車内防犯カメラを初採用!相鉄・JR直通専用新型車両「12000系」が2019年春デビュー
ココがキニナル!
相模鉄道株式会社が、2019年春に相鉄・JR直通専用新型車両「12000」系を導入すると発表!どんな車両なの?(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
相模鉄道株式会社より、2019年春より相鉄・JR直通専用新型車両「12000系」の導入することが発表された。
「12000系」は、2018(平成30)年2月11日にデビューした「20000系」に続く新型車両で、2019年下期開業予定の相鉄・JR直通線で活躍することとなる。
先頭形状は、代表的な能面の1つである「獅子口」をイメージ
「獅子口(ししぐち)」は「石橋(しゃっきょう)」という能に用いられる能面で、相模鉄道によれば「架空の生き物である獅子は貫禄と尊厳を兼ね備えており、古来中国では文殊菩薩の乗り物としても知られています。車両開発のコンセプト『安全×安心×エレガント』にふさわしいとして、『獅子口』のイメージを採用しました」とのこと。
口を大きく開き、牙をむき出しているのが特徴
「20000系」と比べてみると、「目」にあたるライトの部分がつり目で内側に寄り、口を大きく開いた様子が再現されている。
写真右が相鉄・東急直通線車両「20000系」
安心・安全のコンセプトに基づいて「12000系」では、相鉄線で初めて「前方監視カメラ」と「車内防犯カメラ」を採用。防犯カメラは1車両につき4台設置する予定という。
車体はもちろん「YOKOHAMA NAVY BLUE」
内装は20000系の仕様を受け継いだデザインを採用。
明るいけれど汚れが目立ちにくいグレー色で統一(画像は20000系)
時間帯によって色調が変化する車内照明(画像は20000系)
全ての車両にベビーカー、車椅子用のフリースペースも設置し、一部優先席や一般席には利用者の意見を取り入れて改良した「ユニバーサルデザインシート」も導入する。
荷物棚をなくし足元に荷物を置ける仕様(画像は20000系)
20000系に引き続き、空気清浄機やドアの開閉を行う「個別ドアスイッチ」、強化ガラス製の仕切り板、相鉄線の特徴でもある「車内の鏡」を導入する。
2016年度グッドデザイン賞を受賞した「つり革」も採用(画像は20000系)
導入車両数は1編成(10両)、2019年度末までに全6編成(60両)の導入を目指す。
2019年下期開業予定の相鉄・JR直通線、2022年度下期開業予定の相鉄・東急直通線に向け、相鉄線西谷駅と羽沢横浜国大駅(仮称)間にできる連絡線や、東急東横線・目黒線日吉駅間の連絡線の工事も進められている。
神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線)完成路線図
ネイビーブルーをまとった新車両とともに、新たな路線の開業が実に待ち遠しい。
ー終わりー
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村人さん
2018年10月11日 00時20分
仮面ライダーみたいでカッコいい!
LA-CL3さん
2018年10月06日 13時22分
何で、こんなトヨタの車みたいな顔に・・・