伝説のジャンボパフェ「アンビリーバブル」なき今、横浜市内にジャンボパフェは存在するのか!?
ココがキニナル!
横浜市内でジャンボパフェがあるお店を調べて欲しいです。その中でも一番大きいパフェを実食してきてください!(はまれぽ初心者さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
高さ50cmのパフェを提供する「ル・カフェオークラ」と、アイスペールで作る「アイスペールパフェ」を提供する「イの一番屋」の2店舗をご紹介!
ライター:千葉 こころ
正真正銘「アイスペール」
完食できたことに軽く胸やけした胸をなでおろし、編集長・吉田に別れを告げようとした時、「余裕だったじゃ~ん。確か、センター北にもジャンボパフェを提供しているお店があるって言ってたよね?」
メガネの奥が怪しく光った。いやな予感・・・。
案の定、横浜市営地下鉄ブルーラインに押し込まれ、センター北駅へ連行された。
地鶏一番! 海鮮一番! 酒一番! パフェも一番!?
センター北駅から歩くこと5分。連れてこられたのは居酒屋「天下の台所 イの一番屋」。
オープンから3年を迎える同店は店内に「いけす」があり、新鮮な魚料理を提供する店として定評がある。
お造りのメニューが豊富。こっち食べたい・・・
店長の大住さん(残念ながら写真はNG!)は甘いものが苦手だというが、甘党だった前任の店長が、通常お酒の席で氷を入れる「アイスペール」を器にした「アイスペールパフェ(1029円)」を考案し、同店のオープンと同時にグランドメニュー入りしたという。
こうしてみると小さく見えるけど・・・
てんこ盛り!
そして重さは1キロ超え
前店と同様にメジャーと計量器で測定。高さはそれほどなく、アイスのてっぺんまでで16cm。しかし、奥行きも16cmある。
計量器に乗せると1150グラム! 1キロ超えである。
見るからに盛りだくさんなパフェの上層部は、バナナ、マロンケーキ2個、ポッキー2本に、巻きチョコも2本。イチゴ味・チョコ味・バナナ味の3種類のアイスが山のように盛られ、アイスの上にはチョコスプレーとキスチョコミックス、ミックスベリーがふんだんにかけられている。
見ただけでお腹いっぱい胸いっぱい・・・
この上層部は作り手によってアレンジが施され、日によってトッピングが変わるというお楽しみがあるらしい。来店するたびに、違う味を楽しめるようだ。
2回戦スタート!
今回は初っ端からアイス攻撃! 前店の経験を活かし、溶け始める前にアイスから攻める。
しかし、大量のチョコスプレーとキスチョコミックスがアイスの甘さと合わさって苦戦・・・。
そんな中、意外な救世主となったのがミックスベリー。甘酸っぱさが口の中の甘さをすこしやわらげてくれる。ときおりポッキーやマロンケーキで気分転換をしながら、少しずつ攻めていく。
ようやく次が見えてきた! と思ったのに。
アイスの下から出てきたのは、キャラメル味・カスタードプリン味・ブルーベリーチーズ味の3種類のアイス。また、アイス・・・。
居酒屋なのに・・・ビールのみたいよぉ
ビールに想いをはせながらアイスをゆっくり口に運ぶ。
・・・ん?
この三種のアイス、どれも珍しい味! 上層部のアイスに比べればもの珍しさで思いのほかスムーズに食べ進められた。
個人的にはブルーベリーチーズ味がおすすめ
とはいえ、1日2杯はかなりキツい
珍しい味のアイスの下には、丸々1本を使ったバナナとチョコレートシロップ。さらにその下はコーンフレークと生クリームが交互に重なり、4層の厚い層を作っている。しかもその層の間にはブルーベリーやマンゴーのフルーツソースがたっぷり絡められているのだ。
大量の生クリームとコーンフレークはかなりの強敵。サクサクと軽快な音とは裏腹に、スプーンを口に運ぶ動きは停止寸前・・・。
コーンフレークもチョコレート味
あと少し! 自分を励ましながらスプーンを進める。もう「甘い」という感覚が麻痺してきている。
サクサク・・・サクサク・・・コーンフレークをかむ音を機械的に発しながら無心で食べ続け、実食開始から30分。
なんとか全てを食べきることができた。
長くつらい道のりだった・・・
早速、空になったアイスペールの重さを量ると620グラム。最初の重さが1150グラムだったから、内容量は530グラムということになる。
アイスペールに重量があるため、内容量としてはあまり重たくないように感じるが、6種類のアイスと種類の豊富なトッピングは、容量以上の食べ応えがあった。
通常は数人のグループで分け合いながら食べることがほとんどだというが、まれにパフェを目当てに一人でくる方や、グループで人数分のパフェを頼む方(つまり、一人1個ずつ)もいらっしゃるとか。今後もニーズがあればさらに大きくなる可能性もゼロではないとのこと。
やっぱりみんなは別腹なの? デザートメニューも豊富
「居酒屋ではありますが、ジャンボパフェのみの注文でのご来店も大歓迎です!」と大住店長。
アイスが大好きな人にはたまらないであろうアイスペールパフェ。お酒が飲めなくても、このパフェがあれば盛り上がること間違いなし!?
取材を終えて
以前のような見た目のインパクトが強烈すぎるジャンボパフェではなかったが、一人やグループで食べきれるサイズのジャンボパフェを提供する2店舗。
食の大切さを意識しながらも、甘党の心をつかむジャンボパフェがいまどきなのかも知れないと感じた。とはいえ、千葉にとっては十分すぎるほどのジャンボサイズ。甘いもの嫌いの克服はできなかったが、完食できた自分に驚きの取材であった。
紹介した2店舗がはまれぽ調査では横浜市内最大のジャンボパフェとなったが、もっと大きなパフェをご存知の方はぜひご一報いただきたい!
―おわりー
ル・カフェオークラ
住所/横浜市西区南幸1-5 相鉄ジョイナスB1
電話番号/045-311-6568
営業時間/11:00~23:00(ラストオーダーは22:30)
定休日/相鉄ジョイナスに準ずる
天下の台所 イの一番屋
住所/横浜市都筑区中川中央1-39-7 マイキャッスルセンター北Ⅱ-B1F
電話番号/045-532-3150
営業時間/17:00~25:00
定休日/年中無休
よこはまいちばんさん
2014年07月30日 14時49分
最近はどこの店のパフェも「生クリーム」が、本来の乳脂肪主体のものでなく植物性油脂が主体のクリーム(ホイップクリームと称している)ばかりで残念。そもそも生クリーム苦手!なんて言っている人も、本当の生クリーム(乳脂肪)を食べた事がない人も多い筈。味もコクも全然別物! コストが高くて保存期間が短い乳脂肪生クリームをキチンと使って提供している店ってどこ? 今、自分が知っているのって1店しか無いよ!
吉閥さん
2014年03月30日 23時45分
近所にイの一番屋のようなお店があったとは。甘党としては、ぜひとも食べに行きたいです。
モアイさん
2014年03月30日 18時46分
横浜ロイヤルパークホテルB1F「カフェフローラ」のランドマークタワーパフェもかなり大きいですよ。花瓶?のような器で食べました。