弘明寺で1000ベロに挑戦! 年末年始も飲めちゃうお店とは!?
ココがキニナル!
年末年始にさくっと飲めて1000円で酔えるお店はあるの?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
弘明寺で1000ベロツアーを敢行! 「弘明寺フライ」「弘明寺ホルモン」「がぶ」「越前屋田中酒店」で、1000円ぽっきり飲み!
ライター:はまれぽ編集部
がぶ
次の店は先ほどの「弘明寺ホルモン」のお向かいにある「がぶ」。この付近は1000ベロ密集地帯なので、アルコールが抜けないうちにはしごができて最高だ。無事にレポートができるかどうかは危ぶまれるが。
控えめな店構えが良店の気配
「せんべろセット」の文字を見つけ、早速入店!
店長から取材許可をいただいたところで、発注するのはもちろん「せんべろセット」。
お客さんの3~4割が頼むとか
ドリンク2杯におつまみ2品のせんべろセット。酩酊した頭で計算をしなくても済むということだ。これはいい。
頭脳労働から解放されたことで、アルコールがますますしみわたる・・・。
まずは本日初のビールをいただいちゃいまーす
セットで選べるのは200円以内のおつまみということだが、品数は豊富で目移りしてしまう。
メニューは日替わりで、取材日はこんな感じだった
「がぶ」の前の2店と同様、店内では地元の常連さんがジョッキを傾けている。おすすめのおつまみを教えてもらいながら飲んでいこう。
だしをたっぷり吸いこんだ牛すじ
店長の片川怜(かたがわ・りょう)さんは、九州出身で2016(平成28)年にこの店をオープン。メニューは仕入れによって毎日変わるが、馬刺しやおでんがやはり人気とのことだ。
お弁当屋さんだった店を改装してオープンした片川さん
店長とは「好みが全部合う」と話す常連の大藪(おおやぶ)さん(右)
「調子がいい時は毎日飲みに来る」と話す大藪さんは、「この店はお手製のしめさばが絶品。メニューにあったら絶対に頼んだほうがいいよ」とアドバイスをくれた。再訪の際には必ず口にしたいと思う。
1000ベロ枠からは外れるが絶品のしめさば(400円)
2杯目はハイボールを入れちゃいます!
常連との話も盛り上がり、弘明寺の魅力である下町の温かさが身に染みてくる。
同時に通算6杯目のジョッキも染みてくるわけだ。立ち飲みだからこそ血流がいい感じに酔いを回す。
ちょっと足にきたか?
・頼んだメニュー
生ビール 400円
ハイボール 400円
牛すじ 200円
くんせいポテサラ 200円
計1000円(せんべろセット)
越前屋田中酒店
1000ベロの夜はまだ終わらない。次なるお店を求め、弘明寺商店街を抜けて市営地下鉄ブルーラインの弘明寺駅方面へ向かう。
商店街は年越し準備万端だ
商店街のイルミネーションで「今日はクリスマス」と思い出してしまう
商店街から一本通りに入ったところにある「越前屋田中酒店」が本日最後の目的地だ。
創業120年の酒屋さん
正面入り口の脇、自販機の間に謎の入り口が
突撃しまーす!
こちら越前屋田中酒店は、店舗横に角打ち用のスペースを設け、酒屋ならではの品ぞろえでお酒をリーズナブルにいただくことができる。
3代目の田中庸三(たなか・ようぞう)さんがチョイスしたおつまみの数々
やっぱりまずはビール! 中瓶で340円、大瓶でも380円というコスパの良さに感動だ。
メニュー以外にも、酒店内のお酒を飲むこともできる
瓶ビールならではの味わいがたまらない
御年87歳になる店主・照知(てるとも)さんがおつまみを出してくださった
ここまでそれなりの量のお酒を飲んできているが、コスパ最強の角打ちを前にブレーキはぶっ壊れている。サワーを追加発注だ。
懐かしのこだまサワー(100円)と焼酎(120円)は別売り
3代目の庸三さんからお話をうかがうと、越前屋という名称からも分かる通り、元々は福井県がルーツにあり、戦前はしょう油などを醸造していたそう。
店頭での角打ちは戦後から始まり、30~40年ほど前に現在のスペースを作ったそうだ。
冷や奴やおでんもあるぞ
角打ちの雰囲気を味わうために、埼玉からわざわざ訪れるお客さんもいるらしい。自宅のような落ち着いた雰囲気の中で、思う存分飲むことができるのも魅力だ。
元日は休みだが、2日からは通常通り午前9時30分から営業する。閉店時間はお客さん次第で大体午後10時までだが、3日までは午後9時30分くらいには店じまいするそうだ。
缶の緑茶ハイも120円でいただける
歴史ある店舗は常連から愛されている
田中商店さんでは年明けにも改装を予定しているとか。角打ちで注文できるメニューなどを増やすために、バックヤードが広くなるらしい。これは再訪しなければ!
・頼んだメニュー
ビール中瓶 340円
こだまサワー(リンゴ) 100円
こだまサワー(レモン) 100円
焼酎(半) 120円 2杯
青豆 40円
ピーナッツ 40円
コマイ 80円
カワハギ 60円
計1000円
こちらも1000円をきっちり使い切り、本日の1000ベロは終了だ。
たっぷり飲めて大満足
4軒はしごして、使ったのは4000円のみ。そのコスパの良さは、この顔を見ていただければ分かるだろう。
取材を終えて
弘明寺周辺は1000円で飲める店がたくさんあった! ということで、勝手にはまれぽ公認1000ベロ町に認定します。
はまれぽ読者の皆様にも、ぜひ楽しく飲めるお店で年末年始を楽しんでいただきたい。
とはいえもちろん、飲みすぎにはご注意を。
今年もお疲れさまでした!
―終わり―
取材協力
弘明寺フライ YAWD
住所/神奈川県横浜市南区弘明寺町323
営業時間/午後3時~午前1時
定休日/不定休
弘明寺ホルモンYAWD
住所/神奈川県横浜市南区弘明寺町267
営業時間/午後3時~午前1時
定休日/不定休
がぶ
住所/神奈川県横浜市南区弘明寺町323
営業時間/午後4時~午前1時
定休日/不定休
越前屋田中酒店
住所/神奈川県横浜市南区中島町4-87
営業時間/午前9時30分~午後9時30分
定休日/水曜日
※年末年始の営業時間は異なる場合があります。
ホトリコさん
2018年01月04日 12時33分
角打ちだと寒い時期は特に、熱燗いきなり注文するのはオヤジ化した証なんですかね?