中華街の絶品カレーが食べられる店「龍鳳酒家」、「メガ」を超える「エンペラーサイズ」を初公開。完食なるか?
ココがキニナル!
龍鳳酒家の「金曜ランチ気まぐれカレー」は「普通」「大盛り」「キング」だったはずだが4人前ほどある「メガ」出現!価格対比では一番の大盛りでは?「エンペラー」サイズを食ってきてください。(ushinさん)
はまれぽ調査結果!
お客さんの満腹を叶えるため、金曜限定カレーに新サイズ登場。今までの公式最大「キング」の約2倍の「エンペラー」をアノ男が約11分で完食!
ライター:高橋 寿あま
吉田、人類初の「エンペラー」挑戦者に
こら、34歳。顔を器に近づけて匂いをかがない!
いただきます!!!
「いや~俺いけちゃう気がするな~」と、吉田は上機嫌。
それもそのはず。
とてもおいしそう!
毎週メニューが変わる龍鳳酒家の「金曜日限定カレー」は、当日までカレーの名称、具材が極秘なのも特徴。今日ふるまってくださったのは「パイコーカレー」!
看板メニュー「パイコハン広東式(800円)」と同じ、柔らかなパイコー(骨付きスペアリブ)に、3日前から鶏ガラで煮込んだ特製のルー。
トマトと玉ねぎが溶け込んだ甘さに、枝豆やひよこ豆など数種類の豆によるコクが加わる。
高橋も、吉田の横で「普通」サイズのカレーをいただく。
油淋鶏(ユーリンチー)のカレー
こちらは油淋鶏ソースの酸味が効いており、まろやかながらもさっぱりとした新発見の味。
ここで梁瀬さんが小皿を一枚。
「骨付きスペアリブの骨は、こちらに“ペー”してくださいね♡」
あからさまにニヤける吉田。同性の高橋から見ても、梁瀬さんはとても魅力的!
ここで気がつく。今回、吉田が「お前が行け」ではなく
「俺が行く!」と手を挙げたのは
美人看板娘に会いたかったからでは・・・?
浮上した疑惑に思考が奪われているうちに、吉田は苦悶する様子もなく順調にカレーを食べ進める。
「俺、おいしいものは食べられちゃうんだよな~、いやあ本当に次々いけちゃうな~」
ほかにも到底文章には書き起こせない大人のジョークを交えつつ、エンペラーへの道のりを駆け抜けてゆく。
サービスでフカヒレのスープも出していただいた
中華街は、土日はもちろん、平日のランチタイムも激戦区。個性の強いメニューを模索し、まかないで作っていたカレーを日替わりランチとして組み込むことに。
そのきっかけをくれたのは「まかないメニューが食べてみたい」という常連さんの声だった。
梁瀬さんのインスタグラム(画像共有アプリケーション)より
店内のほか、FacebookをはじめとしたSNSもお客さんとの交流の場にしている龍鳳酒家。
来店する人の好みや希望を日頃から把握しているからこそ、愛されるメニューが数多く生まれてきた。
いまイチオシの「塩卵」もインスタグラムで拡散。話題に!
梁瀬さんは力強く語る。
「どんな料理も“味の満足度”はそれぞれの好みによります。でも“量の満足度”は、度合いこそ違っても明確な判断基準があるんです」
それは、お腹いっぱいになれるか、なれないか
“量の満足度”は必ず満たしてあげたい、という理由で「デカ盛り」は生まれた。そのきっかけもまた、常連さんの声だったのだ。
ここで、時々スプーンを止めながらも、弱音など吐かずおいしく食べ続けていた吉田がラストスパートをかける!
おいしかったスペアリブを最後に残す34歳
今の具合を聞いてみると「お腹いっぱいでは・・・ある。でも夜にこれがあるからって昼を抜いていて・・・昼にこの量は確かに多い。とにかくおいしいから、もう無理だ! という場面はなかったな~」とのこと。
まもなく、スプーンが最後の一口をすくった。
吉田、日替わりカレー「エンペラー」サイズ、11分35秒で完食!!
心なしか慈愛に満ちた表情で食べ終わった
「本当のエンペラーは、俺だ!」と吉田。
はまれぽ.comの編集長は、名実ともに皇帝となっても「俺すごいな~食べ切っちゃったよ~」と終始、軽かった。
しかしながら、完食は快挙ではないか。ちなみに女性客では「キング」サイズの完食が1人で、それが最高記録だという。
梁瀬さんは「食べ切れないだろうと思っていたのに・・・」と驚きを隠せない表情。「エンペラーサイズをメニューに追加しますか?」と伺うとちょっと考えこんでいた。
元々たくましい吉田のお腹は、完食後さらに丸々と。
赤いはまれぽジャンパーと相まって、リンゴのよう
ジョナゴールドかな?
高橋もおいしく「普通」サイズを完食しました
大満足の日替わりカレーは、全サイズ一律550円でいただくことができる。
「体もお財布も疲れてきたお客さんに、おいしくて安いランチを」と、毎週金曜日にほかでは食べられないカレーを生み続ける。
ひとつ、印象的だったエピソードを最後に紹介したい。カレーを食べ終え、ふと店内の照明が目に入った高橋。
「あ、あれナタデココみたいな形だな」
なんてことを考えつつ空を眺めていた、数秒間。
すかさず梁瀬さんが「大丈夫ですか? なにか虫とか飛んでます?」と声を掛けてくれた。
この何気ない気遣いに、龍鳳酒家が持つ魅力の源を見た気がした。
取材を終えて
気分はすっかりこの世の「エンペラー」な吉田は、満腹を抱えて散歩がてら夜の中華街へと繰り出した。
編集部・山岸おすすめの「横浜大飯店」にて
なんと杏仁ソフトクリーム(350円)を購入!
エンペラーサイズを食しつつも、その料理や食後のデザートまでおいしく楽しんだ吉田。
完食おめでとうございます!
自信のある猛者は“「エンペラー」サイズにしたい”と店員までお声掛けを、とのこと。なんだか満ち足りない金曜日には、龍鳳酒家を思い出してみてほしい。
―終わり―
龍鳳酒家
住所/横浜市中区山下町152
電話/050-5869-4328
営業時間/11:00~15:00、17:00~21:00
定休日/火曜
船長さん
2015年10月23日 17時45分
2時過ぎに行った時にランチの看板も出ていたので入ったら休みと言われました。2時迄だそうです。私が一人だったので面倒くさくて断れたのかしれませんが気を付けましょう
ushinさん
2015年10月16日 00時38分
突然メガとか出現するのでもしや?と思ったら、本当に出たのか!!取材ありがとうございます。自分もメガ4人衆の一人なわけか。しかし「大盛りは一日にして成らず」で、面白半分に注文して食べ残すような無礼だけは絶対にやめてほしい。自分も毎回キングを一粒残さず食べていて「こいつならもう少し食うかも?」と出してくれたのであって、しょっちゅう常連できれいに平らげていれば、お店も気分よく盛りもサービスになるってもんです。(なんか知らないけれど最近定食が通常価格のまま自動で特盛なんですけど・・・)
それいけ!ジャムパンマンさん
2015年10月15日 03時30分
カレーの美味い店と安くランチできる店は至高だ!最近新規開拓を怠っていつも同じ店に行ってたが、これは行かねば。