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映画「死刑台のエレベーター」のロケ地が横浜と川崎なのはなぜ?

ココがキニナル!

2010年10月に公開された映画「死刑台のエレベーター」の舞台は横浜のようですが、どこでロケをやっていたのですか?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

レトロな街並みと工業的な風景が入り混じった、横浜と川崎が主なロケ地。緒方明監督と緒方組のメンバーがつくりあげた架空の横浜を楽しみたくなる作品

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ライター:桐生 由美子

無機質な風景を求めてロケ地は川崎へ



「死刑台のエレベーター」を観ていると、工業的な風景も多く使われていることに気付く。場所は川崎だ。

時籐を探し続ける芽衣子がひと休みしつつ、夜の海を眺めていたのは東扇島東公園。ベンチに座っていた芽衣子がまた歩き出すシーンは、時籐への深い思いを感じさせられた。

映画の最初に時籐が登場する、オープンカーを駐車して芽衣子に電話している場所も川崎にある埠頭だ。撮影に行きたかったが、一般の人は入れないということなので断念。

警官の赤城(玉山鉄二)がヤクザに拳銃を奪われたところに、偶然遭遇した恋人の美加代。この撮影は、なんと川崎市役所で行われた。ここから赤城と美加代は、奪われた拳銃を取り返すためにヤクザのボスを追跡する。
 


ピュアで無邪気な美加代の行動に癒されるシーンも多い
(C)2010「死刑台のエレベーター」製作委員会
 

美加代が赤城を介抱するシーンは、なんと川崎市役所の敷地内〈MAP⑦〉
 

ケガした赤城を介抱する美加代がかわいらしかった


川崎市には緒方監督が教授を務める、日本で唯一の映画の単科大学である「日本映画大学」がある。そして4つのシネコンや映像ホールをもつ公共施設、多くの映像スタジオもあり、市内各所で映画やテレビ、CMなどのロケが行われている。

また、映画制作のうえでチームがとても苦労するロケハン(ロケ地を探すこと)の支援も行っている。「NPO法人かわさきMOVEARTOO(オーエン)隊」が窓口となり、川崎市内のロケ地探しから、エキストラやボランティアの手配などを手伝う活動をしている。
 


阿部寛が閉じ込められたエレベーターは川崎のスタジオにセットを組んで撮影
(C)2010「死刑台のエレ ベーター」製作委員会

「ロケに使いたい場所がロケをやりやすい場所とは限らない。そういう意味では、協力してくれるところがあるのはありがたいですね」と緒方監督もいう。
 


緒方監督が思う横浜の魅力



インタビューの最後に、緒方監督に横浜の魅力を聞いてみた。
「僕が映画をつくるときは“街”をしっかり映したいと思います。好きな街は、古いものと、今まさに新しく変わりつつある街、とか・・・。死刑台のエレベーターのロケハンのときは、ちょうどみなとみらいが完成してきた頃。ああ、みなとみらいのあたりはこんなふうに変わってきたのかと思いながら歩いていました。でもまだ古い街並みも残っていて、新しい街と共存している。それが横浜の魅力かもしれないですね」。
 


街の変化の話をしながら窓の外の風景に目をやる緒方監督
 

ロケ地MAP
(Googleマップより/クリックして拡大)

というわけで最後にひとつ、下記のロケ地をぜひ探してみて!

一晩閉じ込められたエレベーターからやっと出られた時籐。芽衣子への思い、社長殺害というとんでもないことを実行してしまったことへの不安感・・・。エレベーターという狭い空間の中で冷静さを取り戻し、自分のしてしまったことへの後悔の念が頭の中を埋め始めている。
そんな思いを胸に呆然と歩いているシーンでは、遠くに見える横浜の街が、遠い過去の風景にも見える。
 


ヒントは遠くに見えるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの角度

 


取材を終えて



緒方監督の全面協力で実現した「死刑台のエレベーター」ロケ地めぐり。取材の前にDVDを借りて観返し、緒方監督と話をした後にロケ地をめぐったら、もう一度DVDが観たくなった。
観れば観るほど楽しさが増していったことはいうまでもない。

また、緒方監督は現在「道を歩けば」という映画を制作中。この映画も横浜や川崎でのロケが満載。
 


休憩中の緒方組
 

緒方監督いわく「公開はまだ未定」とのことだが、劇場で観られる日が楽しみでならない。
 

―終わり―
 

【協力】
横浜ベイホテル東急
住所/横浜市西区みなとみらい2-3-7
TEL/045-682-2222

MINTON HOUSE
住所/横浜市中区山下町276 浜田ビル1F
TEL/045-662-2586(日~木17:00~24:00・金土~翌2:00・昼は不定期でオープン)

NPO法人かわさきMOVEARTOO(オーエン)隊
http://www.move-art.net/index.html
 

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  • 露骨な提灯記事

  • 最後のロケ地の写真はホートサイド公園の最も市場よりに立って、みなとみらい方向を望んだ景色ですね。目の前を横切るのが貨物線、頭上の高架は市場への専用道路です。

  • 最後の写真「ヒントは遠くに見えるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの角度」に写っている線路は貨物線ですが、横浜セントラルタウンフェスティバルY154の特別列車が通る線路で、この場所は特別列車の激写スポットだったと思います。

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