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日吉にある店名のない怪しいお店はどんなとこ?

ココがキニナル!

日吉駅近くにある怪しいお店を調べてください。店名は無く、「スッポン・マムシ料理」と書いてあります。中の様子も見えず、コワくて入れません。どんなメニューがあるんでしょう?(ぴろさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

怪しい店の名は「鳥八」。メニューにはスッポンやマムシ、シマヘビ、クマといったスタミナ健康食があり、人情味あふれる女将さんが切り盛りしていた。

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ライター:クドー・シュンサク

スタミナメニューを実食(つづき)
 


まずはクマの唐揚げ(1000円)
 

そしてシマヘビの唐揚げ(1000円)


クマの唐揚げには、クマのアバラの肉を使用。これが驚くほどに美味。シマヘビの方は柔らかい肉の食感とコラーゲンのような舌触りの肉質の2層が味わえ、これまた美味。どちらも思ったほどクセはなく、この筋の料理初心者の方にもおすすめだ。
 


店の奥にはこのような逸品も


とにかく豪快で気さくな女将さん。シメる前のマムシが逃げそうになって捕まえるのが大変だったという話をはじめ、“マムシ漫談”もこの店の名物のようで、怪しい外観とは違った賑やかでアットホームな雰囲気もこの店の特徴のようだ。
また、表に出ていない暖簾については「別に出さなくてもいいかと思って」とのこと。それじゃあどこにも店名が出ないことに・・・豪快だ。

「せっかくだからうちの名物飲んでみたらどうよ?」
飾り気も嫌味もない女将さんの言葉にまたも気持ちよく誘われるまま、名物の「マル秘」という名前のドリンクを注文。
 


これが知る人ぞ知る「マル秘」1杯1500円


マル秘には何が入っているか女将さんに聞くと、「中国の薬用酒に、スッポンとマムシの生き血、それにマムシの生肉のすり身とスッポンの卵、あとはね、“マル秘”だからこれ以上は内緒」とのこと。とはいえ、挙げられたラインナップだけで充分にチカラがみなぎりそうである。

味はというと、ドローンとゾクーっとビシーっと奥まで染み渡り突き刺さるようなアルコールと、生マムシ&スッポン感。俗に言う“ビンビンくる感じ”である。

女将さんいわく、「風邪なんかひいたら、これ飲めば大体すぐ治るから薬も医者もいらないよ」とのこと。常連客の男性も、自分もそれで風邪は治すと深くうなずいていた。



ターゲットは女性! 女将さんに聞く

豪快かつ気さくで、そして人を惹き付ける独特な魅力を持つ女将の中尾節子さん。
 


女将として一人で店を切り盛りしている


こういった種類のスタミナ料理といえば男性の精力増強のためのものというのが一般的なイメージだが、女将さん自身が本当に広めたいのは、女性のための「美容食」としての効能であるという。

スッポンやマムシには、女性の身体にとって必要不可欠な栄養分が豊富にふくまれているという。たとえばスッポンには、血液の浄化を促す必須アミノ酸がすべて含まれているため、女性ならではの悩みに効果的だ。また他の動物に比べてリノール酸を多く含み、疲労回復やコレステロール低下に役立つ。鉄分も豊富で、貧血にも効く。マムシも同様に、アミノ酸を多く含む滋養強壮の食品として知られている。

身体の中から容姿に至るまでのすべてに役立つ食品として、一人でも多くの女性に試していただきたいと語ってくれた。

実際、客の多くは男性だが、女将さんの努力によって女性客も増えつつある。取材の当日に訪れていた女性客は、「このメニューでお店の人が男性だったら私も通いはしなかったかも。女将さんの人柄がいいから、女性は通いやすいですよ」と話す。一度お店を訪れると、女将の人柄に魅かれてリピート客になるケースが多いそうだ。

鳥八の歴史について尋ねると、ここ日吉で創業35年を迎えるそう。なかなか歴史のあるお店だ。もとよりスッポンやマムシを扱う店を営業したかった中尾さん夫婦だが、実は、はじめの3年間だけは焼鳥店として経営していたのだという。

5年前に他界した、先代でありご主人の中尾秀文さんが、最初からマムシやスッポンを扱う店だと客足がつかないのではと判断し、3年間は焼鳥を焼きながら、念願であったマムシ系の店へと変える準備を虎視眈々と進めていたのだという。

店名が「鳥八」という名前なのもそれが理由だ。縁起がよく、女将も縁があると感じていたという数字の「八」を組み合わせた。
 


先代である中尾秀文さん


秀文さんに先立たれた時、節子さんは55歳。店をたたむことを決意していたという。しかし、秀文さんの告別式の後、100人にも及ぶ参列者の方々への挨拶の際、店をたたむ報告をするはずが、何故か思いとは裏腹に「店は続けます」と口から言葉が出てしまった。

実のところ、当時はマムシに触ったこともなかった女将さんは、自分でも何を言っているのかわからなかったという。そしてその言葉を聞いた方々と店への愛着をもってくれている方々への気持ち、そして心半ばに先立たれたご主人を思い、一人修行を積み、現在も、怪しい風情ではあるが皆さんに愛されている鳥八を守り続けている。



取材を終えて

各界の著名人もお忍びで訪れる「鳥八」。現在は予約制での営業だ。急に思い立って来店したい時には、1本電話をいただけると料理を提供できるかどうかお知らせできるのでよろしく、とのこと。
日吉にある怪しいスタミナ料理の店。混じりっ気のない人情と、人それぞれに合った健康を支えるべく、おいしいメニューが皆さんをお待ちしています。


―終わり―


鳥八
住所/横浜市港北区日吉1-6-2
電話番号/045-561-6907
月曜日定休
※来店の際に要TEL
 

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