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横浜でビールと料理が絶品の「パブ」はどこにある?

ココがキニナル!

横浜初の歴史があるイングリッシュパブのお店を教えて!野毛の都橋交差点前「おさ坊」の上にあった「KEEL」がいつの間にか「SNUG」という店に。取材を。(ロイヤルさん)

はまれぽ調査結果!

30年前に横浜へパブ文化をもたらした「ザ・タバーン」、横浜出身の店主が国内修行・渡仏を経てオープンさせた「SNUG」の作り出す空間を一挙に紹介!

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ライター:高橋 寿あま

満を持してオープンした、こだわり息づくパブ



ところ変わって、野毛に密かに注目を集めているお店が。
 


桜木町駅から徒歩約5分。「
野毛ちかみち」南2B口が近い
 

野毛・都橋交差点のすぐ近くにある
 

パブ「SNUG(スナッグ)」

 
投稿によると、以前は別の飲食店が営業しており、こちらの開店は数年前からとのこと。
 


たしかに2009(平成21)年時点では別のお店(Googleストリートビューより)
 

いったいどのようなお店なのだろうか
 

壁のポスターが可愛くて、よそ見でよろけつつのぼる

 
扉を開いて、わあ・・・! という声が出た。
店内は、個人的な予想のどれとも違い、どれをもさらに上回る開放的な雰囲気。
 


ここがSNUG。風の抜ける穏やかな心地よさ
 

2階ならではの独特な浮遊感が新鮮

 
出店の経緯、このお店の持つ世界観に至るまでのお話を、店主・柴橋孝和(しばはし・たかかず)さんに聞いた。
 


横浜出身の柴橋さんが出店を志すまで

 
2013(平成25)年10月にオープンした「SNUG」。
18歳から料理の道へと進み、なかでも敬意を抱いていたフランス料理の世界へ。以降、蒲田の「シェ・マリオ」など複数のお店で修業を積み、もう日本へは帰らないという想いとともに渡仏。
 


いまも根底にあるのはフランス料理の道理

 
アジア圏・島国で育った自分と、フランスで出会った人々との間にある国民性の違いを、若くして痛感した。
帰国後も、その経験は胸に秘めつつ料理の道を走った。
 


日本で、パブの良さを知るきっかけとなる出会いが

 
お酒を好み、よく居酒屋などにも足を運んでいた柴橋さん。そこでアイルランド人たちと出会った。
「彼らの強く、自国への誇りを持ち、家族を大切にする国民性に親近感を覚えました。同時に彼らが愛するあたたかみを持ったパブ文化に触れはじめたんです」
 


どの村にもあり、老若男女の集うパブの距離感に魅力を感じた

 
地に根を張って生きていこうと、20年ぶりに横浜へ帰郷。妥協はせずに、頭に描いたコンセプトを煮詰めながら、3年ほど理想の店舗を探した。
 


遂に出会った、ここ野毛のスペース

 
前に営業していた「KEEL」の居抜きではなく、内覧時にはすべてが取り払われた状態だったそうだ。
 


内覧当時を収めた写真

 
こうしてまったく違う、新しい店舗が誕生した。
 


天井もうち抜き、圧迫感のない空間に

 
もうひとつ。実は、柴橋さんが「SNUG」出店前に働いていたのは「WIRED CAFE」などを運営するカフェ・カンパニー株式会社。
そのスピリットは“風景をつくる”こと。
 


柴橋さんも、とある「野毛の風景」を作った
 

それがこの時計

 
「野毛にないこと、ないものを作るというのもSNUGのコンセプトです。もちろん、新しいものだけが良いわけではありませんが、野毛の、横浜のランドマークのひとつになれればと」

「SNUG」は、心地よさ・安全な、といった状態をあらわすとともに“パブの奥にある隠れた個室”という意味を持つ。言葉の端々には、お店への信念と「野毛」への敬意を感じる。
 


そんなSNUGおすすめのドリンク・料理を紹介

 
看板でもあり、口コミ人気も高いのが「ギネスビール(800円)」。ギネス社が定めた基準をクリアし、ギネスビールを提供する優良店にも認定。
 


きめ細やかな泡にはクローバー模様が
 

ビールは樽詰。山岸も幸せそう
 

「噂のレモンサワー(600円)」

 
野毛という気さくな土地柄に似合うお酒も加えようと、考案されたのがこちら。
キンミヤ焼酎を冷やし、氷状に。レモンを絞り、トニックウォーターとソーダを加え、グラスのふちに塩を乗せて完成。新感覚でありながら、惚れこむ常連さんが多いのも納得。
 


桜チップで燻した「燻製 5点盛り(1000円)」
 

ギネスのお供に「フィッシュ&チップス(900円)」
 

ギネスで煮込んだ「ビーフ&ギネスシチュー(720円)」

 
「SNUGに来たらこれが食べられる」という安心感を目指し、定番メニュー中心の品ぞろえ。ギネスビールと料理を融合させた創作料理も楽しめる。
 


ギネスを練りこんだ自家製の「ギネスパン(200円)」

 
夜は「コスモクロック21」のライトアップを眺めつつ過ごせる穴場。
ひとりでも、女子だけでも、デートにもおすすめの空間がそこにはあった。



取材を終えて



出店の経緯を聞くことは、オーナーの半生を聞くことだ。
それ自体を語ることなどできないが、心地よい、いいお店だった。
2軒が横浜という地を選んでくれたことを、嬉しく思った。
 


是非足を運んでみてほしい!

 

―終わり―
 

店舗情報
ザ・タバーン
住所/神奈川県横浜市西区南幸2-14 西口明和ビル B1F
電話/045-322-9727
営業時間/(月~木)17:00~24:00、(金・土)17:00~翌2:00(日)12:00~24:00
定休日/無休
 
SNUG
住所/神奈川県横浜市中区野毛町1-14 2F
電話/045-241-4824
営業時間/16:00~24:00
定休日/月曜
 

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  • the TAVERNは本当の意味で本場の味でおいしいのだけど、ブレックファストが無いことだけが本当に残念…絶対本場の味で美味しいだろうに。めっちゃ本場ノリで話しかけてくる店長やイギリスの粋を感じさせる男らしくて豪華な壁面とか女性店員が謎の東洋人なところとか、もうおすすめだらけですよここ。

  • ザ・タバーン:英国風って言ったら失礼かも。まさにイギリスに居ますって感じが漂ってきます。SNUG:なにげにAKIRAが!!

  • 馬車道十番館の2階の英国風酒場も歴史がありそうに思っていたのですが、紹介頂いたお店のほうが英国的には老舗だったのですね。

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