横浜に滝ってあるの?
ココがキニナル!
横浜に、滝ってあるんでしょうか?あるとすれば、この冬の時期は凍ったりしているのでしょうか?気になります。(ゆきむらさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
一般的にイメージされる豪快な「滝」は市内に存在しないが、人工の滝や天然の滝の名残が見られる場所はあった。ちなみに、どこも凍ってはいなかった。
ライター:クドー・シュンサク
戸塚区「まさかりが淵」
戸塚駅から国道1号線を進みに進んで戸塚署を曲がり、また進みに進んだ所でようやく「まさかりが淵」への案内板を発見。
戸塚区汲沢(ぐみざわ)にある“まさかりが淵”
ご対面
別アングル
見た感じその落差は3メートルちょっとといったところ。先ほど2ヵ所より水流は派手だが、近くを流れる河川「宇田川」の水流を整備して作られている「人口の滝」と呼ぶべきものだった。またここも氷結はしていなかった。
この地に昔から伝わる、滝の女神と「彦八」という木こりの物語からその名称が付けられたとされている「まさかりが淵」。現在は水流も形状も人の手により整備されたものとなっているせいか、水の透明度に関しては濁りが強く、綺麗な水とは呼び難いものだった。
旭区・白根不動尊の白糸の滝
横浜市内の滝調査、最後に向かったのは、相鉄線の鶴ヶ峰駅から10分強、住宅街を抜けた白根不動尊内にある白糸の滝。鳥居をくぐり少し歩くと、白糸の滝橋。その奥に白糸の滝があった。
白糸の滝橋
ご対面
接写
水流の勢いは、まさかりが渕より少々強め。氷結もしていない。その昔は湧き水によって水流していたが、今では上白根にある、ひかりヶ丘団地内の大池という池から引水しているようだ。水の透度は綺麗とも言えないが、濁っているとまではいかない程度だった。
幅は7m高さは3.2m
まとめ
今回は市内4ヵ所を回ったが、氷結した状態の滝を見ることはできなかった。滝の氷結基準は、水面の温度がマイナス10℃に至れば確実とされている。横浜市内の最低気温と照らし合わせても、氷結した状態を見るのはなかなか難しいのではないかと思われる。
また、今回取材に訪れた以外の滝についても、人口整備されたものや、水源が涸れて水流が弱まったものばかりのようで、一般的な“滝”を連想させる滝は、ほぼ無くなっている状態だと言える。以上が、横浜という都市における滝の現状であった。
-終わり-
おにぎりさん
2014年02月02日 00時14分
横浜市保土ケ谷区川島町の陣ゲ下渓流公園に、滝があるようですよ。浜レポでも紹介していますよ
ポスポスさん
2013年01月29日 12時13分
緑区の三保町にも「お滝様」と呼ばれる滝らしきものがあるようです。地主の方々で守られているようですよ。