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横浜駅、行列の立ち食いそば店「きそば鈴一」に突撃!

ココがキニナル!

横浜駅西口近くにある「きそば鈴一」はいつも道にあふれるほどお客さんでいっぱい。店の歴史と人気の理由を調査してください(chompooさん、イルカさん)

はまれぽ調査結果!

1971年創業のきそば鈴一が人気なのは「場所がいい、早い、安い、うまい、なつかしい」という5つの理由

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ライター:楪 ゆう子

安くて早くてうまいワケ(つづき)

 

のれんに向かって食べるのが基本形
 

立っているのがツライ人は片隅でしゃがんだり・・・
 

出してある簡易テーブルの上に置いて食べるのもよし。


さて、10数秒で供された天ぷらそばのお味は。
 


いただきます。七味ではなく一味なのも良い。
 

とにかくつゆがおいしい!

適温に調整されており、濃い色の見た目に反して、甘辛くあっさりと飲みやすい。これに、茹でそばならではの柔らかい麺と、重めに揚がったかき揚げが絶妙にマッチしている。

値段とクセになるこの味は、まさに昔ながらのキング・オブ・駅そば。

また、ご飯ものを求める客の要望に応える形で2015(平成27)年6月から登場した新メニューも侮れない。

毎朝、横浜市内のお寿司屋さんが握っている手作りのいなり寿司は、まろやかな酢飯と優しい甘さの揚げが、そばつゆの塩気にピッタリなのだ。
 


いなり寿司80円
 

現場マネージャーの川村さんによると、創業から変わらない鈴一のそばつゆのうまさの秘密は、業務提携している製麺加工販売会社シマダヤ製の辛めのたれを、鰹の風味豊かなだしで割っているところにある。
 


大鍋に作られたそばつゆ
 

だし取りには、血合い肉が多く独特の臭気を持つ「宗田節」を使用。味が濃厚で、色の濃いだしが得られるのが特徴だ。
 


カウンター奥の棚には削り節がどっさり
 

1日に使う削り節の量は、およそ5kg。前日の閉店前と午前5時30分から1日中沸かし続けており、常にできたてのだしを提供しているからこそ味わい深く、香ばしく甘みを感じる良い香りが路上に広がっていくのである。
 


宗田鰹の削り節
 

また、加熱調理せずに温めるだけでおいしく食べられる茹でそばと茹でうどんはともにシマダヤのもの。
 


シマダヤの藪そば
 

2015(平成27)年5月からはきしめんもラインアップ。うどん、きしめん共に麺はすべて「食塩不使用」でヘルシーなのにモチモチ感があっておいしい。
 


若者や女性に人気のきしめん280円
 

「かき揚げ」や「コロッケ」もシマダヤがそば専用に製造したもの。そばつゆに浸して丁度よい味になるよう工夫されており、コロッケも衣が溶けにくくなっているのだという。
 


コロッケそば360円
 

2015年6月からは食券売機を導入
  

調理はすべてパートさんの手に委ねられている。

取 材時は空いている時間帯だったので1人は休憩に入っていたが、基本は4人体制。10年以上のキャリアを持つ大ベテランもいるそう。20年前ほど前、ファストフード店に囲まれる以前は現在の倍以上の集客があり、パートさんもあの狭いカウンターの中で6人体制だったとのこと。

これだけの人数で、冬場はそばだけで1日1000杯を超えるオーダーをさばいているというからすごい!

この界わいは変動が激しく、1年も経たないうちに店の名前や商売が変わることもたびたびだ。交番ですら建て替えられたのに、同店だけはまったく変わらぬたたずまいを保っている。
 


交番も駅の改装と共にリニューアル
 

店長の水谷進さんに創業時のお話を伺った。

お店の天井が一段低くなってるのはどうしてですか?
 


「きそば鈴一」店長・水谷さん(66歳)
 

「店ができたのは45年前なんでね。あれは当時何もなくて、ビルに張り出した“軒下”を借りて店を始めた名残なんですよ」

「きそば鈴一」を運営する合資会社鈴一商事は、1950(昭和25)年の創業で、もともとは甘栗を販売していた。伊勢佐木町のイセザキ・モールで甘栗専門店「鈴一総本店」を運営していたが、2010(平成22)年に閉店。

現在は「きそば鈴一」のみとなった。
 


かつての鈴一総本店
 

シマダヤの全面バックアップを受けて「きそば鈴一」がオープンしたのは、1971(昭和46)年のこと。以来「安い、早い、うまい」というお店のコンセプトを変えずに続けてきた。

常連客は1日1食必ず食べに来るが、とくに夕方以降夜の時間帯は半分以上が顔みしりとのこと。

「今 来てくれている一番長い人は、小学校の塾帰りから立ち寄ってくれている30代後半のサラリーマンの方。中学、高校と通ってくれていた学生さんが、横浜で就 職してまた食べに来てくれるのがうれしいですね。大盛りはサービス価格でやらせてもらっているし、若い人にもどんどん食べに来てもらいたい」と水谷さん。
 


夕方から夜の時間帯に店に立つ水谷さん
 

立ち食いそばも、そこまで長いつきあいになればその味で育ったといっても過言ではなく、第二のおふくろの味だ。

一番の人気の秘密は、「なつかしさ」にあるのかもしれない。
 


すきっぱらを満たしてくれる温かな一杯が待っている
  

以上、「場所がいい、早い、安い、うまい、なつかしい」という5つの理由から客が絶えないことがわかった「きそば 鈴一」。

まだのれんをくぐったことがない人は、今日にでもぜひチャレンジしてほしい。

―終わり―

きそば鈴一

住所/横浜市西区南幸1-11-1
電話/非公開
営業時間/07:00~21:30
定休日/年中無休

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  • 久々に二回続けて行ったので記事があるかなと思って見つけました。時々、思い出したように寄ってしまう店ですが歴史を知ることが出来て嬉しかったです。いつも慌ただしく食べて、コップの水も飲めないままに立ち去る感じなので(笑)

  • 学生時代、相鉄横浜駅で駅務バイトしていた頃、鈴一さんで腹ごしらえしてからバイトに入ってました・・・あ、灣仔さんと同じだな(笑)

  • 学生時代の冬場の寒い日に暖を取るために食べて以来の大ファンです。社会人になってからは飲んだ後の定番だったり、つゆの香りに誘われてフラッと入ったりして味わっています。大人も子供も財布に優しくて美味しいお店にこれからも頑張ってほしいですね。

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