男子もOK! 横浜赤レンガ倉庫「ラーメン女子博」の様子をレポート!
ココがキニナル!
横浜赤レンガ倉庫で行われている「ラーメン女子博」。今年はどんな感じ?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
元横浜DeNAベイスターズの小林公太さんの「夢を語れ」や静岡県内6店舗合同のラーメン店がイベント限定で出店するなど、12店舗の味を楽しめる
ライター:はまれぽ編集部
元ベイ戦士のラーメンも!
神奈川県内をはじめ、全国から選りすぐった12店舗が集結した「ラーメン女子博‘17-Ramen girls Festival-」が2017(平成29)年3月16日(木)から横浜赤レンガ倉庫で始まった。
「女子博」と銘打っているが、男性も含めて入場無料(ラーメンは1杯一律900円、トッピング別途)で、3月20日(月・祝)まで会場限定メニューなども楽しめる。
女子だけでなく男性を含め、幅広い層に人気のイベント
3年連続3回目の開催となった今回は、横浜市青葉区の人気ラーメン店「雅楽(がらく)」と、その弟子にあたる東京都中央区京橋の「ど・みそ」によるコラボや、静岡県内のラーメン店6店舗からなる「チーム静岡」がイベント限定で出店。
そのほか「煮干し中華そば 一燈(いっとう、東京・新小岩)」や「久留米ラーメン 清陽軒(せいようけん、福岡・久留米)」、「ラーメン風林火山(山形・鶴岡)」などといった具合に全国津々浦々の人気店が集まった。
平日午後3時前にもかかわらず、ところどころで行列が
同イベントプロデューサーで、年間600杯のラーメンを食べ歩く森本聡子(もりもと・さとこ)さんによると、「今回は女子っぽいおしゃれなラーメンより『女子もこういうガッツリしたラーメンが食べたいんだ』というお店も多いので、男性も一緒に来やすいと思う」と話してくれた。
「男性もウエルカムです!」と森本さん
「ガッツリ系も多い」という森本さんの言葉を代表するのが、イベント限定で提供している「夢を語れ 東京(東京・白山)」の「夢の汁なしガッツリラーメン」。
うん! ガッツリ!!
実は、同店の店主は2009(平成21)年のドラフト会議で横浜ベイスターズ(当時)に育成枠で指名された小林公太(こばやし・こうた)さん。
今や球界を代表する打者に成長した筒香嘉智(つつごう・よしとも)選手、安斉雄虎(あんざい・たけとら)さん・眞下貴之(まっか・たかゆき)さんと同期で、2012(平成24)年までプレー。
同年に戦力外通告を受けた後、メジャーリーグ傘下の「アリゾナリーグ・インディアンス」に所属するも、2013(平成25)年に退団してアメリカ・ボストンのラーメン店で修業したという。
「筒香は光、僕は影ですから」と小林さん
小林さんのお店は客がラーメンを食べた後に自分の夢を語るという、日本では全くと言っていいほどなじみがないスタイルで、ボストンの修行先から取り入れた。
ただ店にはその夢を聞いた人が、それを応援するための募金箱を設置。夢を語った高校生や大学生といった若い世代のラーメン代を「建て替える」システムになっている。店を白山に構えたのも、近くに日本の最高学府である東京大学があることが大きな理由だという。
「日本の将来を担う学生を応援したい」と小林さん(フリー素材より)
「今の夢は?」との問いに、小林さんは「夢を語りたくなる空間を作り、夢を語るという習慣を日本に根付かせることですね」と話してくれた。
ボストンから駆け付けた師匠の西岡津世志(にしおか・つよし)さんとともに
取材を終えて
「筒香は光、僕は影」と言いながら、夢を語る小林さんの笑顔は、まぶしいくらいに光り輝いていた。
会場限定のラーメンも含め、それぞれの作り手の夢が詰まった一杯を食べに、会場に足を運んでみてはいかがですか?
―終わり―
ラーメン女子博 '17 -Ramen girls Festival-
期間/2016年3月16日(木)~20日(月・祝)
時間/11:00~21:00(ラストオーダー20:30)
入場料/無料
飲食券/ラーメン1杯900円(ドリンク、トッピング別途)
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