開港記念日を祝おう!「第32回 横浜開港祭」特集
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開港記念日を祝おう!6月8日(土)・9日(日)の2日間、臨港パークを中心に行われる「第32回 横浜開港祭」特集
ライター:はまれぽ編集部
今年の横浜開港祭は昨年に引き続き、<マリンコンテンツ><ランドコンテンツ><ステージコンテンツ>の3つのコンセプトで多くの市民が参画するイベント・ブースが盛り沢山!
開催場所は臨港パークを中心に、みなとみらい21地区、山下地区、新港地区など。横浜市民の方はもちろん、郊外にお住いの方もこの機会に足を運んでみてはいかがでしょう。
昨年の「第31回横浜開港祭」もレポートしてます。
「横浜開港祭2012」はどんな感じ?
かつての横浜港の様子1858(安政5)年に日米修好通商条約が結ばれ、神奈川湊(現在の神奈川区神奈川本町付近)に開港することが決定。
しかし当時の神奈川湊は東海道の宿場町として最大規模の都市。開港することによって、庶民が外国人と接することが多くなり、トラブルになることが予想できてしまう・・・。
そのため、幕府は急きょ当時貧しい小さな漁村であった「横浜村」を開港場として選びました。
諸外国からは「約束が違う!」と猛反発を買いましたが、幕府は「横浜村も神奈川湊の一部だ」と無茶な理屈を押し通し、半ば強制的に1859(安政5)年7月1日(旧暦の6月2日)横浜港が開港しました
横浜には開港に纏わる歴史に触れることができる貴重な資料館があります。開港祭と併せて足を運んでみては?
■ 横浜開港資料館旧館
もともと英国総領事館として、1931(昭和6)年に建てられたが、1972年に東京の英国大使館へ業務をすべて移管。1979年に横浜市が建物を買い取り、1981年に「横浜開港資料館」としてオープン。その後、2000年には横浜市指定文化財に指定されている。
■ 横浜市開港記念会館
横浜開港50周年の際、横浜市民からの寄付を募って「開港記念横浜会館」として1918(大正7)年に建設。
関東大震災で一部を除いて欠落してしまうが、1985(昭和60)年になって、創建時の設計図が発見されたことを契機にドーム復元の機運が高まり、復旧工事がスタート。1989(平成元年)に、大正時代そのままの姿に戻った。
【横浜の名建築】横浜市開港記念会館
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