保土ヶ谷区の「星川杉山神社」へ問い合わせると、話題になったことで神社への行き方についての質問が増えているそう。なので、分かりやすい道順も合わせて紹介する。
鶴ヶ峰駅の北口を出ると
目の前に商店街
右折して鶴ヶ峰バスターミナル方面へ
2つ目の曲がり角を左折して
まっすぐ進むとバスターミナル入り口が見えてくる
バスターミナルを右手に住宅街を進むと
突き当りで左から道が合流してくる
道なりに真っ直ぐ進めば
鶴ヶ峯稲荷神社に到着!
社務所などはなく、自由参拝ができる社殿のみの小さな神社だが、帷子川(かたびらがわ)沿いに鎮座しており、緑が多く気持ちの良い場所だ。
この場所へ、本当に大谷選手が訪れていたのだろうか。
鶴ヶ峯稲荷神社運営委員会の佐藤進(さとう・すすむ)さんと、嶋﨑宣光(しまざき・のぶみつ)さんにお話をうかがった。
写真左より、佐藤さん、嶋﨑さん
佐藤さんによると、「大谷選手のお母さんが鶴ヶ峰で生まれ育った方で、ご実家に帰省されると大谷選手を連れて鶴ヶ峯神社へ参拝に来ていたと聞いています」とのこと。
鶴ヶ峰公園の一角に鎮座する神社は憩いの場だ
鶴ヶ峯神社は帷子川沿いを散歩している人が手を合わせたり、七五三や8月に行われる町内会のお祭りなど、年に数回ある特別な日に地元の方々が訪れているそうだ。
神社の脇からは公園が見える
鶴ヶ峰公園で遊んでいたママさんにお話をうかがうと、「えぇ! 大谷選手が来ていたんですか! いつもこの公園で遊んでいますが、その話は初めて聞きました」とかなり驚いた様子。
地元の方にもあまり知られてはいないようだ。
「神社が隣にあると守られている気がして安心して遊べます」
また聞くところによると、大谷選手の母方の祖父は地元・横浜で農業指導を行っているらしく、そこで大谷選手が自分の孫だという話をしたこともあるのだとか。
大谷選手のお母さんは学生時代にバドミントンでインターハイに出場した経験もあるそうで、スポーツマンの血を受け継いでいることもうかがえる。
もしかしたら、大谷選手のお母さんは昔からこの神社で手を合わせていたかもしれない。そう考えると、鶴ヶ峯稲荷神社は2人のスポーツ選手の勝利を見守り、世に送り出してきたことになる。
隠れたパワースポットか!?
「鶴ヶ峯稲荷神社は、1950(昭和25)年9月に横浜の中央卸売市場より神受(かんじゅ)されたと言われています。40年近く前はこの場所ではなく、今、川が流れている辺りにあったんですよ」と佐藤さん。
川の整備のため神社を移動したという
鶴ヶ峯稲荷神社は、社殿に神主さん1名、家族1組が入るといっぱいになるほど。七五三の祈祷も1日10組ほど限定で行われており、鶴ヶ峯稲荷神社と記されたお守りなどは元旦のみの用意となっているそうだ。
あくまでも、地域の方々の心の拠り所となる場所。メディアからの注目を受けて列を作るようなことも、今のところはない。
大谷選手は岩手県出身のイメージが強いが、鶴ヶ峰出身のお母さんの縁もあって、横浜の地に足を踏み入れていたのかもしれない。
世界で活躍する大谷選手のさらなる活躍を願う
ー終わりー
鶴ヶ峯稲荷神社
住所/旭区鶴ケ峰2丁目1−1
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